頭皮のできものがかゆいのを放置するとハゲる?

頭皮のかゆみ

頭皮のできもので想像出来るものはなにでしょうか。

色々想像してしまいます。

皮膚がんでしょうか?
良性の腫瘍でしょうか?

案外誰でも経験のある、できものが頭にも出来る場合があります。

その実態はニキビです。

ニキビ

ニキビって顔に出来るだけでもかゆくなってしまいますが頭皮に出来ても当然かゆくなります。

顔のニキビを放置しておくと、悪化してしまい皮膚科に通うはめになってしまいます。

では頭皮の方ならば放置しといても大丈夫なのでしょうか。

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ニキビが出来る原因って一体何なんだろう…

ニキビができる場所

朝起きて鏡を見るとポチッとニキビができている時があります。

そのニキビを見ただけで朝一のテンションが下がってしまいますよね。

若い子に出来やすいニキビはおでこや、Tゾーンなど、髪の毛がよく触れて、皮脂の分泌が多いところに出来やすいものです。

分泌される皮脂が増加するため、毛穴に皮脂がつまってしまい、ニキビが出来てしまうのです。

顔と頭皮は別物かと思いきや、頭皮のニキビも顔に出来るニキビと全く同じ原理だったのです。

頭皮にも皮脂が分泌されるのですが、過剰に分泌されてしまったり、古い角質や、落としきれなかった汚れが毛穴を塞いでしまい、アクネ菌が毛穴で増殖し、炎症を起こしてしまいます。

顔と多少違う点として、頭皮は皮脂量が多いのです。

実は脂っぽいからと、あぶらとり紙を張り付けているTゾーンの約2倍もの皮脂腺が頭皮には存在しています。

洗っても脂っぽい髪の毛の場合は皮脂量がとっても多いのですね。

皮脂量が多いと言うことはニキビが出来るのに最適な環境のうえ、髪の毛が邪魔をしていて顔よりも汚れも落としにくい状況になっています。

頭皮ニキビがかゆい!痛くないからまぁいいかな。

頭皮ニキビ

ボケボケで見にくいですが、私の妻の頭に出来ていた頭皮ニキビです。

かれこれ1ヶ月以上治りません。

思春期のニキビは大人になるにつれて改善していきますが、頭皮ニキビは放置しておいても治りにくいのが特徴です。

そのままの状態をキープしていてくれるならまだしも、「ニキビがあるから」とニキビ周辺を避けて頭を洗っていると、どんどん悪化していきます。

頭皮ニキビがかゆくて、ついぽりぽりかいていると、傷がつき炎症を起こしてしまいます。

炎症を起こすことで、痛いし膿が溜まり始めます。

顔に出来るニキビは潰して芯を抜いて治してしまう事がありますが、同じように頭皮ニキビを発見して潰したくてウズウズしても絶対に自分で潰してはいけません!

できものがあれば潰したくなるのが人間の 心理なのは良くわかりますが我慢してください。

「なんで顔は潰していいのに頭はダメなのよ!?」と不思議に思うかもしれませんが(顔も無理矢理ニキビを潰すとクレーターのように凸凹してしまうのでオススメはしませんよ)

頭皮ニキビの場合、強い力で潰してしまうと膿以外にも髪の毛にとって大切な組織まで押し出してしまう可能性があります。

大切な組織っていっても、髪の毛いっぱいあるし…なんて考えているとハゲますよ。

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皮膚科で診てもらうのが無難

頭皮ニキビの膿を押し出そうとしていると皮膚組織も出てしまい、その部分だけ髪の毛が生えてこなくなる場合があります。

ハゲたくなかったら衛生管理バッチリの皮膚科で処置してもらいましょう

ここまで読んでもお医者さんに行きたくないと駄々をこねるならもう一発!

頭皮ニキビは炎症を起こすと膿が溜まることがわかりました。

しかし、もっと重傷化するとさらに髪の毛を守っている壁まで破壊され、毛根自体も使い物にならなくなってしまいます。

ちょっと怖い話でしたが頭皮に出来たニキビをそのまま放置していると、最終的には毛根が死滅してしまうので、ハゲてしまう可能性が高くなります。

たかが、ニキビ、されどニキビですね。

とりあえず今、自分では出来ることはなにかあるのだろうか?

シャンプー

とにかく自分でもケアをしていきましょう。

シャンプーをする時、髪の毛を洗っていませんか?

正解は頭皮を洗うことなのです。

髪の毛のホコリなんかはシャワーはだけでもかなり落ちます。

しかし、シャワーでは落としきれないのが頭皮の汚れ。

シャンプーする時に頭皮をメインで洗うことにより毛穴に詰まった皮脂を落とすことができるので、頭皮ニキビの予防になります。

ただし、頭皮ニキビがかゆいからと爪で引っ掻いてはダメですよ。

指の腹で揉むように頭皮を洗いましょう。

まとめ

頭皮のできものが痛いなら、お医者さんに行こうかと思うのでしょうが、かゆいだけだと、どうしても放置しがちになりやすいです。

しかし、炎症なんか起こしてしまったらハゲの原因にもなってしまうので、様子をみて皮膚科に行きましょう!

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