気分転換やここぞとばかりに気合を入れて生まれ変わりたいと髪の毛にパーマをかける女性も多いはず。
しかし環境や食べ物、体調によっては髪の毛が傷んでいる ことも多いのではないでしょうか。
そんな時に限ってパーマをかけたくなるのも女の性
かなり傷んでしまっている髪の毛のにパーマをかけて、モデルさんみたいになりたいと思っている女の子も多いことでしょう。
パーマ自体が髪の毛を痛めるのですが、既に傷んでいる髪の毛にパーマをかけることは止めておいた方が良いのでしょうか?
傷んだ髪にパーマをかけると取り返しのつかないことになってしまうのか・・・
今回は傷んだ髪にパーマをかけることについて妻の体験談を元に注目していきます。
とりあえず美容室にいってみよう!
とにかく美容室に行って美容師に髪の毛の状態を見てもらわない限りわからないのが現実です。
美容師はお客さんの髪の状態をみてパーマ剤の種類を使い分けたりします。
強すぎるパーマ剤を使うとイメージとはかけ離れたチリチリになってしまったり、最悪の場合は髪の毛が溶けてしまったりします。
やはり毛先が痛んでいる事が多いので、毛先が溶けてしまう恐れもあります。
いくら可愛くクルンとカールを出したくても髪の毛が痛みすぎているとパーマをかけてもウェーブやカールはうまく出ません。
なんとかパーマがかかったとしても、ダランとした美しくないカールがかかってしまいます。
なので髪の毛のダメージの状態によってパーマをかけることを止めた方が良いと言われる場合もあります。
それでもパーマをかけたい!と強く希望するとかけてくれる場合もありますが、すぐにパーマが取れてしまったりしてお金の無駄になりますし、無駄遣いした上に、現状よりさらに髪の毛の傷みが酷くなるだけです。
どうして傷んだ髪にはパーマはかかりにくい?
髪の毛の成分はご存じの通り、タンパク質で出来ています。
タンパク質と言っても、18種類のアミノ酸から構成されているタンパク質です。
18種類のアミノ酸の中にはシスチンと呼ばれる成分が多く入っていてこのシスチンはくっついたり切れたりすることが出来ます。
この原理を利用してパーマをかけるのです。
なのでパーマをかけると言う事はシスチンとパーマ薬剤がうまく反応を起こしてクルクルっとなるのです。
しかし髪の毛が痛みすぎていると、本来あるべきはずの髪の中身の成分がスカスカの状態になってしまいます。
スカスカと言うことはパーマ剤に反応するシスチンなどもないので、パーマがかからなかったりしてしまいます。
美容師は髪の毛の状態を見てすぐに「パーマはやめた方が良いだろう…」と分かるとは思いますが、素人の我々ではそこまで自分の髪の毛が痛んでいるなんて思ってもいません。
なので無理矢理パーマをかけてしまい「全然パーマかからないじゃん!下手くそ!」なんて文句は言わないようにしましょうね。
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でもパーマをかけたいんだけど!
傷んだ髪の毛でパーマをかけると、もっと髪の毛が傷む上にパーマのかかりも悪いのであれば、やはりパーマはしばらく控える方が良いと思います。
最悪の場合、髪の毛が溶けてしまったりしてとてもそのままでは出歩けない状況になってしまったりし、自分の意と反して思ってもみない髪の毛の長さに切らなくてはならない場合があります。
それならば1度痛んでいる髪の毛をカットして傷みの度合いを少ない状態に戻してからパーマをかけた方が仕上がりも綺麗になります。
髪の毛は人それぞれ個人差がありますが、だいたい1ヶ月で1㎝以上伸びていきます。
ベリーショートにしてからロングになるまではかなり時間がかかってしまうので、美容師と相談しながら特に傷んでいる部分をカットしてもらい、思い通りの長さになるのを待ってからパーマをかけた方が良いです。
もっと可愛くなりたいと思ってパーマをかけたのに、痛みがひどい状況になってしまうと、生活に疲れたおばさんのように見えてしまいます。
それでは全く意味がないので1度髪の毛をリセットしてからパーマをかけたほうが、可愛くなれますよ。
ちなみにモデルさんや女優のような可愛らしい巻き髪はパーマだけでは作れません。
私の妻も1度雑誌を持っていき「こんなユルフワな感じにしてほしい」と頼んだところ、「パーマをかけてベースを作っているけども、お望みの髪型にするためにはしっかりとコテで巻いて髪型を作っているんですよ」といわれてしまったといいます。
とりあえずパーマをかけて出掛ける時に可愛くコテで巻こうと思いパーマをかけてもらったそうですが、不器用だったため、コテがうまく使えず結局普通のウェーブがかかっているだけの髪型になってしまいました。
なので雑誌などで見かけるなりたい可愛らしいパーマはコテ技術も必要ですので、不器用でもデート前とかどうしてもその髪型にしたければパーマだけかけておいて出掛ける前に美容室にセットしに行くと綺麗に仕上がりますよ。
まとめ
傷んでいる状態の髪の毛でパーマをかけると、思い通りの仕上がりにならなかったりパーマが全くかからなかったりします。
それでもパーマをかけたいのであれば時間はかかりますがカットをしてからパーマをかけた方が髪の毛も懐も傷みが少ないです。
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