薄いつむじ

頭皮

頭皮の湿疹がなかなか治らない事ってあります。

市販の頭皮湿疹用薬を塗ってもなぜか治らない、そんな時は別に原因があるのかもしれません。

市販薬はお医者さんの薬に比べて、効き目は穏やかに出来ています。

しかも、頭皮湿疹にも種類がいろいろあり、全く効果はない薬を塗り続けても治ることはありません。

自分はどのタイプの頭皮湿疹なのかを見極めて、その対処法を考えていきましょう。

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脂漏性皮膚炎だった場合

フケ

皮脂が過剰に分泌されることによって起こる脂漏性皮膚炎だった場合、頭頂部にフケが多く出てくるのが特徴です。

マラセチア菌と言うカビの一種で、放置しておいても治りにくいのです。

決して頭にだけいるカビ菌ではなく、体中いたるところいる菌です。

このマセラチア菌のせいで頭皮が炎症を起こし、どんどん荒れてしまいます。

痒いからかくを繰り返していると自然に治ることは難しいです。

対処法としては、お医者さんに行ってステロイド剤を処方してもらうと良いのですが、ステロイド剤にはどうしても副作用が出てしまいます。

ステロイド剤

長期間の使用はオススメ出来ません。

おそらくステロイド剤と同時に抗ヒスタミン剤も処方されるはずです。

抗ヒスタミン剤はアレルギーの症状を抑える物で、花粉症喉にも効果があります。

即効性のあるステロイド剤を使いながら長期的に服用する抗ヒスタミン剤を服用して、お医者さんの指示通りにしましょう。

接触性皮膚炎だった場合

名前だけを聞くと、なんかすごい病気のような気がしますが、実はシャンプーやコンディショナーが合ってないだけだったりします。

私もなったことがあるのですが痛痒いんですよね。

決して安いシャンプーを使ったわけではなく、たまたま頭皮に合わなかっただけだと思います。

シャンプー

シャンプーの安い高いは関係ないのでしょう。

そのうち頭皮も慣れて治るかと思っていましたが、使っているうちは全く治る気配もなく、結局シャンプーを変えるはめになりました。

乾燥していたり、その時の頭皮のコンディションにもよりますが、頭皮に合わないシャンプーは速攻で使用を中止し、皮膚科医が勧めるシャンプーやオーガニック系のシャンプーに切り替えましょう。

シャンプーを変えたらすぐに良くなりました。

もったいないからと使い続けるのは、頭皮に負担をかけてしまいます。

捨てるのも惜しいので風呂掃除などに使用するとバスタブがピカピカになりますよ。

当ブログでおススメしている.N (ドットエヌ) ボリュームアップシャンプー&トリートメントならオーガニック系のシャンプーなのであなたの頭皮に合うかもしれませんよ♪

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皮脂欠乏性湿疹だった場合

皮脂欠乏性湿疹
脂漏性皮膚炎なんて物があったのに今度は皮脂欠乏か!?とビックリするかもしれませんが、人それぞれ症状が違います。

この皮脂欠乏性湿疹 は、基本的には皮脂の分泌が少なくなる高齢者に多く見られる湿疹です。

皮膚を乾燥から守るために必要な皮脂がありますが、どうしても年を取ってくると自分で皮脂を分泌してくれる機能が低下してきます。

手足、背中など乾燥して痒くて寝られないなども、その症状の1つです。

当然頭皮も皮膚の一部ですから乾燥してしまいます。

特に冬場は乾燥しやすく体以外にも頭皮も痒くてたまらなくなってしまいます。

痒くなるだけなら良いのですが、かくことにより粉をふいたようなフケが出て、掻き壊すことにより炎症が起きて湿疹が出てきます。

結局マメに保湿をすることにより改善はしていくのですが、手足、背中ならばボディクリームで対処できると思います。

しかし、さすがに頭にボディクリームを塗るわけにはいきませんね。

ではミスト状のものを使い、頭に常に水を吹きかけていれば潤いが持続するから良いのかと思えば、逆に蒸発する時にもっと乾燥を招きます。

お医者さんに行くことで保湿剤を処方してくれますので、保湿剤を使いつつ頭皮の乾燥を防ぐために、何度も何度も頭を洗いすぎないようにしたり、寒いからと熱めのシャワーで頭を流すことは止めましょう。

せっかく必要な皮脂も熱いお湯で流れ落ちてしまいます。

高齢者にとって温めのシャワーは寒くてたまらないとは思いますが、ちょっとだけ我慢して湯船に浸かりましょう。

まとめ

頭皮湿疹でもシャンプーを変えるだけで簡単に治るものや、放置しておくと全く治らないもの、保湿剤が必要なものなど、いろいろ湿疹の種類がありました。

自分で見極めるのが難しい場合はやはり一度お医者さんにかかって、適切なアドバイスを頂いた方が治りも早いですし、安心も出来ますよ。

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