薄毛の原因と考えると頭皮や内臓の健全性ばかりに目が行きがちですが、意外な部分に薄毛の兆候が現れるのをご存知ですか？
それが眉毛とその周辺です。
近頃男性でも肌の手入れを気にかける時代になったようで、さまざまな男性用化粧品が発売されるようになりましたね。
と言っても女性ほど念入りに手入れをするほどでもないかもしれません。
肌のハリやツヤ、化粧ののりなど、女性の肌の手入れはそれはそれは細かな部分まで行き届いています。
しかし眉毛とその周辺となると女性でもさほど目が行き届いていないようで、眉毛の異常が薄毛の兆候だなんて気がつく人もほとんどいないかもしれません。
それでは眉毛と薄毛についてみていきましょう。
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眉毛の異常は頭皮ストレスの現れ
眉間がカサついていたり、できものがあったりするときは髪が弱っている証拠であるといいます。
というのは長年多くの人の頭髪をみてきた理容師が口をそろえて言っているからです。
薄毛になる原因の一つに頭皮ストレスがあるといいます。
理容師の多くは眉間がカサついていたりできものがあったりする人は決まって髪に何らかのトラブルを抱えているのを何度もみてきたそうです。
また生え際が後退してきたと訴える客の多くは眉毛の抜け毛も多いといいます。
つまり眉毛の異常は頭皮ストレスが溜まっている証拠であるといえるそうです。
眉毛に長い毛が生えてくると要注意
高齢になると眉毛や鼻毛、耳毛に数本だけ長い毛が生えてくることが多いですが、これは自然のことでありさほど問題は無いといいます。
ところが最近ではよく30～50代の働き盛りにこの傾向が見られるそうです。
30～50代で眉毛に長い毛が生えてきたらホルモンバランスが乱れている証拠で気を付けたほうが良いとのこと。
こういった人は眉毛の脱毛も起こっている傾向にあるとのこと。
ちなみに眉毛の抜け毛をチェックする方法は、眉毛をつまんで軽く引っ張ってみることです。
これを数回繰り返して抜け毛が無ければ問題ないとのこと。
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円形脱毛症が眉毛に出来ることもある
円形脱毛症は頭髪の一部だけが円形に脱毛してしまう認識がありますが、身体の毛のある部分ならどこでも現れる可能性があるのです。
実は眉毛にも円形脱毛症が現れることがあり、しかも意外と多いそうです。
どうしてそのような認識になるのかというと、気がつかないことが多いからです。
特に女性は何時も手入れをしているので元々眉毛が薄くなっている場合も多いことが理由の一つです。
それだけ薄毛に関しては髪の毛だけに気持ちが行ってしまっていることが分かりますよね。
眉毛の円形脱毛症の特徴は初期には、頭髪のように円形に脱毛することは無く、少しずつ抜けていきます。
眉毛の一部、または全体に濃さのムラが出来たら初期の円形脱毛症の可能性があります。
ただ円形脱毛症は通常なら放置しておいても自然に治ってしまうので必要以上に不安になることはありません。
しかし、円形脱毛症が症状が進むと眉毛が見た目でもはっきりと分かるくらい円形状に脱毛してしまいます。
こうなると自己判断は危険なので皮膚科で診てもらった方が良いでしょう。
眉毛の濃い薄いは薄毛と無関係
元々眉毛の濃い人と薄い人では薄毛に関してどうなんでしょう？
イメージ的には眉毛の薄い方が薄毛になると感じますが、これは単なる個人差で長さが違うとは無関係で、薄毛になるかどうかも無関係です。
また額が広い人は禿げるというイメージが強いですが、これも全くの無関係で、額が広くても髪がしっかりしている人もいれば薄くなる人もいます。
髪の質や量も薄毛には無関係です。
つまり薄毛になるのは髪のヘアサイクルが乱れてくるからであって、髪の見た目では判断できないのです。
以上、眉毛と薄毛の関連性について書いてみましたが、薄毛になる人の多くは眉毛に何らかの異常が起こるのでマメに眉毛をチェックしておくことも必要かもしれませんね。
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