産後の抜け毛

赤ちゃんが生まれるととっても嬉しいですよね。

まだ慣れないお世話にオムツ替え色々大変なことはありますが、それも幸せのひとつです。

しかし産後になぜ髪の毛がごっそりと抜けてしまうのでしょうか?

まさか赤ちゃんのお世話のストレスのせいなのでしょうか。

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エストロゲンとプロゲステロンの役割

魅力的な女性

女性はエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが交互に働くことで毎日の健康を保っています。

このエストロゲンと言うホルモンは、だいたい9歳頃から、卵巣で分泌し始め、女性らしい丸みをおびた体作りをするホルモンです。

もう少し大きくなると、胸が成長したり子宮や膣の発育をし、12歳前後になると、分泌量が増えて生理が始まります。

閉経まで、生理周期ごとにエストロゲンの分泌量の増減を繰り返していくのが特徴です。

一方妊娠の成立と継続に絶対なくてはならないものが女性ホルモンがプロゲステロンです。
妊娠の継続を助ける働きもしてくれます。

女性なら経験があるとは思いますが、生理前など体がむくんだり、お腹がすいたり、眠くなったり、胸が張ったりなど症状が出るこがあります。

妊娠中の女性

あまり嬉しくはない症状ですが妊娠中の女性の健康を守ってくれる大切なホルモンです。

エストロゲンは妊娠中に増えていき、お腹の中の赤ちゃんを守るために一生懸命様々働いてくれます。

しかし、出産が終わるとエストロゲンは徐々に少なくなるのではなく、すぐに通常の量に戻ってしまいます。

エストロゲンには髪の毛を成長をさせる効果や髪の毛の成長期間を持続させる効果、髪の毛のツヤやハリを向上させる効果があるため、突然通常に戻られてしまうと、当然エストロゲンは普通に働き始めるので、今までフサフサしていた髪の毛が急に抜け始めたりします。

いつになったら抜け毛が落ち着くの?こののままハゲる?

抜け毛

エストロゲンには髪の毛を成長を促す効果などがあることがわかりました。

そのひとつとして妊娠中は毛を育て妊娠中に毛が濃くなることがあります。

特に赤ちゃんがいるお腹の周りはお腹周りは沢山毛が生えてきます。
お腹の赤ちゃんを守ろうとする、女性の特有の機能なのです。

ではお腹周りのボーボーの毛はいつ抜け落ちてくれるのでしょうか気になるものです。

エストロゲン自体は出産を終えると急激に減少していくので、嬉しくなるぐらい抜け落ちてきてくれるとよいのですが…。

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抜け毛にも個人差はあるものの…

個人差

抜け毛が始まるには個人差がありますが、だいたい2ヶ月~3ヶ月ほどで抜け始めます。

なので今日出産終えてすぐに抜け始めることはありえないので、心配しなくても大丈夫です。

そして抜け毛のピークはおおよそ6ヶ月すぎ頃を目安としてみてください。

1年ぐらいは猶予ありますので6ヶ月過ぎても抜けないなんて心配しいでください。

ナプキン

だいたい6ヶ月ごろを過ぎると生理が始まります。

生理が始まると出産前のホルモンバランスに戻りつつありますので、お腹周りのボーボーだった毛が始めますよ。

髪の毛まで抜けてきたんだけど…

脱毛して落ち込んでいる女性

お腹周りのボーボーの毛は抜けてくれるのは嬉しいのですが、髪の毛まで薄くなって抜けてしまうとちょっと心配になってきます。

エストロゲンのホルモンによってしばらくすると回復がするとは思うのですがやはり、慣れない育児でストレスなどがたまり、ついでに旦那さんが協力的でないとストレスマックスとなってしまいます。

出産で太ってしまった体を元に戻そうと、無理なダイエットをしてしまうと、母乳に栄養をとられてしまい髪の毛まで回ってきません。

赤ちゃんはお人形のように、よく寝てしっかり食べてくれるものだと思っていましたが、そういうものでもありませんでした。

とにかく食べれる時に栄養のあるものを食べて、無理なダイエットはしばらく中止し、リフレッシュをオススメします。

しかし1人の時とは違って赤ちゃん連れのリフレッシュとはなかなか大変なもので、社交的なお母さんであれば育児会などに参加したり、ちょっと内気なお母さんであれば実家1ヶ月ほど帰省するという手もあります。

孫は可愛いもので、一生懸命面倒を見てくれる上に栄養のあるものご飯まで出してくれます。

まとめ

産後の抜け毛は個人差がありますが、1度ボーボーに生えたからといって一生ボーボーのままではありません。

生理が始まればホルモンバランスは以前のように元通りになるので、それまでは心配をせずに我慢して待ちましょう。

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