冷凍育毛法の発毛効果

冷凍育毛法

世の中様々な育毛法がありますが、以前に話題になった冷凍育毛法ってご存知ですか?

なんでもイボの治療の際に使用したマイナス180度の液体窒素を使用したところ周辺に毛が生えてきた ことから発見された方法だとか。

現在実際に冷凍ガスとLEDを使用したヘルメットで発毛?するとされるアイテムも開発されたり、冷凍ガスを使用した美容クリニックなど、それなりの効果をあげているようです。

また自分で頭皮を冷やして育毛する方法もあるようで、薄毛に悩む一部の人の間で話題になっているようです。

そこで冷凍育毛法に本当に発毛効果があるのか調べてみることにしました。

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冷凍育毛法は老人性イボの治療で発見

冷凍育毛法の発見のきっかけになったのが老人性イボの治療の際に使用した液体窒素。

マイナス180度の超低温の液体窒素を患部に塗布して少しずつイボを削っていく治療法です。

しばらく治療を続けていくうちにイボの周辺にうっすらと毛が生えてきた そうです。

これはもしかしてと感じイボの無い部分に液体窒素で刺激を与えたところ、最終的には頭全体に毛が生えてきたといいます。

これをきっかけに薄毛に悩む患者に対して冷凍ガスを使用して実際に効果が表れているようです。

実際にストレス性の円形脱毛症が頭全体に広がってしまった若い女性も抜け毛が改善できたそうです。

生体防御反応を利用

何故このような現象が起きるのかというと、人間が本来持っている生体防御反応 によるものだといいます。

人間の体は体温よりも極端に低い温度のガスが頭皮に吹きかけられると頭皮の下では頭皮を守ろうとする生体防御反応が起きます。

そのために体温を守ろうと血液を低温になった部分に集めて温めようと働きます。

すると隅々まで血液が行き渡るために毛細血管が拡張します。

毛根の周辺には毛根への栄養補給のために毛細血管が張り巡らされているため、毛根により多くの栄養分が届けられることで細胞分裂が活発になり毛の成長を促すというわけです。

つまりショックを受けた頭皮を守ろうと正常に戻すために体は結集するのです。

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冷凍育毛法は副作用が無い

現在発毛効果が高いことで知られているのが「ミノキシジル」や「フィナステリド」といった薬です。

こうした薬には高い効果がある代わりに必ずと言って良いほど副作用というのがあります。

たとえばミノキシジルも血管を拡張させて血流が改善されることで発毛に繋がりますが、ミノキシジルは使用を止めるとまた元に戻ってしまいます。

またミノキシジルは動悸不整脈といった副作用も報告されています。

実際に私も過去にミノキシジルを使用したことがありますが、動悸や不整脈が現れた為に1年後に止めたところ元の薄毛に戻ってしまいました。

その点冷凍育毛法はミノキシジルのような副作用は無く、冷却後も継続して酸素や栄養分が毛根へと運ばれるので新たな毛が作りだされ易い頭皮環境になるというわけです。

自分で行う冷凍育毛法

冷凍育毛法は育毛クリニックなどの専門家の元で行うことが確実ですが、経済的に負担になることもありますよね。

そんな方は自分で簡単に出来る方法があります。

冷凍庫で作った氷をビニール袋に入れて気になる部分に当てるだけです。

冷やす前に洗髪して頭皮を清潔にしてから行うようにしましょう。

目安は頭皮がキーンとなるまで冷やすと効果的とされています。

氷で冷やすことは専門のクリニックで使用される冷凍ガスほど低温では無いので毎日朝晩1日2回やってもかまいません。

間違ってもドライアイスを直にあてることは凍傷の危険があるので止めてくださいね。

まとめ

冷凍育毛法で頭皮の血流を改善させて発毛を促すという方法ですが、生活習慣やストレス、バランスの悪い食生活など、血流が悪くなるような生活を続けていればせっかく冷凍育毛法も無駄になってしまうかもしれません。

今一度自らの生活を見直して血流が良くなるように努めたうえで冷凍育毛法を実践してくださいね。

頭皮冷却装置をリーブ21が発毛に利用?でも頭皮の冷却を利用していますが、こちらは抗がん剤の副作用での脱毛を予防するためのものですが、冷凍育毛にも利用できるかもしれませんね。

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