毎日シャンプーしているにも関わらず頭が痒いってことありませんか?
それに頭皮も乾燥しているわけでもなく、炎症を起こしているわけでもなく、何も原因が見当たらないのに痒いのはひょっとしてストレスが原因かもしれませんよ。
というのも、株式会社マンダムの研究によればストレスにより髪や頭皮に悪影響があることが分かったからです。
その報告によると、ストレスの指標が高い人ほど、頭皮が硬く、後頭部が薄くなる傾向にあるというのです。
報告を詳しく見ていくと、何やら過去の私自身の頭皮の状態と似ているなあと感じてしまいます。
というのも、私も頭皮が硬くて全体に髪が細く、特に後頭部が薄いからです。
確かに以前の私はいろんなことがあって、いつも恐怖を感じたりして緊張が続き、かなりのストレスが溜まっていたと思われます。
それが原因なのかは分かりませんが、私の頭皮はカチカチでいつもむず痒くて掻くとフケがぽろぽろと落ちてきたものです。
今回のマンダムの研究結果報告を見る限り私にぴったりと当てはまるんですよね~
そこで、このマンダムの報告を読みこんでいくと、薄毛の改善に向けてのワンステップとして受け止められる内容なんです♪
これは期待できるかもしれませんよ!
ストレスを受けると皮脂が過剰分泌される
髪の毛が抜ける原因として真っ先に考えられるのが皮脂の過剰分泌です。
頭皮にとって皮脂は紫外線や細菌などから守ってくれるバリア機能があるのですが、量が過剰になると毛穴を詰まらせたり頭皮に炎症を起こして脱毛の原因になります。
そんな皮脂が過剰分泌される原因の一つにストレスがあるのです。
よく焦ったり激しい傷みを感じると脂汗が出てきますよね。
これは焦りや痛みというストレスを感じて身体がそれに対抗しようと交感神経が刺激されて興奮状態になることで男性ホルモンが活性化して皮脂を過剰に分泌させるのです。
男性ホルモンだからと女性には関係ないと感じるかもしれませんが、女性のがストレスを感じると、「エストロゲン」と「ブログステン」と呼ばれる女性ホルモンのバランスが乱れて皮脂を分泌させる働きのある「ブログステン」が
多くなってしまうので男性と同様に女性でもストレスを溜めると皮脂が過剰に分泌されるようになります。
唾液を分析するとストレス指標が分かる
これまで薄毛の原因の一つにストレスがあることは分かっていましたが、これらの因果関係や詳細なメカニズムは分かっていなかったのだそうです。
その研究をマンダムが行ってきたというわけですが、ストレスを受けて分泌されるストレスホルモンの一種である「コルチゾール」に注目したそうです。
コルチゾールは副腎皮質から分泌され、ストレスを受けると分泌量が増え、血圧や血糖値、体温の上昇、心拍数の増加など、生体防御機構を活性化させることで知られています。
唾液中のコルチゾールの濃度でどれだけストレスを受けているのか分かるそうで、30歳代と40歳代の男性24名対象にコルチゾール濃度を測定したところ、コルチゾール濃度が高い人ほど後頭部の髪が細くなっていることが分かったといいます。
頭皮をやわらかく保つことが重要
とまあこんな感じでストレスと痒みの関係について書かれていたんですが、解決方法としては頭皮を柔らかく保つことが重要と考えているようです。
結局のところ「自社の商品を使って頭皮を柔らかく保ちましょう」ってところみたいです。
ちょっとガッカリ((+_+))
それなら自分で出来る方法としてはストレスを溜めないことくらいですから、今一度ストレスの解消について調べてみました。
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ストレスと痒みのスパイラルを断ち切る
ストレスを感じて皮脂が過剰に分泌されて痒みが起こり、痒みがストレスになりよけいに皮脂が増えて、これが痒みを増幅させてストレスが大きくなり・・・
放置しておくとこんな感じで負のスパイラルに陥ることもあります。
またストレスは皮脂の過剰分泌だけでなく、あらゆる健康被害に影響されます。
なので、頭が痒いと感じたらシャンプーを変えたり洗髪回数を増やすのではなく、まずはストレスが溜まっていると自覚したほうが無難です。
皮脂の過剰分泌を防ぐにはストレスをコントロールする
人は生きていくうえで最小限のストレスは必要とされています。
しかし何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われているようにほどほどにしないといけません。
つまり自分にとってちょうど良い量のストレスに調整する必要があります。
ただその人にとってストレスも受け取り方で全く違ったものになります。
たとえばストレスを糧にして頑張れる前向きな人なら良いのですが、逆に落ち込んでしまう人もいます。
なので考え方を切り替えるのもストレスを溜めない方法といえます。
溜まったストレスは多くが精神的な物
ストレスは痛みや疲れ、焦り、怒り、不快な気分などの精神的な物から、筋肉の疲労や暑さ、寒さ、怪我をするなどの肉体的な物まで様々ですが、肉体的なストレスのほとんどは睡眠や時間が解決してくれます。
つまり溜まったストレスの多くは精神的な物で、解消しようにも睡眠の質が低下して疲れをリセットできずに尾を引くことが多いといいます。
ではどうしたらストレスを解消できるのかというと、まずはいろんな解消法を試してみることが必要です。
たとえばウォーキングや水泳などの有酸素運動やカラオケや映画鑑賞、買い物など、出来るだけ多くの解消法を試してみて自分に合った解消法を見つけることです。
試してみて爽快な気分になった方法が自分に合ったストレス解消法です。
人に迷惑をかけなければ何でもいいので出来るだけ多くの解消法を試してみましょう。
ストレスを解消する3つの基本
ストレスを解消するのも必要ですが、溜めないことも必要です。
それには生活習慣が大きく影響します。
それは
1.毎日入浴する
2.夜更かしせずに十分な睡眠を摂る
3.バランスの良い栄養を摂る
ありきたりですが、この3つの習慣で規則正しい生活を過ごしていくことがストレスを溜めない秘訣と言えます。
特に睡眠は寿命にも影響する要素で、出来れば夜10時~02時までには深い眠りについている必要があります。
というのも、10時~02時に熟睡していると成長ホルモンが分泌されて日中に働いて疲れた臓器を修復してくれるからです。
作家は短命で画家は長寿という話をご存知ですか?
何故かというと、作家というのは明かりさえあればどれだけでも書くことが可能ですが、画家というのは蛍光灯などの明かりでは自然な色が出せないので日中しか描くことが出来ないので早く寝てしまうからです。
睡眠というのが如何に大切なのかが分かりますよね。
頭が痒いなと感じたら、生活習慣を見直してストレスの解消に努めるのが最も健康的な習慣ということですね。
ストレスと皮脂の分泌は一見無関係に感じますが意外と大きく関わっているんですね。
ストレスは免疫力を低下させて細菌やウィルスに対抗できなくなることもあるので、溜めることなく上手く付き合っていきたいものですね。
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