過酸化脂質の除去方法 

過酸化脂質

薄毛の要因として真っ先にいわれているのが「皮脂」ですよね。

毎日シャンプーして毛穴に詰まった皮脂を落とさなければならないとか、皮脂を放置しておくと炎症を起こして脱毛に繋がるなど、とかく頭皮の皮脂は悪者にされがちです。

このような認識が一般的に広まって、薄毛に悩む人は猫も杓子も皮脂を奇麗に落とさなければとばかりに洗浄力の強いシャンプーで皮脂を根こそぎ洗い流しているようです。

ところが頭皮に分泌される皮脂というのは、頭皮を乾燥や紫外線から守るために存在するのであって、全ての皮脂を取り去ってしまうということは頭皮を丸裸にしてしまうことになってしまいます。

すると頭皮は本来一定の潤いが大切なのに乾燥したり、紫外線をもろに浴びて傷んでしまい、よけいに薄毛が進行してしまうことにもなりかねません。

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それなら皮脂をそのまま残しておけばいいのかというとそうでもないのです。

それが過酸化脂質 と言われているのです。

ここでは過酸化脂質について注目していきます。

過酸化脂質が育毛を邪魔する

冒頭でも書いたとおり皮脂は頭皮を守ってくれるので、洗い過ぎはよくありませんが、問題は48時間経つと少しずつ酸化されて「過酸化脂質」と呼ばれる物質に変化してしまうことです。

しかも紫外線や大気汚染、生活習慣の乱れやストレスなどで活性酸素が発生してそれが過酸化脂質への変化を加速させると言われています。

過酸化脂質は脱毛作用があり、毛穴に詰まると簡単には落とせないばかりかニオイも発して、次に生えてくる新しい毛の成長に悪影響を及ぼすとされているのです。

つまり皮脂が酸化する前、所謂皮脂が古くなる前に落とす必要があります。

寝る前にシャンプーで皮脂を奇麗に洗い流す

しかし、必要な皮脂は落とさずに過酸化脂質だけを落とすなんておかしいですよね。

確かに過酸化脂質だけを選別して落とすなんて不可能ですから、一度両方とも奇麗に落とします。

すると皮脂は時間が立つとしだいに分泌されてしだいに頭皮を覆って保護膜として働くようになります。

なので皮脂が頭皮を覆うまではなるべく活動をしないことが望ましいのです。

寝る前にシャンプーして頭皮を奇麗にした状態にしておくことが頭皮を外敵から守ることになるのです。

なので朝シャンをして皮脂が分泌されていない状態で外出することは頭皮にとって非常に危険なことなのです。

参考記事:朝シャンは髪に悪い

また、1日に2~3回もジャンプーをすることは皮脂を落とし過ぎることになるので、皮脂は必要以上に分泌されてよけいに皮脂が増えて悪循環になるので1日に1回で十分です。

参考記事:シャンプーし過ぎが薄毛を招く

 

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毛穴に詰まった過酸化脂質はシャンプーで落とせない

また毛穴に残った過酸化脂質に汗やほこり、すすぎ残したシャンプー剤やトリートメントなどが混ざって毛穴周辺にこびりつくといいます。

こうしてこびりついた過酸化脂質はシャンプーでは簡単に落とせないといいます。

まさか台所の洗剤で落とすなんて恐ろしいことはできません。

ではどうしたらいいのか・・・

そこで登場するのがオイルパックです。

過酸化脂質はオイルパックで落とす

過酸化脂質はその性質上オイルによく溶けて洗い流すことが容易になります。

その性質を利用した方法がオイルパックです。

オイルパックで過酸化脂質をなじませ、あとはシャンプーで洗い流せば毛穴に詰まった過酸化脂質やその周辺にこびりついた皮脂まで奇麗に洗い流すことが出来るそうですよ。

オイルは100%天然成分のみ

ただし、使用するオイルは100%天然でないとダメだそうです。

なぜなら化学的に合成されたオイルは必ず不純物が含まれているため、かえって毛穴を詰まらせてしまうかもしれないからです。

最も良く使われているオイルに「ホオバオイル」がありますが、天然成分で肌に馴染みやすくさっぱりしているからです。

他にも「セサミオイル」「アルガンオイル」がありますが、こちらも使い心地は良好だそうですよ。

オイルパックは月に2~3回

オイルパックは月に2~3回なら過酸化脂質の蓄積は予防できると言われています。

シャンプー前に頭皮全体に馴染ませてキャップを被ってそのまま湯船に10分ほど浸かり、あとは普通にシャンプーするだけです。

シャンプーに平行してマッサージをするとより、ヘアサイクルも安定して頭皮も柔らかくなるといわれています。

参考記事:洗髪マッサージで薄毛を改善できるの?

これで頭皮のニオイも無くなり頭皮の環境が整えば、ザスカルプ5.0Cのより高い効果が期待できるかもしれませんよ♪

 

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