禿げる人は人とは、遺伝によるものや、生活習慣や食生活が乱れた人、体毛が濃い人など、いろいろありますが、ある調査によれば、禿げになり易い人にはある共通点があるといいます。
それは神経質な人。
髪は精神的なことで敏感に影響されるために、毛根への血流が滞り栄養不足に陥り禿げになることは分かっています。
また精神的な苦悩や緊張感が長く続くことで皮膚の免疫力が低下すると同時に毛根の活性も低下してしまいます。
こうなると髪の生産量が低下して禿げになると言われています。
つまり、禿げになり易い人と禿げになり難い人の違いは、こうした性格みたいなものが大きく影響されるといいます。
それに大きく関わっているのが自律神経です。
自律神経はアクセルとブレーキが同居
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれ、まったく逆の働きがあります。
車で例えると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキといったところでしょうか。
この2つの神経が上手くバランスが摂れて健康的な生命活動が出来るわけで、どちらかが優位になると車は暴走したりエンストを起こしたりするいったように身体に不調を起こすのです。
禿げになるのも緊張状態やストレス過多の状態が続くことで交感神経の方が優位になり血流が悪くなってしまうからというのも要因の一つです。
こうした症状はある意味、自律神経失調症の一つともいえ、社会生活にも支障をきたすこともあります。
円形脱毛症も自律神経のバランスが崩れたことによって引き起こされたのも要因の一つとも言われ、皮膚科よりも神経科で診断してもらった方が改善し易いということもあるといいます。
血管は交感神経が刺激されると萎縮する
人の感情の動きは自律神経の働きによるもので、交感神経と副交感神経に分かれています。
毛根へ栄養を届ける血管は交感神経が刺激されると委縮して血流が悪くなり、毛根が栄養不足に陥ります。
逆に副交感神経が刺激されると血管が拡張され血流が良くなるので毛根に栄養が届き易くなります。
よく「髪は夜作られる」といいますが、夜は副交感神経が優位になるので血流が良くなるので髪への栄養が行き届くために育ちやすいとされているのです。
寝る時には出来るだけ交感神経が刺激されないように悔しいことや悩んでいることなど、自分にとってマイナスなことを考えないように良いことだけを考えると睡眠の質が上がるといいます。
それだけ自律神経はデリケートなんですね。
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髪の成長には成長ホルモンが欠かせない
副交感神経が優位になると何故、髪の成長を促すのかというと、髪の成長には「成長ホルモン」が欠かせないからです。
成長ホルモンとは、別名「ヒト成長ホルモン」とも呼ばれ、アンチエイジングや育毛に大きく関わっています。
ちなみに成長ホルモンの主な働きは
●身長を伸ばす
●筋肉や骨の形成
●アンチエイジング
●基礎代謝の向上
成長ホルモンは睡眠中に最も盛んに分泌されると言われていますから、睡眠不足が身体に悪いというのはこういった理由があるからです。
副交感神経が優位になる時間帯に睡眠を摂ることで成長ホルモンの分泌が盛んになるのでこうした効果が期待できるのです。
つまり禿げもある意味、老化によるものですから、成長ホルモンの働き次第で改善させることも可能なのです。
22時~02時に寝ていることが髪を成長させる
それでは1日のうちに最も成長ホルモンの分泌が盛んになるのかというと、22:00~02:00の4時間といわれています。
つまりこの時間帯に熟睡していることが髪の成長に欠かせない成長ホルモンがガンガン分泌されるのです。
もちろん髪だけでなく健康のためにも良いということは間違いありません。
ただ、夜勤などでこの時間帯に寝ることが出来ない場合は、毎日の生活リズムを管理して7時間以上の睡眠が摂れていれば問題ないそうです。
自分が神経質なのかを気がついていない
神経質といっても基準が無いために自分が神経質なのか、そうでないのか迷う人もいるはずです。
そんな方にはこちらにで簡単に判定できるので一度試してみると良いでしょう。
ちなみに私は心配性で人前で話すとあがってしまい頭が真っ白になってしまうくらい気が小さいのでかなり神経質です。
チェックしてみたところ、やはり深刻な状態でした(^^ゞ
禿げになるはずですね(*_*)
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