空気が乾燥してくると体に起こりうるのが静電気。
ドアノブに触れたり車のドアを閉めようとして触れ、バチッと指先に痛みが走り何とも不快な気分になりますよね。
中でも厄介なのが髪の静電気。
髪の静電気は、パチパチと痛いだけではなくパサパサに広がってしまい見た目も良くありません。
トリートメントをすると少しは、静電気も解消しますが、トリートメントではなく静電気をシャンプーで抑えることは出来ないのでしょうか。
シャンプーで静電気を抑え、トリートメントでも静電気を抑えることにより乾燥したシーズンでも、しっとりとした髪を保つことができるのではないでしょうか。
髪が静電気で広がる原因としては…
空気が乾燥している。
髪がパサパサに乾燥している。
水分が足りていない。
と、どれも水分不足によって乾燥してしまった為、静電気が発生してしまうのです。
特に冬場は常に乾燥しているので髪が擦れ合う度にパチパチと静電気で痛い思いをしてしまいます。
静電気を防ぐには、湿気が必要なのですが常に髪の毛を濡らしておくわけにはいきません。
加湿器を使うという手もありますが、室内でしか使えず外に出れば結局髪は静電気でパチパチしてしまいます。
結論としては髪の乾燥を防ぐしかないのです。
しかしなぜ髪自体が乾燥して静電気パチパチとなってしまうかと言うと、原因はキューティクルにあります。
キューティクルが閉じて健康的な髪だと内部に水分を閉じ込められていて、乾燥することはかなり少ないですが、キューティクルが開きっぱなしだと常に髪の内部から水分が蒸発しっぱなしなので乾燥してしまい静電気が起きてしまうというわけなのです。
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シャンプーで静電気防止出来るのか!?
シャンプーの中には静電気を起こしにくくする成分入りのものがあります。
シャンプーの裏面を見て
『ポリクオタニウム-10』
『ベヘントリモニウムメトサルフェート』
と書いてあるシャンプーを選びましょう。
この2つは帯電防止効果がある成分です。
一度帯電してしまうと静電気は簡単には逃げてくれません。
帯電防止効果のあるシャンプーならば静電気をためにくいのでパチパチは防げます。
それと髪が静電気を起こす原因のひとつとしてあげている髪の乾燥ですが、乾燥を改善させ保湿するのもひとつの手段です。
帯電防止効果はありませんが『コカミドプロピルベタイン』と呼ばれる成分が主成分として使われているシャンプーは保湿力がとても高いので静電気対策のシャンプー選びの時には帯電防止だけではなく保湿力も重要視していきましょう。
シャンプーにもそれぞれの悩みにあったタイプのものがたくさん販売されています。
適当に選んでしまうと残念な結果になってしまうので、念入りに選びましょう。
髪のベタつきが嫌で、さっぱり洗いたいのであれば頭皮の汚れをごっそり取り除けるサッパリタイプのクレンジング系シャンプーがオススメですが、髪の静電気を抑えたいのであればクレンジング系シャンプーは逆効果なので避けてください。
静電気で悩んでいるなら保湿力を高める事を重視しましょう。
保湿力を高めることにより、髪内部の水分不足を解消すれば静電気は起きにくくなります。
選ぶときはシットリ系、潤い系と書かれているシャンプーがオススメです。
髪の静電気対策にはアミノ酸系シャンプーもオススメ!
シリコン入りのシャンプーは価格も安く、泡立ちも良くて髪がしっとりするような感じがするので勘違いしてしまいやすいのですが、髪の表面だけをシリコンでコーティングしてしっとりさせて誤魔化されてるだけなのです。
参考記事:ノンシリコンシャンプーとは何か・・・
アミノ酸シャンプーは物にもよりますが植物由来の保湿成分が配合され、頭皮や髪の保湿にはかなり向いている商品です。
アミノ酸シャンプーには余計な成分が配合されておらず自然治癒力を高めることにより髪を自分自身の力で乾燥から防ぐ効果があります。
アミノ酸シャンプーは髪の主成分を構成するタンパク質と成分が同じアミノ酸なので保湿効果がかなり期待できます。
そこでお勧めなのが当ブログでも紹介している.N (ドットエヌ) ボリュームアップシャンプー&トリートメントです。
日本で初めてのオーガニックシャンプーで保湿力もバッチリと評判ですよ♪
今までシリコンシャンプーを使い続けてきた人にとっては物足りないかもしれませんが使い続けていれば髪の傷みが回復してきて、保湿力のある潤った髪になってきます。
ただし、シャンプーするとき指の腹で擦ると薄毛になる!と言われているので気をつけてくださいね。
まとめ
髪の静電気はシャンプーで抑えるためには髪の乾燥を防ぐような成分が入った、帯電防止効果のあるシャンプーや、髪の主成分と同じ天然由来の成分が入っているアミノ酸系シャンプーなどを使えば、嫌なパチパチ静電気から解放されます。
シリコンのしっとり感に騙されず髪に良い成分の入ったシャンプーを選び抜いて使ってみてください。
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