禿げる原因には様々な要素があり、かつ非常に複雑なため一つに絞り込むことはでき無いことはよく知られていますね。
禿げる原因としては、「遺伝」「栄養不足」「頭皮環境の悪化」「自律神経の乱れ」などがあります。
これらの原因が複雑に絡み合って禿げてしまうことも多いのは事実ですが、最も自覚できない原因というのが「自律神経の乱れ」と言われています。
自律神経の乱れというのは主にストレスによるものが大半とされていますが、その中で注目すべきストレスというのが「怒る」です。
確かによく怒る人って禿げているイメージがありますよね。
ここでは「よく怒る人」と禿げることの関係性について注目していきます。
怒ると自律神経が乱れる
自律神経とは、胃のぜんどう運動や発汗、脈拍など、所謂自立した神経で自分ではコントロールできません。
自律神経は交感神経と副交感神経から構成され、お互いにバランスをとることで日常生活が快適におくられるようになっています。
その自律神経が乱れると血行が悪くなり髪の毛への栄養が滞り禿げやすくなってしまいます。
そんなデリケートな自律神経は怒ることで簡単に乱れてしまうといいます。
自律神経は精神面に大きく影響される
自律神経が乱れるのは精神面に大きく影響されることが多く、「怒る」をはじめ「焦る」「我慢する」「怨む」など、マイナスな気持ちが自律神経を乱す要因とされています。
よく長寿の人の話で、「何事もありがたく受け止め、怒らず、恨まず、毎日を楽しく過ごす」が長生きの秘訣ということを聞きますよね。
これって健康の秘訣でもあり、だからこそ長寿でいられるわけで、髪の毛に関しても同じことが言えるのです。
というのも栄養不足は真っ先に髪の毛に症状が現れるからです。
なぜなら摂取した栄養分はまず生命維持に必要な器官に届けられ、生命維持に無関係な髪の毛には一番最後に届けられるからです。
それも他の器官に届けられて余った分だけです。
つまり栄養分が余らないと髪の毛にまで届けられないのです。
よく怒る人は常に自律神経を乱して血流を悪くさせているわけで、余った栄養分を髪に届けられる前に無くなってしまうのかもしれません。
これでは禿げてしまうのも仕方が無いですね。
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怒ることで男性ホルモンが分泌される
自律神経の乱れだけではありません。
よく怒る人は男性ホルモンの分泌も盛んになると言われています。
元々男性はテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが分泌されていますから、女性に比べてキレやすいと言われています。
それはテストステロンというホルモンが攻撃的な感情を引き出すために使われるホルモンだからです。
太古の人類は狩猟を男性が担当していたためにこうした本能が備わったのではないかと言われています。
感情をコントロールする方法を身につける
男性にはこうして「よく怒る」という仕組みが元々備わっているので、最も重要なことは感情をコントロールすることです。
よくカウンセリングの話を聞いていると、相手の言動にカチンときたらまずは深呼吸をすると良いとされています。
深呼吸をすると身体をリラックスさせる副交感神経が活性化して自分を冷静な状態に戻してくれます。
カッとなると言ってはいけないことを言ってみたり、間違った行動を起こしてしまいますから、深呼吸をして我にかえることが信用だけでなく、精神衛生上も重要なことなんですね。
感情を紙に書き出すことでストレスを吐きだす
また今の辛い感情を紙に出来るだけたくさん書きだしてみるのも効果的と言われています。
紙に書くだけですから誰にも見られるわけでもありません。
ただ書くだけで感情をコントロールできるようになるといいます。
心理学的に言えば、辛い感情を貯め込むには限界があり、いずれは吐き出さないと脳がパンクしてしまうといいます。
その時に有効なのが人に悩み事を話したり、愚痴を聞いてもらう方法です。
人に心の底を打ち明けることで気持ちに余裕が生まれると言われています。
しかしこれには聞いてもらう相手が必要ですから、相手のの都合によっては話せない場合もあるでしょう。
そんなときに効果的なのが紙に書くことなのです。
書くという方法は自分一人で完結する方法であり、相手の都合を考えずに行うことが出来ます。
実は私も似たようなことを始めています。
3年前に家庭内トラブルでストレス性の目眩と耳鳴りに悩まされてことがあり、耳鼻科や心療内科に通ったことがあります。
その時に始めたのが「日記」です。
苦しんでいたころ、新年を機会に日記を購入して、その時の辛いことは不安なこと、悔しいことなど、本当にたくさんのことを書きました。
するとどういうわけか胸の内がスーと解放されたというか、何とも言えないスッキリとした気持ちになっていつの間にか目眩や耳鳴りが治ってしまいました。
それから2年目になり、また新しい日記を購入して毎日欠かさず書いています。
生まれてこの方日記を始めようにもいつも三日坊主で、1週間続いたことがありませんでしたが、このときに始めた日記は二年目になった今でも続けられています。
ただ、家族に見られないように管理しておく必要がありますが・・・
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