なんだか最近髪の毛の質は変わってきてしまった。
特に柔らかくなってしまったような気がする…
そんな時は少し気をつけてください。
特に今まで剛毛だった人が髪の毛が柔らかくなるとちょっと嬉しくなりますが、かなり危険信号です。
何で柔らかくなってしまったのかを考えてみましょう。
髪が柔らかくなったかの確認方法
毎日髪を触っていればなんとなくは気づくとは思いますが、一応確認方法を紹介しておきます。
髪を指に巻きつけそのまま10秒ほど指に巻き付けたまま固定しておきます。
10秒程たったら指を離してください。
指を離してすぐに元の髪に戻れば髪が柔らかくなったのは気のせいかと思われますが、クルクルの状態が戻らない場合かなり髪が弱っているということです。
もし、短髪で髪が巻けない場合、1本髪を抜いて真ん中あたりを折ってみてください。
これもすぐに元に戻れば、問題はありませんが折れたままの状態であれば、髪が弱っているため気をつけなくてはいけません。
なんで髪がやわらかくなったの?
髪が勝手に柔らかくなるのはとても危険な状態です。
髪が柔らかくなる=髪が細くなっていると考えてください。
剛毛の人から見れば羨ましい悩みかも知れませんが、意図的に柔らかくしたわけでないので細い髪は髪の密度が減ってきている証拠です。
なにが言いたいかと言うと薄毛一歩手前ということですね。
本来太くコシのある髪に育つはずだったものが、髪が伸びても太く育ってくれないのです。
理由はいろいろあり、食生活の乱れによる栄養不足で髪まで栄養が届いていないなども考えられます。
髪に栄養や水分が行き渡らなくなってくると髪に元気がなくなり頭が寂しいように見えてきてしまいます。
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栄養不足やストレスも原因
栄養不足で髪の毛が細くなる原因以外にも様々な原因が考えられます。
過度のストレスを受けることで髪の栄養不足が起こる場合もあるのです。
おそらく一度は耳にしたことはある自律神経の乱れが関係することもあります。
自律神経には活動を行っている時に活性化する交感神経とリラックス時の副交感神経がありますが、本来この2つがバランスよく保たれてることによって、体はうまく機能しています。
しかし過度のストレスを受けたりすると自律神経の乱れが発生し交感神経が優位になってしまいます。
常に活動している状態になってしまっているので、緊張などで血管が収縮して血液の流れが悪くなります。
この状態が続いてしまうと頭皮に栄養が少なくなってしまい、太くコシのある髪は生えにくくなってしまうのです。
髪だけではなく体も不調を起こしてしまいますので、ストレスはうまく発散し溜めすぎない方が良いですね。
女性ホルモンも原因
女性の場合はエストロゲンを関係があり主に卵巣から分泌されていて、20~30代が最も安定して分泌される時期です。
エストロゲンが減少してしまうと肌や髪の艶がなくなり、抜け毛も増え自律神経が乱れるという嫌なスパイラルに陥ってしまいます。
そのうち元に戻るでしょと放置しておくと女性の薄毛、びまん性脱毛症と言われる症状となってしまいます。
参考記事:びまん性脱毛症は自然治癒出来るの?
出産後にも起こりやすいものですが出産後に髪が抜けることがあります。
これは、生理が始まれば元に戻るので安心してください。
もうひとつ女性特有の更年期を向かえると女性ホルモンが減少してしまい、髪質が変わって柔らかくなってしまい薄毛の原因ともなります。
男性の場合も…
男性の場合も栄養不足やストレスなどもありますが、刺激の強いシャンプーを使ったり、ワックスなど使いすぎて頭皮に残ってしまうと、毛穴が詰まり髪が育たなくなります。
しかし男性の場合髪が柔らかくなってきたら、まず疑ってかかりたいのはAGAの初期症状の可能性です。
AGAは進行性なので、放置しておくとどんどん進行してしまいます。
シャンプーを変えようがストレスを発散しようがAGAは自然治癒はしません。
もし髪の毛が柔らかく薄くなってきてしまったような気がしたらAGAを疑って、恥ずかしがらず、すぐにクリニックに行きましょう。
早め早めの対策がAGAの進行を遅らせますし、AGAでなかった場合もアドバイスを貰うことができます。
まとめ
髪が柔らかくなってきたら、何かしらの原因があることだけは頭に入れておきましょう。
突然突然クリニックを訪れるのは緊張するという方は、行きつけの美容室で相談してみるのもひとつの手段です。
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