髪にとって何かと悪いものがありますが、意外と知られていないのが「ハウスダスト」
ハウスダストはアレルギーがあるぐらい体に悪いものですが、実は髪にも悪いんですよ。
ハウスダストで鼻水が出たり喘息になったりと、ホコリまみれの部屋で暮らしているとハウスダストアレルギーになってしまいます。
しかし髪にハウスダストアレルギーが現れるものなのか・・・
ハウスダストが髪にどのようにして悪影響を与えるのか色々調べてみました。
なんでハウスダストが髪に悪いの?
ハウスダストは生活していればどうしても、降りつもるものですが、かといって1日中掃除しているわけにはいきません。
人間が動くたびにハウスダストは舞うので当然髪にも付着します。
ちなみにハウスダストとは、その辺に転がっているホコリの中でも1mm以下の小さなもので目では確認はできません。
ハウスダストには、ダニの死骸やフン、 花粉、カビ、など聞いただけでもぞっとするようなものが含まれています。
ハウスダストは濡れた髪や頭皮に吸着されやすい
ハウスダストは非常に軽く空気中に舞い上がりやすいのが特徴です。
そんな舞い上がるハウスダストですが、水分を含んだものにはよく吸着してしまいます。
せっかくお風呂で綺麗に髪を洗ったのに、お風呂から出た瞬間にハウスダストに襲われてしまいます。
しかしハウスダストから髪の毛を守るためには頻繁に掃除をするしか手立てはありません。
別にハウスダストがついても気にしないという人もいるでしょうが、頭皮にハウスダストがついてしまうと、自分の皮脂とくっついてしまい放置しておくことで酸化してしまいます。
酸化したままにしておくと今度は頭皮に炎症を起こしてしまう場合があります。
ハウスダストにいるダニは皮脂などの脂分を好みますので頭皮にダニが付着してしまうと、かゆみや痛みなどが発生したりします。
そのまま放置しておくと頭皮の皮膚炎になってしまう可能性があるのでかなり要注意です。
自分は喘息持ちではないから大丈夫!などと言って部屋の掃除をサボっていると、頭皮に悪影響を及ぼしてしまいますよ。
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ハウスダストならシャンプーで落とせるでしょ
シャンプーだけしてハウスダストを完璧に落とせることはできません。
皮脂と混ざり合いながら段々と蓄積されてしまうので、毎日のケアが必要となってきます。
まずはシャンプーをする前に乾いた髪の状態で、髪の表面についているハウスダストをしっかりとブラッシングで落としましょう。
出来るだけ目の細かいブラシを使うことにより、ハウスダストは落ちやすくなります。
この時に使うブラシは綺麗なブラシを使うようにしてください。
最後に寝る前にもう1度ブラッシングをしてシャンプー後についてしまったハウスダストをしっかりと落とすことによりハウスダストは髪に定着することをある程度は防げます。
面倒くさいからとブラッシングなどを怠ってしまうと、皮脂とハウスダストが混ざり合い、髪が絡まりやすくなってしまいます。
これでは切れ毛の原因となってしまうので美しい髪を保てません。
またハウスダストと皮脂が毛穴に蓄積されていてしまうと、臭いの発生源となってしまいます。
いくら綺麗にトリートメントはどうしてもしっかりとハウスダストを落とさない限り、美しい髪とは呼べませんね。
掃除の仕方を見直してみよう!
ハウスダストは目で見えないほどの小さいものです。
しかしハウスダストがたまりやすい場所というものもあるので、その場所を重点的に掃除することにより今よりはハウスダストが改善されていきます。
掃除をする時は家族が活動していない時間帯に掃除をするようにしましょう。
ベストな掃除タイミングは朝イチです。
朝イチで掃除なんてしたくないとは思いますが、ハウスダストはフワフワととても軽く、人が動いただけでも舞ってしまいます。
家族が寝静まり、誰も活動しなくなると空気中を漂っていたハウスダストは下に落ちます。
そのため朝イチでモップをかけることにより、ハウスダストがよく取れます。
掃除の基本は上から始めるのですが、はたきなどを使ってしまうとハウスダストが舞い上がってしまいます。
できるだけハウスダストを舞い上がらせないようにハンディモップなどで撫でるようにホコリを取り、水拭きをするとより効果はアップします。
モップで集めたゴミを最後は掃除機で吸い取り、その後床全体を掃除機をかけることにより掃除機でハウスダストが舞い上がることがなくなります。
特に忘れがちなのがテレビです。
大掃除の時ぐらいしかテレビの裏側を掃除しないなんて人は、ハウスダストの温床となってしまっているのでこまめに掃除するようにしてください。
そして掃除をする時は、髪にハウスダストがつかないように、タオルなどを巻いて保護してあげましょう。
まとめ
ハウスダストを侮ると、頭皮にも悪影響ですし、どんなにトリートメントをしてもハウスダストまみれの髪では美しい髪と呼べませんね。
日頃の掃除と頭皮を清潔に保つ必要があるということですね。
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