コラーゲン

ちょっと前にコラーゲンの不足が抜け毛、白髪の原因になっているとアメリカの科学誌「サイエンス」で発表されましたね。

これまで薄毛や白髪は老化によるもので、臓器の機能が低下するのも老化現象というくくりで捉えられていましたよね。

これは早い話、はっきりと原因が分かっていなかっただけで、細胞が老化によってどのように変化するのかを解明するのは困難と考えられていたといいます。

それが今回のコラーゲンと髪の関連性が解明されたことで、髪の悩みを解消する一つの大きなステップになったのでしょう。

ただ、薄毛に悩む人にとっては注目すべき情報でしたが、コラーゲンが何故抜け毛と関係があるのかが情報不足になっているようです。

髪が気になる私も気になってコラーゲンと髪の関係について調べてみました。

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コラーゲンでは29種類もある

コラーゲンといえば美肌に良いとばかりに多くの女性が積極的に摂っている成分ですが、一口にコラーゲンといってもいくつかの種類があり、その数何と29種類。

その中でコラーゲンの代表格というのが

「Ⅰ型コラーゲン」
「Ⅱ型コラーゲン」
「Ⅲ型コラーゲン」

中でもⅠ型コラーゲンは人の体内に最も多いコラーゲンで皮膚のコラーゲンの90%を占めると言われています。

さらにその中でも薄毛に深い関わりがあるというのが「17型コラーゲン」です。

17型コラーゲンの不足が薄毛の原因

発表によるとコラーゲンの中でも17型コラーゲンが不足すると白髪の原因になるとされていますが、その前に毛が成長する仕組みを理解する必要があります。

髪の毛が生える仕組みでも解説していますが、髪は頭皮の毛細血管より毛乳頭へ栄養分が供給され、毛母細胞が分裂することで成長します。

さらにバルジ領域を刺激すると発毛するらしいで書かれているように、毛母細胞を作り出す発毛因子がバルジ領域にある幹細胞ということが分かっています。

つまりバルジ領域が元気だと毛母細胞の細胞分裂も活発になるため髪の成長を促すのです。

17型コラーゲンはバルジ領域にある「毛法幹細胞」に存在し、その隣には髪の色を黒くさせる色素幹細胞があることから抜け毛と白髪を抑制すると考えられています。

20~30代という若年層にもかかわらず薄毛や白髪が多い要因の一つは17型コラーゲンの不足によるものと考えられています。

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17型コラーゲンは加齢により減少する

加齢によるコラーゲンの不足

これまでの研究によると、男性でも女性でも多くは年齢を重ねるごとに薄くなったり白髪が増えてしまうのは、バルジ領域の働きが鈍ってしまうためで、これも元はといえば17型コラーゲンの減少ということになります。

誰でも加齢により体内の臓器や血管、脳の働きが衰えますが、17型コラーゲンの生成も例外ではなく年齢とともに減少していきます。

したがって17型コラーゲンの減少をいかに抑えるか、あるいは人工的に増やすかが薄毛解消のカギになることが分かりますよね。

17型コラーゲンの減少を抑えるには良質なたんぱく質を摂ること

17型コラーゲンをはじめとしたコラーゲンは頭皮に塗ったり食べたとしてもあまり意味が無いといいます。

これはコラーゲン自体が分子が大きいために皮膚に塗っても浸透することが無いのと、食べても普通のたんぱく質として消化されてしまうからです。

つまり17型コラーゲンは人工的に増やすことが出来ないのです。

なので17型コラーゲンはどうしたら減少を抑えるかにかかっています。

研究によれば「17型コラーゲンを減らさないような治療薬を開発中」に留まっているようです。

結局薄毛が解消する決定的な治療法はまだまだ先ということですね。