お笑いの世界で今や数多くの芸人が席巻していますが、私個人的に気になるのがトレンディエンジェルの斎藤さんです。
5年くらい前?からだったか、「エンタの神様」で始めて見かけたトレンディエンジェルの2人のコントが、自分達のハゲを自分たちでいじる“自虐コント”でしたね。
客にはそれなりに受けていたようですが、これが薄毛を気にしている私には何とも悲しいコントに見えてしまったことを今でもよく覚えています。
なのでこの2人はすぐに消えてしまうだろうなと思っていたんですが、それから少しずつ別番組で見かける頻度が増えて、今では見かけない日が無いほどブレイクしています。
芸人として食べていくためにはなりふり構わず自虐ネタを売りにしていくやり方もありだと思いますが、私が薄毛を気にしていた30代のころの気持ちを考えると、とてもではないがそのような気持ちにはなれなかったんですよね。
こういった気持ちは薄毛に縁のない方には分からないかもしれませんが、将来ツルッパゲになるのではないかという恐怖と闘うのはとてつもないエネルギーがいるんですよ。
それが証拠に巷では育毛サロンや発毛サロン、ウィッグ、植毛、再生発毛医療など、が次々と出来るのもそれだけ需要があるのが分かります。
いったいとれえん斎藤さんはどうやって乗り切っていたのか気になり調べてみました。
とれえん斎藤さんは23歳から薄毛が始まった
とれえん斎藤さんが最初に自分の髪に異変を感じたのは、楽天の営業をやっていたサラリーマン時代に、ふと鏡を見た時だったといいます。
当時のことを振り返ったとれえん斎藤さんは仕事柄そうとうな激務だったそうで、それがストレスとなり薄毛のスイッチが入ってしまったそうです。
しかしとれえん斎藤さんの家庭は両親とも禿げておらず、祖父も禿げていないので遺伝ではないとのこと。
やはりストレスというのは髪に相当な悪影響を与えているんですね。
またとれえん斎藤さんの若いころがけっこう可愛い顔をしているんですよね。
その写真がコレ
可愛い顔しているだけに薄毛になってしまったとれえん斎藤さんでも一時は発毛サロンに足を運んだことがあるそう。
サロンでシャンプー時に抜けた髪の本数が252本もあったそうで、正常範囲の100本を軽くクリアしてしまったことに大きな衝撃を受けたそうです。
とれえん斎藤さんのネアカな性質がハゲを上手く利用
しかし、そこは普通の人とは違っていて、ふとある日ハゲネタを披露したら周りの人にバカウケしたそうです。
これで味をしめたとれえん斎藤さんは「ウケるならハゲでも良いや」という心境になったそうです。
それが後にブレイクする芸人としての基礎を築いたのかもしれません。
ハゲというと自分だけでなく周りの人も何かとネガティブな気持ちにさせてしまう今の日本を、とれえん斎藤さんはこうしたネガティブな認識を変えてこれからもハゲも楽しいものだというメッセージを発信したいといいます。
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薄毛で悩むのもストレスになる
こういったとれえん斎藤さんのような前向きな話を聞くと、薄毛に悩む私のような人間にとっては本当に気持ちが楽になるんですよね。
薄毛を気にすることってそれがストレスになり、それが血流を悪くするので毛根への栄養分も不足がちになり薄毛が悪化してしまうといいます。
しかし、いったん気になり始めると気にするなというのも無理な話で、どうしても気になってしまうんですよね。
気になり始めると毎朝鏡の前で真っ先に見るのはやはり薄くなりつつある髪の毛です。
それに夢にまで薄毛になった自分の姿が出てくるようになるんです。
ただ有名人の薄毛をつぶさに見てきた私に言わせると、「エンタの神様」に出演していたとれえん斎藤さんの髪を今でもはっきり覚えていますが、明らかに薄毛が進行しているのが分かります。
前向きで薄毛を売りにしているとれえん斎藤さんのことを考えれば、今更薄毛に悩んでストレスが溜まることは無いでしょうから、薄毛が進行しているのは仕事によるものだと思われます。
やはり薄毛は生活習慣や食生活に大きく影響を受けるんですね。
薄毛を気にするのはもったいないこと
これは私の経験談ですが、50代になって思うことは若いころ薄毛を気にしていたことが今となっては本当にもったいないことをしたと感じています。
というのも、育毛サロンに通って200万円くらいは使ったはずだし、高価な育毛剤やシャンプーなどの育毛アイテムに手を出し、いったい薄毛の改善のためにどれだけ使ったのか予想もつきません。
こんなにたくさんのお金を使って髪が増えれば良いのですが、良くて現状維持、最終的には薄毛の進行は止まりませんでした。
なのでとれえん斎藤さんのハゲをネタにした自虐コントを見ていると、薄毛に対する考え方次第では自分にとってプラスに変えることもできるんだと痛感します。
なので、自分がしてきたことが本当に無駄だったことが分かり、仮に髪が増えたとしても髪に大金をかけてきたという空虚感は消えないと思います。
薄毛になったと感じたら慌てずにせいぜい育毛シャンプーや育毛剤で手入れしておき、あとは自分の運命に任せるくらいの開き直りが大切だと思いますよ。
とれえん斎藤さんのように薄毛をネタにして何かのきっかけを作るのも一つの方法だと思います。
とれえん斎藤さんには、今後どんどんハゲをネタにして薄毛に悩む人が一人でも減るように頑張ってもらいたいものです。
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