突然円形のハゲが出現して不安になる円形脱毛症 。
円形脱毛症を経験した多くの人が、「放置しておいて大丈夫」って言ってますよね。
しかし、いったん円形脱毛症が発覚してしまうといても経っても居られず何らかの措置をしなければと考えてしまうはず。
とはいえ人に診てもらうのも勇気のいることで、自分で何とかしたいというのが本心でしょう。
育毛剤を塗布してみたり、シャンプーを変えてみたりいろいろ手を尽くしてみても原因が分からないのに手当たり次第試してみても改善するとは限りません。
ほっといても自然に治るのか・・・
皮膚科に行って治療してもらうか・・・
治療するにしてもどのくらいの期間がかかるのか・・・
悩ましいところですよね。
いずれにしてもしばらくは円形脱毛症を隠して生活することを強いられます。
それがストレスになってますます髪が薄くなることも考えられるわけで、円形脱毛症の治療期間によってはある程度の覚悟が必要です。
そこで円形脱毛症の治療期間はどのくらいなのかを調べてみました。
円形脱毛症の症状
円形脱毛症とは円形や楕円形の形で「脱毛班」が突然出現する疾患です。
多くは10円玉くらいの大きさですが、大きくなると500円玉くらいになることもあり、境界がはっきりとしているのが特徴です。
稀に頭部全体に広がることもあり、重症になると眉毛や体毛まで抜けてしまうこともあります。
また、いったん円形脱毛症が完治したと思っても再発することもあり、厄介な疾患といえるかもしれません。
統計的には、アトピー性皮膚炎や気管支炎、アレルギー性鼻炎などの「アトピー性疾患」の人が罹ることが多といわれています。
円形脱毛症が進行すると
●枕につく髪の毛が異常に多かった
●髪の毛が簡単に抜けて痛みも感じない
●脱毛部が広がってきた、
●脱毛した毛の毛根の先が尖っている
回復期になると
◎脱毛部に細い毛が生えてきた
◎脱毛部に毛穴が点々と見られる
◎髪の毛が簡単に抜けなくなった
といった症状がみられるそうです。
いずれにしても「円形脱毛症かな?」と感じたら皮膚科に行って診てもらった方が良いでしょう。
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円形脱毛症の原因はストレスではない?
円形脱毛症の原因は殆どの人が「ストレス」と認識していると思いますが、実は未だに原因が解明されていないようです。
ストレスというよりも、自己免疫疾患やアレルギー、内分泌系疾患などが殆どではないかと考えられています。
中でも有力視されているのが近年注目されている自己免疫疾患で、本来外敵から身を守る役目をしている自己免疫が自分の体の一部を攻撃してしまう病気です。
一刻も早い原因の解明が待たれます。
また、円形脱毛症の実態ですが、以外にも30歳以下の若い世代に多く発症し、全体の25%が15歳以下とされています。
15歳以下といえば小中学生ですから精神衛生上かなり深刻と言えますよね。
円形脱毛症は自然治癒でも半年以上はかかる
円形脱毛症は簡単に治ると考えられていますが、実は完治するまで意外と長く、最低でも半年、長ければ1年以上はかかるとされています。
ただし完治したと思っても再発することもあり、こうなると2年以上かかることもあるといいます。
このように円形脱毛症は重症になればなるほど治療期間が長引き易いといえます。
なので、いったん円形脱毛症に罹ってしまったらある程度の長期治療は覚悟しておき向き合っていく必要があるかもしれません。
ここで知っておかなければいけないのは、円形脱毛症に罹っても髪の毛を作る「毛包」が完全に破壊されているわけではないそうです。
また円形脱毛症は放置しておいても80%の人が完治するという統計もあるくらいです。
私の周辺でも今から35年も前のことですが、円形脱毛症に罹った友人(20代後半、男性)がいて、完治するまで半年もかからなかった記憶があります。
あまり気にしていなかったようで、特に皮膚科に行くことも無く放置していましたよ。
とはいえ円形脱毛症に罹ったらとりあえずは皮膚科に行って診てもらい、なかなか改善しなくても諦めずに根気よく治療を続けることが無難ということですね。
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