育毛剤には様々な成分が配合されていますが、その内容も日々進化しているようで、最新の育毛成分として「リデンシル」というのがあります。
リデンシルはスイスの化粧品メーカーが開発した育毛成分で毛根へ作用して髪の成長を促す働きがあるんだとか。
リデンシルといえば当ブログで紹介しているバイタルウェーブにも配合されている成分で、私も愛用している育毛剤なんです(*^。^*)
恥ずかしながら今までリデンシルについては全く知らずに使ってきましたが、ミノキシジルの3倍もの効果がある「キャピキシル」と一緒に配合されている成分だけに期待が膨らみます。
ちなみにリデンシルは世界最大規模の化粧品の原料展示会でキャピキシルよりも上位を獲得した成分なんだとか・・・
ということはリデンシルとキャピキシルの相乗効果も期待できるかも!
そこでリデンシルについて調べてみました。
リデンシルはバルジ領域に作用
リデンシルはセイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛、を原料として配合した育毛成分です。
リデンシルの特徴は、毛包内にある「バルジ領域」に作用して髪の毛が成長するのを助ける働きがあるということ。
バルジ領域といえば、当ブログ記事バルジ領域を刺激すると発毛するらしいで書いてあるように、刺激をすることで発毛するとされている器官です。
このバルジ領域から生成される発毛因子が毛母細胞となり髪の毛が作られるわけですが、リデンシルが作用することで幹細胞が刺激されて毛乳頭を活性化させ毛母細胞の分裂が活性化されるわけです。
臨床試験でもリデンシルの使用により成長期の毛髪の成長促進と脱毛の減少が確認されたとの報告もあります。
さらにリデンシルは副作用が無いことでも知られており、世界中で注目されている成分なんだとか。
リデンシルは線維芽細胞を活性化
人の皮膚の構成成分である「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」は全て線維芽細胞から作られています。
リデンシルはその線維芽細胞を活性化する働きがあり、結果として皮膚細胞の生成が活性化するということです。
またリデンシンには作られた毛髪を定着させるための“接着剤”(細胞外マトリックス)を合成する働きもあり、成長過程の毛髪が定着させる作用があります。
毛乳頭関係の細胞は皮下組織の細胞とは別のものなので細胞外マトリックスで定着させる必要があるんですね。
ちなみに人工植毛でも皮下組織に定着させるために細胞外マトリックスを注入するそうです。
AGA(男性型脱毛症)では成長過程の毛髪が成長を止めてしまうことで起こるとされているわけですから、リデンシルでこれを予防できるというわけです。
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リデンシル頭皮の炎症を抑制
頭皮が炎症を起こすことで脱毛することがありますが、リデンシルには頭皮の炎症を抑制する働きがあります。
リデンシルには「EGCG2」と呼ばれる成分が含まれていますが、これが頭皮の炎症を抑えます。
炎症を抑えるといっても、ただ炎症を抑えるだけではなく、炎症による皮膚のダメージが拡大しないようにする働きがあるそうです。
つまり炎症による皮膚のダメージを回復させる働きもあるとされています。
また、EGCG2には抗酸化作用もあるので、活性酸素による頭皮の老化を予防する働きがあります。
夏になると強い紫外線により活性酸素が皮膚を老化させることが多くなりますが、リデンシルが老化を防いでくれるとなれば薄毛に悩む人にとっては心強い味方ですよね。
リデンシルは5αリダクターゼの抑制はできない
AGA(男性型脱毛症)は男性ホルモンの「テストステロン」が5αリダクターゼと呼ばれる酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、このDHTにより脱毛が始まることが判っています。
今売られている育毛剤の中には5αリダクターゼの働きを抑制してDHTを作らせないようにするものもあるようですが、残念ながらリデンシルには5αリダクターゼの働きを抑制する働きは無く、AGAを予防したいとなれば5αリダクターゼの働きを抑制する成分を配合した育毛剤と併用するのも一つの考え方です。
そこでリデンシルとの併用で高い効果が期待できるのが「キャンピキシル」です。
リデンシルはバイタルウェーブに配合
以上リデンシルについて書かせていただきましたが、この成分を配合している育毛剤が、当ブログで紹介しているバイタルウェーブで、しかもミノキシジルの3倍もの効果が期待できて副作用も殆ど無い「キャピキシル」も配合しているとあってこれまで育毛剤とはより高い効果が期待できるとされています。
他の育毛剤にも使われていますが、実際に私が使用している感じでは使い心地も問題ないので試す価値はあると思いますよ。
今後リデンシルが多くの育毛成分として使用されることは間違いないですね。
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