薄いつむじ

大丈夫

頭皮できものが出来たら気にはなりますが痛みがないなら、放置しておいても平気なのでしょうか。

他の場所なら簡単に見ることができるので何となく安心出来るような気がしますが、頭皮となると直接見ることが出来ないし髪の毛に隠れているだけにいつの間にか大きくなっていることも・・・

痛くないからって放置しておくと大変なことになってしまって慌ててしまう場合もあるので詳しく説明していきます。

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尋常性疣贅!?なんだなんて読むんだこのできもの?

できもの
(写真引用元:星の原クリニック)

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と読みます。

凄い名前のできものなのでさぞかし、ヤバイ物かと思うでしょうが、実は頭にはあまり出来ないものなのです。

写真の通り主に出来る場所は手足などに見られます。

でもたまに頭にも出来るものなので、ちょっと知っておくだけでも出来たときの不安感はなくなります。

尋常性疣贅はただのできものかと思いきや、実はウイルスによって感染するものなのです。

HPVという子宮頸がんの原因とされるウイルスが皮膚にキズなどあった時、ウイルスが体内に侵入して行き、できものになります。

頭には出来にくいとは言え、0ではありません。

ウイルスによる感染が原因なので、感染してしまいます。

家族とは同じタオルを使ったりすることは避けましょう。

タオル

ウイルスとは言え、良性のできものなので放置しておいても悪性にはなりませんが、どんどん増えてきたりすると見た目の問題もありますので、冷凍凝固療法で何回も通院することになると思います。

簡単にできものを取る訳ではなく、治療する時にウイルスを取り除かなくてはいけないためかなり痛い です。

お医者さんに相談をしたら痛くない方法があるかもしれませんので、ダメもとで相談してみましょう。

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老人性疣贅?年よりしかならないのかな?

老人

はい!その通り年寄りにしか出来ません。

自分はまだ大丈夫!と思って安心していても、人間すぐ年を取るので、出来てから慌てるよりは今のうちに勉強しておきましょう。

基本年寄りにしかできないのですが皮膚が老化現象を起こすと若い人でも出来る場合があるので侮れません!

老人性疣贅も尋常性疣贅と同じく良性の腫瘍です。

なのでやはり放置しといても問題はないのですが時折痒みが出るときがあります。

できものが出来やすい場所は顔、頭、体どこにでもでき、特に日光の当たる場所にシミと共に出来やすいです。

シミや老人性疣贅どちらも最初は小さくても放置しておくと、だんだんと大きくなってきます。

最近シミが増えたなぁと思っていたら、老人性疣贅かもしれません。

シミ

老人性疣贅だった場合、どんなに高級な美白クリームをつけたところで薄くなることはありません。

そしてちょっと怖いのが老人性疣贅だと思っていたら実は皮膚癌だったなんて場合もあります。

シミと老人性疣贅、皮膚がんは素人目ではとても判断がしにくく、シミだと思って高級美白クリームを 塗りまくっていても皮膚癌なんて場合もあるので注意が必要です。

やはりここは皮膚科の専門医に診断を仰ぐのが、万が一皮膚癌だった場合に備えて早期発見早期解決となります。

アテロームなんて知らない!なにそれ !?

アテローム
(写真引用元:長瀬内科委員)

一般的には粉瘤と呼ばれるできものです。

最初はニキビと間違うぐらい小さなできものなが、どんどんと大きくなっていくのが特徴です。

どんどん大きくなっていく中身に夢でも詰まっていれば素敵ですが、そんなものが詰まっているはずもなく、ターンオーバーで落ちた汚れがなぜか、内側に袋状のものを作ってその中に汚れを溜め込んでしまうため大きくなります。

実際最初は痛くも痒くもありません。

少し大きくなりすぎるとちょっとした刺激で、炎症起こし中身が破裂して流れ出してしまう場合があります。

袋なら自分で破いてしまえと針を刺したらとっても危険なのでやめましょう。

結局袋を取らない限りまた中に汚れが溜まっていきます。

自分で処置するよりはしっかりとお医者さんに処置してもらいましょう。

まとめ

今紹介してきた、できものであれば放置しておいても問題はないのですが、家族と同じタオルが使えない、もしかしたら皮膚がんかもしれない、汚れを溜め込む袋を取らなくては永遠と汚れを溜め込んでしまうなど、放置しておくと多少なりとも問題があります。

そこまで慌ててお医者さんに行く必要はありませんが、時間のある時を見計らって皮膚科を受診しましょう。

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