シャンプー選びの基準

シャンプー選びの基準

毎日のヘアケアに欠かせないものといえばシャンプーやリンス、コンディショナーですが、中でも頭皮や髪の汚れを奇麗に落とすシャンプー選びは慎重にしたいものですよね。

ほとんどの人はテレビCMなどのイメージで判断して選んでいるようですが、薄毛に悩んでいる人にとっては逆効果になってしまうこともあるので注意が必要といわれています。

ところが薬局なんかに行っても棚に幾つものシャンプーが並んでいて、有名なシャンプーもあれば聞いたことのないシャンプーが所狭しと選んでもらうのを待っているのを見ると、いったいどうやって選ぶのか非常に難しいものがあります。

しかも、今はシャンプーの前後にクリームやエッセンス、パック、シャンプー後、寝る前に付けるものなど、これらを考えるだけでいったい薄毛を改善するには何を選んだらいいのかさえ分からなくなります。

しかし、薄毛を改善するのに最も基本的なことは、頭皮や髪に良いとされるシャンプー選びで、その基準を明確にした方が選びやすいですよね。

そこで市販されているシャンプー選びでどこを基準にしたらいいのか調べてみました。

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健康な頭皮にしたいのなら弱酸性のシャンプー

頭皮は健康な状態の時は微酸性から弱酸性とされているので、シャンプー剤も同じく微酸性から弱酸性が髪や頭皮が最も健康になるといいます。

微酸性から弱酸性というとPH値でいえば4.5~6.0ということになります。

ちなみにPH(ペーハー)とは溶液の酸性・アルカリ性を示すときに用いられる指標で、PH値の7.0は中性、7~0までの数字が小さくなるほど酸性度が強く、7~14までの数字が大きくなるほどアルカリ制度が強いといいます。

薄毛の改善のためにはPH値4.5~6.0の状態の頭皮が最も健康で効果も期待できると言われています。

まずは弱酸性のシャンプーを選ぶようにした方が良いでしょう。

シャンプーの洗浄度は自分で判断する

現在トニックシャンプーなど洗浄力を前面に出したシャンプーや、毛穴が詰まる心配のないノンシリコン系シャンプーが人気のようですが、そもそも毛穴の内部まできれいにし過ぎて炎症を起こすこともあることから、洗浄力の強いシャンプーは控えたほうがいいという意見もあります。

参考記事:ノンシリコンシャンプーのメリットとデメリット
     リンスやトリートメントの仕方によっては髪に悪影響を与える?

昔も今もさまざまな意見がありどれがいいのかコロコロと変わる世の中ですから、結局は自分が使っているシャンプーがどのくらいの時間洗えばいいかは、頭皮の汚れや皮脂の状態、頭皮の硬さにより自分で判断するのが無難といえるようです。

ただ、弱酸性のシャンプーなら髪に優しいアミノ酸系のシャンプーが大半ですから、洗浄度が強すぎることが無いので安心して試せます。

やり方ですが、最初は自分で洗ってみて時間を変えては頭皮の状態を見ながら自分の頭皮に合った時間を見つけます。

洗い終わった後に皮脂が分泌されるまでの時間や痒みが出る時間、汚れの落ち具合やさっぱり感など、最も最適な時間を見つけるようにすると良いでしょう。

参考記事:アミノ酸系シャンプーの薄毛改善効果
     ふけが出る原因はシャンプー?

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頭皮の乾燥を防ぐシャンプーを選ぶ

健康な頭皮にするために無視できないのが頭皮の保湿ですよね。

頭皮が乾燥するとフケヤ痒みだけでなく炎症を起こす要因になってしまうことがあります。

保湿成分には「ヒアルロン酸」「アスタキサンチン」など、スキンケア商品に使われている成分を配合しているシャンプーも珍しくありません。

自分の頭皮が乾燥気味だなと感じる方は保湿成分の入ったシャンプーを選ぶと良いでしょう。

安価なシャンプーは控えたほうが良い

「安物買いの銭失い」とはよく言ったもので、ヘアケア業界も例外ではないようです。

安いシャンプーは原料にコストをかけられないので必然的にそれなりのものしか使えないのです。

理髪店や美容院で売られているシャンプーなら間違いないでしょうが、市販されているシャンプーに比べて価格が高いんですよね。

ただ、市販されているシャンプーでも価格でいえば1本3000円クラスなら良いシャンプーもあるようです。

これだったら自分の頭皮を最も良く知っている理髪店や美容院のスタッフに無料カウンセリングが受けられるのですからそちらで購入したほうが良いですよね。

参考記事:シャンプー方法次第で育毛効果が変わる
塩シャンプーは薄毛改善効果ない!?

洗髪後にはタオルでゴシゴシしない

洗髪後に髪を手早く乾かそうとタオルでゴシゴシ擦る人がいますが、せっかく生えてきた新たな産毛をひき抜いてしまうことになるため、絶対にしてはいけません。

まずはタオルを頭からかぶりトントンと優しくたたいてタオルドライをしましょう。

せっかく自分の頭皮に合ったシャンプーを使っていてもタオルで痛めてしまっては意味がありませんからね。

あとは髪や頭皮に良いドライヤーのかけ方を参考にして乾燥ですね。

参考記事:頭皮のバリア機能を向上させるプラズマクラスターとは何か
シャンプーし過ぎが薄毛を招く

まとめ

いろんな成分が配合されているシャンプーですが、薄毛を改善するには頭皮の健康を第一に考えて選ぶことが最優先です。

そのためには皮脂の分泌量や保湿が出来ているかを複数のシャンプーを、しかも洗髪時間を変えてみて自分に合ったシャンプーを見つけ出すことが最も良いということですね。

まずは理髪店や美容院でスタッフに頭皮の状態を聞いてみることが先決ですね。

そして頭皮環境が整ったところでザスカルプ5.0Cをつければより高い効果が期待できるというものです。