元々生まれつき髪の毛が細くてパーマはかかりにくい人もいます。
髪が細い人はパーマをかけることは無理なのでしょうか?
それでもパーマをかけたい!そんな人がパーマをかける時にどんなところに注意をすれば良いのでしょうか。
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髪の毛の構造はこんな感じ!
1本の髪の構造は3層構造になっていて表面から魚のうろこ状になっているキューティクル、2層目にコルテックス、3層目にメデュラと呼ばれる髪の中心部分があります。
メデュラが多ければ多いほどパーマのかかりは良いということなのですが、元々髪が細い人はキューティクルも薄く、パーマのかかりを左右するメデュラも細いのです。
この3層構造は、ほとんど生まれた時から決まっているので、例えばワカメを大量に食べたとしても太くはならないのです。
しかし元々は髪が太かったのに傷んでしまったりして細くなってしまった場合なら、その原因を断ち切れば髪は元の太さに戻ってくれるので問題はありません。
今回の問題としては元々生まれつき髪が細い人はパーマをかけるときにどうしたらよいのかということなんですよね。
普通のパーマじゃ無理!
普通にかけるパーマの原理としては、髪内部を1度切断してから薬剤でクルクルと髪に記憶させるのですが、髪が細いと当然髪1本の幅が狭く、内部も隙間が少ないので、薬剤の浸透も悪く硬める部分も少ないのです。
髪が細い人は普通の熱を加えないパーマをかけるとすぐに落ちてしまいます。
かなりきつくパーマをかければ多少はパーマの持ちも良くなるとは思いますが、きつくかけた分だけ髪は傷んでしまいます。
そんな時は熱を加えてウェーブをつけるデジタルパーマがオススメです。
デジタルパーマならすぐには落ちないので髪が細くてもパーマを楽しめます。
ただしデジタルパーマだからと言ってかけて終わりではありません。
しっかりとしたケアをしていかないと、普通の人よりデジタルパーマが取れやすいので気を付けてください。
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しっかりとしたケアってどうするの?
せっかくかけたパーマがあっという間に取れてしまってはもったいないので、日頃のちょっとしたケアをすることで、髪が細くてもパーマの持ちが良くなります。
普通の人であればデジタルパーマなら長くて半年ほどもちます。
半年まで持たなくてもせめて3ヶ月ぐらいは楽しみたいので注意点をいくつかあげていきます。
パーマをかけた日は絶対にシャンプーは避ける
1度美容室で髪を洗っている状態なので、そんなに不快感はないとは思いますが、自宅に帰ってからまたシャンプーをしてしまうと洗浄成分がパーマ液の効果を弱めてしまいます。
真夏でない限り2、3日はシャンプーで髪を洗うことを避けた方がパーマのもちがもっと良くなります。
しかしパーマをかけた髪はとてもデリケートの状態になっているので、補修は必要となってきます。
シャンプーはするのは避けて欲しいですがトリートメントをすることによってダメージ補修、保湿の効果もあるので、パーマをかけた日から2、3日の間は湯シャンとトリートメントにすれば髪の不快感もなく、パーマのもちも良くなります。
必ず髪を乾燥させてから寝る
その後は普通にシャンプーをしても良いのですが、絶対に髪を乾かしてから寝るようにしましょう。
パーマをかけたからだけではなく、濡れたままの髪は擦れあってしまうとキューティクルが剥がれて髪を傷めてしまいます。
ただでさえ濡れた髪はダメージを受けやすいのに、乾かすこと億劫に思ってしまうとせっかくのパーマが長持ちしてくれません。
早く髪を乾かしたくて髪の水分を取るためにゴシゴシと擦ってはいけません。
髪に優しいタオルの使い方は、まず頭皮にタオルを押し当て水分を取っていきます。
その後はタオルで髪を巻いて、水分を吸い込ませるようにしてください。
ここからドライヤーを使うのですがドライヤーは頭皮を乾燥させるようにあて、髪がだいたい乾いたなぁと思うぐらいのところで終了します。
後は自然乾燥させてください。
これだけでもパーマのもちはかなり変わってきます。
スタイリング剤は必ず落とす
気を付けたいのが髪の毛にスタイリング剤などをつけている場合は、どんなに眠くても髪は必ず洗って寝るようにしましょう。
スタイリング剤が残ったままだと髪の毛が傷んでしまいます。
ただでさえ細い髪にパーマをかけているので切れ毛などの原因となってしまいますよ。
まとめ
髪が細い人でパーマがすぐに取れてしまって悩んでいる人は、デジタルパーマをかけてみて、日頃のケアを怠らずにしていくことにより、悩みも解決していくことでしょう。
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