冬場になると髪の毛が静電気を帯びることってありますよね。
髪の毛の静電気がひどいと、1本1本がフワフワ立ち上がってしまい、その都度水をつけて直しても乾けば元通り静電気がひどい状態になってしまいます。
髪の毛の静電気があまりにもひどい時は服の脱ぎ着だけでもパチパチしてしまい、まるで山姥のようなひどい髪型になってしまいます。
静電気がひどい時の髪の毛をどのように対応していったらパチパチに悩まされなくなるのでしょうか。
髪の毛を乾燥させない!
静電気がひどい原因は髪の毛の乾燥です。
髪の毛が乾燥しているからずっと濡れた髪の毛でいる訳にもいかず、日頃のケアが必要となってくるのです。
保湿力に優れた洗い流すタイプのトリートメントを毎日欠かさず使うようにし、ドライヤーの熱から髪を守るためにも洗い流さないトリートメントも併用してつけていきましょう。
またシャンプーやトリートメントも、適当に購入するのではなく髪の毛のダメージ補修をしてくれるような物を選んで使うようにすると、傷んで開きっぱなしになったキューティクルから、髪の毛内部の水分が蒸発してしまう事を防いでくれます。
髪の毛の自然乾燥はNG
また髪の毛を乾燥させたくないからと独自の判断で自然乾燥をしてしまうと、髪の毛のダメージはより一層ひどくなり良かれと思って自然乾燥していたのに静電気が発生してしまいます。
髪の毛を洗ったら必ずドライヤーで乾かすことを日課にしないと髪の毛の乾燥はひどくなる一方です。
もしかしたらブラシが原因かもしれない
案外盲点なのはヘアブラシです。
髪質により、自分に適したヘアブラシを使い分けなくては、静電気の発生元になっている場合があります。
ブラシと髪の毛の摩擦が大きいほどひどい静電気が発生します。
静電気に効果のある物と言えばつげのクシです。
昔から使われているのでちょっと年寄り臭いなんて思ってはいけません。
つげのクシの特徴としては静電気が起こりにくいということです。
値段は高いですが天然の木から作られたつげのクシは加工されたブラシとは違い、ほとんど静電気が起きません。
自分の頭皮から分泌されている皮脂も髪の毛によく馴染み、もっと艶を出したければ椿油などを使うことにより、つげのクシにも椿油が馴染んでくれ、もっと静電気が起きにくくなります。
髪の毛の静電気がひどくて悩んでいる人は、つげのクシに変えてみてはいかがでしょうか。
ただ値段がとても高いので、買うときに躊躇しやすいですが一生物として使えるので大切に使っていくことができます。
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出先で静電気がやばい時にはハンドクリームで対応
出掛けた先で鏡を見たら静電気で髪の毛が大変なことになっている!なんてことありますよね。
そんな時は女性であれば大抵持っているハンドクリームを有効利用しましょう。
ハンドクリームなんか髪の毛に塗れるのかと不安でしょうが大丈夫です!
ハンドクリームの役割としてはカサついた手に潤いを与えてくれるものです。
ハンドクリームを手に塗るとすべすべになりますよね。
顔に塗る栄養クリームと同じような成分が入っているので潤いとすべすべ感が得られるのです。
髪の毛にハンドクリームを使うのであれば、あまり油分が含まれていないものを選びましょう。
油分が多すぎるとベタつきが気になってしまうので、塗るとさらっと水のようになり、伸びが良いタイプのものを選んでください。
塗り方としては、大量に髪の毛につけるのではなく、
手に馴染ませた後そのまま髪の毛に薄く伸ばしてください。
毛先が静電気で広がるようであれば、毛先部分だけハンドクリーム少量をつけて馴染ませてください。
これだけで出先で髪の毛のひどい静電気を対処することができます。
もちろん出先だけではなく家でも静電気防止に使うことができるので、うっかり洗い流さないトリートメントを切らしてしまった時などにはかなり重宝します。
ハンドクリームで髪の毛の静電気を防ぐことができるのであれば、少々値段が高くても香りが良く、質の良いものを使うようにしましょう。
手にも使えて髪の毛にも使えるので、トータルで考えれば金額としては高くはないと思います。
ただしハンドクリームを髪の毛につけるときには注意点があります。
ハンドクリームはヘッドマッサージ用のものではありません。
そこを勘違いして髪の毛だけではなく頭皮にまでハンドクリームをつけてしまうとハンドクリームが毛穴に詰まってしまい頭皮トラブルにつながります。
頭皮につけないように薄く髪の毛に揉み込むようにつけていけば、潤いを得ることができ、ひどい静電気から解放されます。
まとめ
髪の毛の静電気がひどい時の対応策を紹介しましたが、結局髪の毛の静電気は水分不足から起こる現象です。
しっかりと髪の毛に水分を与え、つげのクシでとかすことによりひどい静電気に対応ができます。
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