若ハゲ、若白髪だけでも心が折れそうなのに、最近の研究で衝撃的な事実が発表されました!
今まで若白髪や若ハゲはただ単に生活の乱れや遺伝だと思われていました。
しかしインドで開かれたインド心臓病学会で発表された研究内容は若ハゲと若白髪の2つ揃っている男性は、心臓病 のリスクが通常の人に比べて5倍以上高い ということです。
これはかなりヤバイです。
ちょっと調べてみました。
心臓病のリスクはどのぐらい?
心臓病になる確率は通常の人より若ハゲが5.6倍 、若白髪が5.3倍 とどちらも5倍を超えています。
この報告を聞いただけで若ハゲが進行しそうですが、インド心臓病学会の医師のチームが発表した内容では40歳以下の心臓と血管の病気を抱えている790人の男性と、その比較をするために同じくらいの年代の健康な男性1270人を集め研究をしてみたとのこと。
全員同じ状況下ではなくてはいけないので全ての被験者に心電図や心臓超音波検査、血液検査、冠動脈造影検査など心臓に関係のある病気の検査を同じ条件でしてみたそうです。
しかもその2チームだけではなくその中でも、またチーム分けをして頭皮の状態から若ハゲの人は、抜け具合を見て『毛髪がゼロ』の重度のチームから『髪の毛が全てある』健康なチームまで4つのグループにわけました。
若白髪の人は、『真っ白』の重度から『真っ黒』の健康まで5つのグループに分けられました。
どのように調べたのかというと目視ではなく細かく点数制にして調べたようです。
しかも恐ろしいことに、肥満の方が心臓病のリスクが高そうなのに、それを上回る結果でした。
では肥満の方が良いのかと言うとそんなわけでもなく、肥満で体が大きくなると毛細血管も頑張って長く伸びようとします。
長く血管が伸びた分だけ心臓は、遠くへ血液を送らなければなりません。
当然心臓も頑張ってしまうので負担がかかります。
そんな肥満よりもリスクが高いなんて…
なんでまだ若いのに?
若ハゲと若白髪になってしまった男性が、なぜ心臓病のリスクが上がるのか研究者は
「若白髪と若ハゲの原因は、実際の年齢より、生物学的な年齢を示しているのではないか。心臓の健康リスクの判断に役立つ可能性がある」
と発表しています。
要は、実際20代でも肉体的(内蔵なども含んで)に20代よりも年を取ってしまっていると言うことです。
若ハゲと若白髪が進行してしまっている人ほど同時に生物学的な年齢が高いため心臓と血管の病気が進んでしまっているようです。
ただしまだ諦めるには早いです。
研究はまだ始まったばかりですし、病院で働く博士は研究レポートを読んで「サンプルの人種が偏っているんじゃない?」と指摘してきました。
本当に若ハゲと若白髪と関連性を解明するには人種を問わず対象者を広げて研究が必要と考えているようです。
もし、人種でリスクが変わるならもしかしたら日本人はセーフかも知れませんしね。
今後の研究に期待です。
スポンサーリンク
さっきから生物学的な年齢って言ってるけど実際なんなの?
実年齢はご存じの通り、生まれてから誕生日を迎えるごとに年を取っていく年齢のことですが生物学的な年齢ってそんなややこしい事を言われても混乱するだけですよね。
体内の細胞が、一般集団と比べてどれだけ速く老化するかということです。
なので常に一致するわけではない。
実際の年齢より若く見られる人もいれば、老けて見えられてしまう可哀想な人もいます。
これに関しては見た目からの判断なので、女性なら化粧である程度ごまかせるでしょうが、体の部位それぞれで異なった速度で老化していきます。
実年齢18歳、見た目年齢40歳、内蔵系の年齢が50歳なんてざらにあります。
今までの一般常識で考えると実年齢とともに老化して当たり前と思い込んでいた我々がいましたが、若いから無茶苦茶な生活をしても平気!なんて言っていられなくなります。
寝ないで遊んでいたり、好きな物だけ食べていればとても楽しいですが、体はどんどんと老化していきます。
『アンチエイジング』と言う言葉がありますが、実は老化してしまってから始めては遅いのかもしれません。
今後年を取ったときアンチエイジングを考えているなら先に老化を予防する努力を怠らない事が大切なのです。
しかも世間はアンチエイジングと言えば高級クリームを顔に塗るなどしますが、見た目年齢をなんとかしようとせず生物学的な年齢を気にして老化予防をしていけば、見た目も老け込まず、若ハゲと若白髪にもなる確率は少なくなってくるのではないでしょうか。
まとめ
熱く語ってしまいましたが、現状は若ハゲと若白髪は心臓病のリスクがヤバイです。
でもまだ研究の余地はあるのでまずは生物学的な年齢の老化を早めない生活を心がけましょう!
スポンサーリンク