今までしっかりとした髪質だった人が、なぜか柔らかくなってしまうことがあります。
髪質が柔らかくなったおかげで扱いやすくなったと喜んでばかりはいられません。
何らかの原因で髪質が柔らかくなってしまったので、ちょっと注意をしなくてはいけない場合があります。
どんなことに注意が必要なのか調べてみました。
年取っちゃったから仕方がない…ではない!
髪質は、生まれた時から死ぬまでずっと同じわけではありません。
生まれたての赤ちゃんの場合ふんわりと柔らかく、触っていて気持ちの良い髪の毛ですが、成長するにつれて髪質がしっかりとしてきますよね。
髪の毛が最も太く、しっかりとしてくる年齢は男性が20歳頃、女性が25歳頃です。
男性も女性もどちらも20代で髪質のピークを迎えるのです。
ではその後どうなっていくかと言うと、ずっと良い状態をキープできたら良いのですが加齢と共に髪の毛が細く柔らかくなっていきます。
人間の体は年を取るとともに細胞分裂をする力が弱まってきます。
細胞分裂の力が弱まることにより髪の毛も成長は遅くなり、弱く生えにくくなってきます。
「年を取ってしまったから仕方がない」となにもせず諦めていると、髪年齢が一気に上がってしまう可能性もあります。
加齢とともに体中が弱ってきてしまうので、おそらく少しでも長生きをするために健康に気を付けてることでしょう。
髪の毛にも同じことが言え、内面から髪の毛の健康にも気をつけると共に、きちんとした洗い方すすぎ方をし、頭皮ケアエッセンスなどで薄毛や抜け毛の予防をするだけではなく頭皮にしっかり潤いを与えることで、今度生えてくる髪の毛の栄養も与えてあげることが大切です。
20代のピーク時に比べて髪質は劣ってしまいますが、それでも頭皮の状態を少しでも良くしてあげる行動をすれば根元から立ち上がってくれる実年齢よりも若い髪年齢を手に入れることも可能となってきます。
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加齢だけが原因ではない!
若い人たちの間では、おしゃれで髪の毛のカラーリングやパーマを頻繁にすることにより、髪の毛が傷んでしまい柔らかくなってしまいます。
カラーリングやパーマの原理としては、髪の毛の表面にあるキューティクルを剥がし薬剤を浸透させるのです。
髪の毛は3層構造となっていて、髪の毛1本1本を守っているキューティクルを剥がすことによって、2層目にあるコルテックスと呼ばれるタンパク質を破壊し、パーマなどくせ付けをするので、傷んで柔らかくなってしまいます。
当然このような状況の髪の毛になってしまった場合、守ってくれるキューティクルが剥がれてしまっているため、カラーリングやパーマをかけるたびに傷みは酷くなっていきます。
傷んだ髪の毛は柔らかく、細く、力強さもなくなってしまうのでこのままでは薄毛まっしぐらです。
また、カラーリングやパーマの薬剤は髪の毛が傷むだけではなく頭皮にとっても良くありません。
髪の毛が生えてくる土台が傷んでしまっているのであれば、いくら髪の毛をトリートメントをしたところで、丈夫な髪の毛は生えてきてくれません。
若いうちに色々な髪型や髪の色にして、楽しみたいのは分かりますが、髪の毛の成長のピークの時期に、やりすぎてしまうことで将来的に残念な頭になってしまいます。
髪の毛が柔らかくなってしまってから後悔するよりは、せっかくの綺麗な髪の毛をあまり傷めつけないように若いうちから注意をしなくてはいけません。
最近の自分の生活を見直してみよう!
髪の毛が柔らかくなる原因としてストレスや食生活の乱れなども関係があります。
最近忙しさにかまけて、ジャンクフードばかり食べたり睡眠不足など体にとって良くないことは頭皮にとっても良くありません。
頭皮環境が悪くなると、髪の毛は正直者なので細く柔らかく、自力で根元から立ち上がることすらできなくなってしまいます。
細く弱々しい髪の毛は、すぐに抜け落ちてしまい、「最近なんだか髪の毛が柔らかくなってきたな」という時点で対策を打たないと、元のコシのある強い髪の毛に戻すにはかなり時間がかかりますし、必ず戻るとも言い切れません。
やはり知り合いでも、毎日のように飲み歩いて、1日1食、睡眠時間3時間を続けていたら、髪の毛がびっくりするくらい柔らかくなっていてすぐに切れてしまっていました。
髪の毛も正直者ですが、体にも負担が来ていたらしく、ちょっとした風邪を引いただけで入院するほど悪化してしまいました。
体の健康面と髪の毛の事も考え少し生活習慣を見直してみてください。
まとめ
髪の毛は加齢と共に柔らかくなってしまいますが、その他にもカラーリングやパーマなど髪の毛と頭皮を傷める事や、生活習慣の乱れなどにより、驚くほど柔らかくなってしまいます。
髪質が柔らかくなってきたと感じた時、早めに手を打つことをお勧めします。
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