ヘアサイクル

ヘアサイクル

私達の体に生えている毛はヘアサイクルと呼ばれる、生えては抜けてまた生えるといったことの繰り返しにより一定量を保っています。

ヘアサイクルは男性なら2~5年、女性なら4~6年という周期で「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」・・・という期間を繰り返しています。

これらの期間はそれぞれ成長期が2~6年、退行期が2~3週間、休止期が数カ月と、個人差はありますが正常の範囲ならこのくらいです。

髪の毛が生える仕組み

それぞれの期間がどのような状態なのかを説明しますね。

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正常の範囲のヘアサイクル

●成長期
毛母細胞が活発に細胞分裂をしている段階で、髪が成長して太くなりつつある状態です。

成長期の髪は1日0.3mm伸びているとされ、この状態が2~6年続くと言われています。

成長期の髪は全体の80~90%にあたるとされています。

●退行期 
2~6年続いた成長期が終わりを迎え毛母細胞の分裂が弱まり髪の成長が止まりつつある状態のことをいいます。

この状態が2~3週間続きやがて髪の成長が止まります。

退行期の髪は全体の1%にあたるとされています。

●休止期
退行期で毛母細胞の分裂が徐々に弱まった後に完全に細胞分裂が止まった状態のことをいいます。

細胞分裂が止まったことで髪の成長も完全にストップします。

そして休止期に至った髪の下で次に生えるために準備段階の髪があるため徐々に押し上げられてやがて脱毛します。

自然に抜ける髪は休止期の髪で、2~4カ月続き、髪全体の10~15%を占めると言われています。

ヘアサイクル

以上が正常な状態のヘアサイクルで、1日に100本程度の脱毛であれば何も心配することはありません。

ところが何らかの要因でヘアサイクが乱れると2~6年という成長期が数カ月~1年と短期間になってしまい、毛が成長しきらずに細く短いまま抜けてしまいます。

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ヘアサイクルが乱れることで薄毛になる

AGA治療

薄毛になるのはヘアサイクルが乱れることで起こることは分かっていますが、ヘアサイクルの中で成長期にあたる髪が成長しきらずに退行期から休止期へと移ってしまい脱毛してしまいます。

ちなみに正常な人の成長期が2~6年に対して、薄毛になる人の成長期は数か月~1年と短くなります。

つまり成長しきれない短くて細い髪が抜け毛の中に混じってくるのです。

成長しきれないまま抜けてしまうので髪が徐々に細くなり、髪全体の本数は変わらないのに薄く見えるのが薄毛なのです。

自分の抜け毛を虫眼鏡で見てください。

正常な毛根はマッチ棒の先のような楕円形になっていますが薄毛になる人の毛根は先が尖っていたり細いままになっている毛が混じっています。

もし異常な毛根が発見されたら専門機関で診てもらうことをお勧めします。

素人判断はおススメしません。

ただ、育毛や発毛業界は人の弱みにつけこんでくる悪質なクリニックも多数存在すると言われているので、必要のない商品を交わされたり施術を受けたりして多額のお金を請求されたりすることが無いように気を付けてください。

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ヘアサイクルが乱れる原因

ヘアサイクルが乱れる原因は基本的に毛根への栄養補給が抑制されてしまうことですが、それには様々な要因が考えられます。

最も多いのが男性ホルモンによるもので、男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる還元酵素によりDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し毛母細胞の分裂を邪魔することです。

他にはストレスによる血流の悪化や、喫煙、無理なダイエットや生活習慣の乱れによる毛根への栄養が不足したりすることでもヘアサイクルは乱れます。

また洗浄力の強いシャンプーをしたり、毎日何回もシャンプーして皮脂を根こそぎ洗い流すようなことをしているとヘアサイクルを乱す要因になります。

参考記事:シャンプーし過ぎが薄毛を招く

ヘアサイクルは正しい生活習慣で改善する

ヘアサイクルが乱れる原因が血流が悪くなることですから、血流が良くなるように日頃の生活習慣を見直す必要があります。

特に冷え性や運動不足は毛根への血流だけでなく全身への血流が悪くなるので内臓も栄養不足になります。

もちろん栄養バランスの崩れた食事や、無理な食事制限のダイエットは改善しなければなりません。

また、忘れがちなのがストレスです。

自分が気がつかないうちにストレスが溜まっていることが多いといいます。

特に考え方が悲観的だとストレスが溜まりやすいといいます。

何でも前向きに考え、いずれは自分の為になると考えて生活してみてください。

たまには仕事や家事のことを一切忘れてスポーツやカラオケなどで思いっきり解消してみましょう。