天然毛ブラシ

天然毛ブラシ

健康な髪を保つヘアケアに「ブラッシング」は欠かせませんが、その理由は頭皮の汚れやフケを落としたり、髪に皮脂をコーティングしたり、毛根に刺激を与えたりと、一定の効果は期待できます。

ただブラッシングは女性にとって当たり前かもしれませんが、男性となるとほとんどの人がやっていないのではないでしょうか?

髪が短いうえにセットもし易いことから必要性を感じないし、それに面倒ですしね。

中でも薄毛を気にしている人にとってブラッシングはある意味ちょっとした抵抗があるのかもしれません。

ただでさえ少ない髪にブラッシングをするとよけいに少なくなってしまうと感じるからです。

そんなことから男性の間でブラシを使う機会は少ないし、それどころかブラシ自体もっていない男性もいると聞きます。

しかし健やかな髪と頭皮を維持するためにはブラッシングは欠かせないんですよ。

薄毛を気にしている人ならなおさらブラッシングが必要といいます。

何故ブラッシングが髪や頭皮に必要なのかみていきましょう。

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頭皮や髪に付着した汚れを落とす

冒頭でも書いたとおり、ブラッシングは頭皮や髪に付着した汚れやフケなどを一通り落とすことが出来ます。

よくシャンプーをする前にブラッシングをするように薦められるのはこのためで、シャンプーの泡立ちも良くなるばかりかシャンプー剤の量も少なくて済みます。

それにシャンプー自体も頭皮には刺激が強すぎるためブラッシングで汚れやフケを落とすことは頭皮にとってすごく優しいことなのです。

髪に天然脂をコーティング出来る

これも冒頭で書きましたが、ブラッシングをすることで皮脂が髪全体にコーティングされ髪にツヤが出てきます。

よく洗髪した後に整髪料を付ける人がいますが、人工的に合成されたものより自分の頭皮から分泌された“天然の脂”なので害が無いばかりか経済的ですよね。

よく皮脂が出過ぎるからといってやたら何回もシャンプーで洗い流そうとする人がいますが、皮脂は頭皮を保護するために分泌されているので、あまり皮脂を落とし過ぎるとより多くの皮脂を分泌するようになるので、皮脂は適度に落とすようにした方がかえって分泌が抑えられます。

皮脂はシャンプーしてから2日後くらいに髪がべたつく程度の分泌量が正常ですから、シャンプーの量や頻度はこれを目安に減らしていきましょう。

参考記事:シャンプー方法次第で育毛効果が変わる

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頭皮のマッサージ効果がある

髪は頭皮の栄養分で生えることが出来るわけですから、血流が良くないと健康な髪は生えてきません。

そのためにはマッサージをするのが効果的と言われていますが、ブラッシングを行うことも一つのマッサージ方法です。

マッサージをすると頭皮にもハリが出てくるため頭皮と繋がっている顔の皮膚にもハリが出てくるといいます。

ただしブラッシングもあまり激しく行うと頭皮を傷つけ逆効果になってしまいます。

優しく気持ちのいい程度に軽くブラッシングを行ってください。

ブラシは天然毛がおススメ

プラスチックで作られたブラシは静電気を帯びやすく、乾燥した季節になるとブラッシングの最中に髪がブラシにまとわりついたり、髪を痛めたりすることがあります。

おススメは天然毛で、イノシシか豚の体毛から作られたブラシが静電気を帯びることも無いため髪を痛めたりすることが無くなります。

ちなみに髪が多い人は硬め、少ない人は柔らかめの毛で作られたブラシが使いやすいです。

私は30年前に購入したイノシシの体毛(柔らかめ)で出来たブラシを今でも愛用しています。

お値段が高くなるのが気になりますが、髪を痛めて無駄なヘアケア商品を買うことを考えれば安い買い物かもしれませんよ。

基本的なブラッシング方法

ただ天然毛のブラシならどんな方法でも良いというものではありません。

基本的には、額、こめかみ付近から後方に向けてブラッシングします。

あまりゴシゴシとするのではなくスーと通す程度で十分です。

回数は数回~10回程度、シャンプー前、帰宅時、就寝前が理想です。

就寝前のブラッシングは頭皮に適度な刺激がリラックス効果を生んで快眠が出来ると言われています。

参考記事:薄毛をごまかすときの髪型をする時の注意点