健康面でも何かと問題の多い低体温。
血の巡りが悪いために全身の組織へ栄養補給も滞りがちになり機能が低下していることも考えられますよね。
それなら髪への栄養補給も滞ってハゲる原因にもなっているはず。
しかしハゲている人が低体温ということを調べるわけにもいかず、現状はどうなっているのか・・・
ちなみに私の平熱は36.5度で低体温っていうわけではありませんがハゲています(*^。^*)
ということで低体温とハゲることの関連性について調べてみることにしました。
低体温の原因
まずは低体温の原因について見ていきます。
人の体温は平均すると36.5度になっていますが、低体温の人は35度代になっているとされています。
50年前の日本人の平均体温が36.8度だったそうで、今日の日本人は明らかに体温が下がっているのが分かります。
実際に私の周りでも35度代の人もたくさんいて、意外と日本人に低体温の人が多いのかもしれません。
こういう人って36度を超えると熱っぽくて体のだるさを感じるようです。
そんな低体温の人は各組織の機能が低下しているわけですが、何故そのような状態になってしまうのか・・・
その原因には以下のようなことが考えられます。
無理なダイエットによる栄養不足
栄養が偏ることで体温が低下することが考えられます。
人の体は糖質や脂質、タンパク質を補給してエネルギーを作りだすことで体温を保っています。
ところがダイエットで制限する物といえば糖質や脂質など脂肪の元になるものですよね。
たとえば体内で糖質に変化するとされる炭水化物として知られるご飯やパン、肉や卵などに含まれる脂質などがその代表です。
ダイエットの敵と考えられている糖質や脂質も本来はそれぞれ重要な働きがあるわけで、極端な制限は低体温の原因になります。
ちなみに糖質や脂質の働きは身体に蓄えられて必要な時にエネルギーとして使われます。
運動不足
運動不足は筋肉を動かさないことで血液の流れが悪くなり、筋力が低下するとともに体温も低下します。
よく言われるのが、ふくらはぎの筋肉付近を通る血管には弁が付いていて、筋肉を動かすことで弁が働いて血液を上半身に送り易くしています。
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が推奨されるのも血の巡りを良くするからです。
冷暖房の使い過ぎや冷たいものの摂り過ぎ
生活環境が良くなるにつれてよく使用されるのがエアコンですよね。
そもそも人間の体は寒ければ体温を逃がさないように毛穴を塞ぎ、暑ければ毛穴が開いて汗をかくことで熱を逃がすシステムが確立されています。
それを冷暖房で快適になる代わりに人が本来持ち合わせている体温調節機能を低下させてしまっています。
最近に若い人の中には汗をかかない人がいますがこうした機能が低下しているものと思われます。
また、昔は夏しか売られていなかったアイスが今ではスーパーやコンビニに行けばいつでも購入できることで冬でも口にすることが出来ます。
冷暖房で冬でも汗をかくくらい温かくしてアイスを食べていれば人が本来持ち合わせている体温調節機能が狂うのも無理は無いといえます。
他にもストレスや睡眠、旬を外れた野菜の摂取など、細かいことがたくさんありますが、今一度基本に帰って本来の規則正しい生活環境や食生活に戻す必要があります。
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低体温は代謝が悪い
健康な人は基礎代謝が高くて、ただ寝ていても一定のエネルギーを消費しています。
しかし低体温の人は基礎代謝が悪く、エネルギー消費量が低いので何もしないと太り易くなります。
つまり低体温の人は基本的に血の巡りが悪く全身の組織への栄養も滞りがちになります。
特に毛根へ届けられる栄養は生命維持のための優先順位により一番最後になってしまいます。
髪の毛が無くても死ぬことは無いですからね。
脳や心臓への栄養補給が最優先になるわけです。
低体温は免疫力が低い
体温が1度下がると免疫力は30％下がると言われています。
低体温の人が風邪を惹き易いのもそのためです。
また癌に罹り易いともいわれ、平熱を上げることが推奨されています。
低体温はハゲル要因の一つ
以上低体温についていくつかあげてみましたが、低体温の人が全てハゲているわけではありませんが、要因の一つであることは間違いないようです。
というのもハゲる原因というのは様々な要素があって、これといってはっきりとした物は判っていないからです。
判っているのは、ハゲの95％がＡＧＡ（男性型脱毛症）で、男性ホルモンが5αリダクターゼによってＤＨＴ（ジヒドロテストステロン）に変化して、これが毛乳頭に作用して毛母細胞の分裂を阻害することで
す。
なのでハゲている人が体温を上げたからと言って改善するものでは無く一つの要素と捉える必要があるでしょう。
低体温を改善するには
低体温を改善するには無理なダイエットを止めて運動をすることで改善できるかもしれません。
また冷暖房の使い過ぎを改めて冷たいものの摂取も控え目にすることです。
食生活においてはなるべく旬のものを食べるようにして自然の恵みに感謝しながら体温調節機能をフル活用することで低体温の改善を図ることです。
人は何かと快適な物に頼りがちです。
ここは少し考え方を変えて体温調節機能を鍛えるつもりで多少の暑さや寒さは我慢するようにしましょう。
これでハゲに繋がる要因が一つでも削除できると思えば可能ではないでしょうか。
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