髪の毛が薄くなってくると多くの人が試してみたくなる育毛剤。
しかし初めて育毛剤を買うのってけっこう勇気がいるんですよね。
一人住まいなら良いのですが、家族の目が気になり諦めてしまう人もいるはずです。
しかし背に腹は代えられません。
薄毛は待ってくれないと不安ばかりが募ってしまうからです。
ここは勇気を出して自分に合いそうな育毛剤を購入することに・・・
「もうこれで自分の髪は大丈夫！この育毛剤を使っていれば髪の毛がどんどん増えるぞ！」
って妄想にふけっている自分がいます。
しかし、一カ月たっても何の変化も無い・・・
むしろ薄くなっているかも・・・
そんな時ふと思うことが、
「育毛剤って何か月使えば効果が出るんだろう」
ということで、育毛剤が何ヶ月使えば効果が現れるのか注目していきます。
髪の毛は一カ月で1ｃｍ伸びる
髪の毛には「ヘアサイクル」というものがあります。
ヘアサイクルとは「成長期」⇒「退行期」⇒「休止期」⇒「成長期」・・・というサイクルのことで、これを繰り返して一カ月で1ｃｍ伸びていきます。
その期間は
成長期が3～7年
退行期が2～3週間
休止期が3～4ヵ月
とされています。
この期間の中で薄毛になるのは成長期が短くなることで起こります。
たとえば、正常な成長期であれば3～7年だったのが、ＡＧＡ(男性型脱毛症）になると数カ月にまで短縮すると言われています。
正常な状態であれば髪の毛の約９０％は成長期と退行期の期間で、残りは休止期にあることになります。
ＡＧＡになると成長期が短縮してしまうので９０％という割合も減少してしまうことになります。
成長期に太く長くなるはずの髪の毛が細くて短いまま退行期に移行してやがて休止期に移って抜けていくために全体が細くて短い毛の割合が多くなるために薄毛になっていくわけです。
育毛剤で効果が判るのは最低でも３ヵ月
育毛剤の効果はこうした短縮した成長期を正常化に戻そうとする働きがあるために、約1ｃｍしか伸びない一カ月という期間だけでは判断は難しいといえます。
なので最低でも３ヵ月経たなければ効果は判らないと考えたほうが良いでしょう。
しかも３ヵ月でも“手ごたえ”程度にしか感じないとされ、はっきりと実感するためには６カ月は必要とされています。
薄毛改善ビフォアー・アフターの写真で
「１ヶ月後これだけ変化しました～」
なんていかにも髪の毛が増えたように装っている写真がありますが、ただ髪の毛が伸びただけで増えたわけではない写真が殆どです。
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まず一本目は使い心地を判断
育毛剤にも様々な成分が配合されており、使い心地も違ってきます。
べた付く
臭い
スーとする
痒みが生じる
フケが増えた
など
人の頭皮も様ざまですから、育毛剤の成分によってはアレルギーを起こしたり痒みを生じることもあります。
また、中にはべた付くものもあり、髪の毛が細くてボリュームを作るのに苦労している人にとってべた付く育毛剤はペチャンとなって続けるには難しくなります。
なのでまずは育毛剤の一本目は使い心地の判断期間と思って効果は判らないと割り切って使うほうが良いと思います。
最近の育毛剤の多くは３０日間内であれば全額返金制度を設けているので、まずは購入して試してみる価値はあるといえます。
ここで注意しないといけないのは、稀に
「半年間使ってみて効果が無ければ返金します・・・」
と謳っているメーカーがありますが、これは育毛剤の半年分ではなく初月分のみの金額という時が殆どなので注意が必要です。
育毛剤は朝晩使用する
育毛剤も高価な商品が多いために夜洗髪後に使って、朝は時間が無かったりヘアースタイルが決まらないからと使用しない人がいますが、ここはやはりメーカーが推奨している１日朝晩の２回に分けて使用する
方が効果も高いといえます。
また育毛剤も成分の違いや頭皮への浸透メカニズムの違いなど、様々な考え方があるので実際に使ってみないと効果があるのかは分かりません。
その時の髪の状態に惑わされない
若いころの私もそうでしたが、育毛剤を使用し始めてから何となく
髪の毛のボリュームが出てきた？
髪の毛にツヤが戻った？
産毛が生えてきた？
といったことを感じる時が必ず来ます。
しかし、髪の毛はその時の体調や気温、湿度など、様々な要因で大きく変わることもあります。
なのでその時の髪の状態に一喜一憂せずに地道に使い続けつことが回復への近道と言えるでしょう。
育毛剤の効果はそう簡単に現れるものではありません。
まずは数種類の育毛剤を半年試して最も効果の高いものを選ぶようにしましょう。
当ブログでも紹介している
がおススメですよ♪
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