髪が薄いのをパーマでごまかす

髪が薄いのをコンプレックスとして抱えている人も多いといいますが、それを髪形でカバーしている人もいるでしょう。

薄毛をカバーしようと手っ取り早くパーマをかける人もいますよね。

かくいう私も若いころにパーマをかけていました。

しかし髪の毛や頭皮のことを考えるとパーマは良くないという話も聞きます。

ところが、床屋のご主人に言わせると、パーマをかけようがかけまいが禿げる人は禿げるし、ヤバそうな人でも全然ハゲ無い人もいるので関係ないと言うんですよ。

いったい本当のところはどうなんでしょうか?

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パーマは少なからず髪の毛にダメージを与える

美容専門家に言わせるとパーマはヘアカラー以上に髪の毛に負担をかけるといいます。

というのはパーマ液は髪の毛を構成しているケラチン繊維に化学変化を起こさせて弾力性を失わせることで髪の毛に癖をつけ、まっすぐな髪の毛をカールさせたり癖毛をまっすぐにしたりします。

パーマの仕組みは、まず一番目のパーマ液でキューティクルを開き還元剤を髪の毛に浸透させ易くします。

次に髪の毛の内部にまで浸透した還元剤がタンパク質を切断して髪の毛の弾力を無くし自由に固定できるようにします。

そこでロットに巻いたり平らな板にセットして、2番目のパーマ液を浸透させることで、含まれる酸化剤で切断されたタンパク質を結合させることで固定します。

これでカールさせたりストレートにしたり出来るわけです。

つまりパーマ液は髪のタンパク質を一度は破壊するわけですから、髪の毛に負担がかかるのは当然のことなのです。

ただし、パーマ液により起こる現象は髪の毛が細くなったり、切れやすくなったりするだけで、直接脱毛に繋がることは無いようです。

最近のパーマ液は髪のダメージを抑える

ただ、最近のパーマ液はけっこう進化しているようで、髪の毛のタンパク質を一度破壊するという基本的なプロセスは同じですが、その後髪の毛の補修機能を持った成分をとりいれているので、ずいぶん髪に優しくなったと言われてい

ます。

また新たな手法としてデジタルパーマやエアウェブなど、髪の毛に癖をつけるさまざまなやり方も考案されてきたので、髪の毛のダメージを抑えつつパーマを楽めるようになったのは事実のようです。

もちろん髪の毛に人工的に手を加えるわけですから、将来薄毛になるかもしれない心配があるのならパーマは止めておいた方が無難です。

いずれにしても腕の良いしっかりした美容師に行ってもらう方が良いでしょう。

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パーマ液が頭皮を痛める

腕のいい美容師なら髪の毛だけにパーマ液を付けられるかもしれませんが、ほとんどの美容師は頭皮にまでパーマ液が浸透させてしまうといいます。

これがけっこう深刻なことのようで・・・

というのも、パーマ液は髪の毛のタンパク質を破壊させるプロセスを経て髪の毛に癖をつけるのですから、これが頭皮に着いたらどのようなことになるのか想像がつきますよね。

しかもパーマ液や毛染め液は除草剤に近い成分という噂もあるくらいですから・・・

また弱酸性で保たれている頭皮にアルカリ性のパーマ液が着けば頭皮の環境が乱れるのは明らかです。

私もパーマを何度か経験しているので分かりますが、パーマをかける時に独特の臭いがするパーマ液をロットを巻いた髪の毛にかけますよね。

それも2種類あって、美容師が言うには最初のパーマ液で髪に癖を作り、その後のパーマ液で髪の癖を固定するんだそうです。

しかし、このときに2種類のパーマ液が両方とも頭皮にまで染み込んでくるのが分かるんです。

このパーマ液が頭皮を痛めることで頭皮環境が悪化して脱毛に繋がるんだそうです。

今の薄毛は若いころのパーマのせい?

私の経験からすれば、やはり髪の毛の健康を考えるならパーマは止めておいた方が良いと思います。

なぜなら私が今薄毛で悩んでいるのも若いころにパーマを頻繁にかけたことが原因の一つになっているかもしれないからです。

私は元々髪にコシが無く、ドライヤーで根元を立たせることでボリュームをもたせていたんですが、パーマをかけるとこの手間が省けるばかりか、髪全体の流れがとても良い感じになるんですよね。

ただし、額が禿げあがっていく感じになっていたので、パーマをかけたばかりの時には禿げあがった額が丸見えになり、よく周りにからかわれたものです。

しかし1週間もすれば髪も伸びてくるので、禿げあがった額も程よく隠れ、自分でいうのもなんですが本用にカッコ良くなったんです(*^_^*)

もちろん今ではパーマをかけるほどの髪の毛の量もありませんのでかけることはできなくなりましたが(^^ゞ

どうしてもパーマをかけたいなら半年に一度くらいに留めておくべき

やはりパーマは髪の毛に良くないことが分かりましたが、どうしてもパーマで決めたいと思っている人もいるでしょう。

そんな方には半年に一度くらいに留めておくべきと美容師は口を揃えます。

またパーマをかけてからは一カ月に一度くらいの割合でカットをしてもらい、少しでもパーマが長持ちするように心がけると良いでしょう。

またCU(チャップアップ)シャンプーザスカルプ5.0Cなどのヘアケア商品で日頃のお手入れをしっかりしておくことですね。

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