結構薄毛でお悩みの女性は多いものです。
そんな悩みから解放されようと治療をしようとしても結構費用がかかるもの。
そこで気になるのが保険の適用。
薄毛治療に病院で保険が使えれば、家計を支える主婦としてお財布の心配をしなくても、心置きなく治療に専念が出来ますよね。
果たして女性の薄毛治療は保険が適用されるのでしょうか?
保険使えるかな…?クリニックに行く前に知っておきたいこと
残念ながら基本的には女性の薄毛治療には保険が適用されません 。
保険適用さえされれば3割負担で済むし、こんなに薄毛で悩んでいるのになぜ保険は適用されないのでしょうか。
保険が適用させるためには、生命の維持や日常生活に支障をきたす病気、怪我の治療が目的とされています。
なのでどんなに薄毛で悩んでいても、薄毛で生命の危機を感じることもないので、現在のところは自由診療となってしまっています。
この自由診療の怖いところは、安かろう悪かろうではありませんが、あくまで診療代金はクリニック側が決めることが出来るので、女性専用発毛クリニックの広告をたくさん見て値段が一番安いという金額だけで決めてしまうと、結局効果がなかった…など悲しい思いをすることがあります。
今の時代ネットの口コミもあまり信用が出来ないので自由診療でも薄毛を改善したいと言うのであれば、そうそう見つからないかもしれませんが、お友達に話を聞くとか、後は何件ものクリニックをカウンセリングなど受けて自分の目で見極める必要があります。
エステと同じ方式で「今日契約していただければ1万円引き」とか勧誘が必ずあるはずです。
そんな手口には引っかからず自分でしっかりと確認をしてください。
スポンサーリンク
保険が使える薄毛治療もあった!
実は薄毛治療は中にも今のところ3パターンだけ保険が使えるものもあるのです。
皮膚の疾患が原因で起こる薄毛には保険が適用される場合がある
あまり聞き慣れませんが粃糠性(ひこうせい)脱毛症だった場合「フケ症」と「脱毛」が合併した脱毛症です。
皮膚疾患に伴い頭皮のかゆみと湿疹が現れます。
かゆくても我慢しろ言われてもやはりとても頭皮がかゆいため、ボリボリとかいてしまい、かければかくほど治りも遅くなり、大量のフケが出てくることによって、毛穴を塞いでしまい髪の毛が抜け落ちていく疾患です。
脂漏性脱毛症は、読んで字のごとく頭皮に皮脂がなんらかの原因で異常に分泌されてしまい、炎症を起こして髪の毛が抜けてしまう疾患です。
この2つについては皮膚が原因の脱毛なので、保険が使えます!
免疫の異常が原因で薄毛の場合
免疫異常によって起きてしまう薄毛も保険が適用されます。
免疫異常という時点で既に保険適用の気もしますが、甲状腺機能低下症、甲状腺ホルモンの分泌量が不十分となる疾患です。
他にも橋本病も甲状腺疾患も免疫異常なので、薄毛、抜け毛を起こします。
また、円形脱毛症には保険が適用されそうに思えませんが、ストレスからくる円形脱毛症ではなく免疫異常によって起こる円形脱毛症にも保険は適用されてきます。
薬の副作用が原因の場合
なんらかの病気治療で使用している薬の副作用で薄毛になってしまった時にも保険が適用される場合があります。
ただ治療中の病気と、薄毛治療の薬が合わない場合もあるので、その場合は早く病気を治してしまいましょう。
まずはどこの病院に行ったらいいの?
確かにそこは問題ですよね。
よく分からないからと最初から育毛クリニックに行ってしまうと、悪どい育毛クリニックだった場合本来は保険が使えて治療ができる薄毛のはずなのに、売上のためにそのまま高額の薬などを出されて、病院で根本を治療していないため、いくら頑張っても髪の毛が生えてこない状況が続く場合があります。
もし原因がなんとなくでも分かっていれば、適した病院に行くようにしましょう。
例えば粃糠性脱毛症ならばフケが大量に発生する、頭皮がかゆくてたまらないなど症状があれば、皮膚科に行くことをオススメします。
免疫系や他の病気の薬の副作用によって引き起こされる薄毛であれば、現在通っている病院の主治医に相談してみると、主治医が治せなかったとしても紹介状を書いてくれるので保険を使って治療をしましょう。
もしどうしても分からない場合は、町医者ではなく少し大きめの病院に行って受付で相談してみると案内してくれます。
まとめ
女性にとっては髪の毛は大切なものです。
しかし保険は使える場合と使えない場合があるので、最初から保険は使えないと決めつけず、お医者さんで診断を下してもらいましょう。
スポンサーリンク