出典元:Wikipedia
何かとお騒がせなアメリカ新大統領のトランプですが、以前から話題になっていた髪型はカツラではないかと疑惑を持たれていましたね。
70歳という年齢にしてはやけに髪が多過ぎると疑いがかけられていたわけですが、私から見ても70歳の髪の量ではないように見えてしまいます。
その後テレビ番組に出演した時に髪を触らせてカツラではないことをアピールしてカツラ疑惑を払しょくしようと懸命でした。
しかし、それでも世界中の人はまだ疑っていたようで、トランプのカツラ疑惑は依然残ったままになっていました。
ところがここにきて、トランプがかなり前から有名な育毛薬「プロペシア」を服用していたと告白した人が現れ、どうやらトランプのカツラ疑惑が晴れる時が来たようです。
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トランプは30年以上前からプロペシアを服用していた
この告白をしたのがハロルド・N・ボーンシュタイン医師で、トランプ氏とは1980年から定期的に健診を行ってきたといいます。
大統領選に当選してからは連絡をとってないそうですが、トランプにとってはこれでカツラ疑惑が晴れたわけです。
多くの海外メディアもこの告白によりトランプのカツラ疑惑晴れると報じています。
カツラメーカーの大手「アデランス」がアメリカ参入で失敗するなど、アメリカ人は薄毛は気にしないとの認識だったのですが、やはり気にする人は気にするんですね。
プロペシアは副作用から生まれた
プロペシアは一般名フィナステリドと呼ばれ、アメリカのメルク社が開発した男性型脱毛症(AGA)治療薬です。
すでに世界60カ国以上で承認されているので薄毛が気になる人にはよく知られている育毛薬です。
そもそもプロペシアは前立腺肥大症の治療を主としてきたところ、全身が毛深くなったという報告が患者側からあったことから発毛剤として開発されたものです。
基本的には薄毛の原因となる男性ホルモンをコントロールして発毛を促すという薬です。
この薬は前立線肥大や前立腺がんの治療時には高容量のものを使用し、低用量のものがプロペシアとして男性型脱毛症の治療薬として使われています。
プロペシアの副作用
一般的に薬というものは良くもなれば毒にもなるというのが常識で、プロペシアも例外ではありません。
プロペシアの副作用としてよく知られているのが、男性機能低下ですが、他にも下痢や眠気、胃の不快感や頻尿などがあります。
薄毛を改善するなら下痢や眠気などの副作用くらいは我慢できるかもしれませんが、男性機能の低下となるとやっぱり躊躇しちゃいますよね。
これをトランプは長年処方されていたわけですから何らかの副作用はあったはずです。
しかし複数回の結婚とビジネスマンとして巨万の財産を築いたのを考えると大した副作用は無かったのかもしれません。
ただ、プロペシアの副作用の中で、男性機能の低下に関しては症状として現れるのはごくわずかで、ほとんどの人は感じないといいます。
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プロペシアを女性が使用すると危険
ところがプロペシアを女性が使用するとなるとかなり危険だといいます。
それは女性が妊娠を望むのであれば、プロペシアを飲むのはもちろんプロペシアに触れるだけでも胎児に奇形が生じる可能性が高くなるんだそうです。
この事実を知らない夫婦で男性が飲んでいたプロペシアを奥さんが触れる可能性もあるわけですから、かなり慎重に扱わなければなりません。
私の場合は妻に内緒で会社で飲んでいたので妻が触れる可能性は無かったわけですが、それでも万が一のことを考えると妻にだけでなく他の女性にとんでもない迷惑をかけることになるので
プロペシアは医師の処方が安全
私も以前同じ種類の薬「フィンペシア」を個人輸入で購入して約1年間にわたり飲んでいましたが、全く効果が無くて止めてしまった経緯があります。
当時はあまり知られていませんでしたが、個人輸入は偽物が多く、効果が無いばかりか健康被害の可能性もあるとかで現在は個人輸入は減っているといいます。
私が購入したフィンペシアはひょっとしたら偽物だったのかもしれません。
ただ健康被害は無かったのでそれだけでも不幸中の幸いといったところでしょうか。
参考記事:フィナステリドが効かない人とは
やはりこうした育毛薬は専門医の医師から処方してもらう方が確実で安全です。
ただし、価格がとても高いうえに他の治療も加わると聞いているので経済的に余裕のある人しか飲むことが出来ないかもしれませんが・・・
不動産王のトランプならそんなことは関係ないでしょうけど・・・
トランプが大統領の激務に「髪」が耐えられなくなった時にまたプロペシアのお世話になるのかが気になります。
もっとも植毛という手も考えられますが・・・
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