髪の毛の栄養は運動で補給される

髪の毛の栄養を運動で補給

●育毛剤をつけても髪の毛が生えてこない
●シャンプーを変えても髪の毛のボリュームが出ない
●マッサージをしても頭皮が硬いまま

こんなこと感じている方、運動はしていますか?

髪の毛の栄養は運動で運ばれる要素があることを忘れていませんか?

運動は全身に血液を巡らせ、髪の毛だけでなく、脳や心臓をはじめとした全身の臓器や筋肉などに栄養を補給する手段です。

髪の毛の栄養は全身の機能が満たされてから初めて補給されるのです。

ここでは今一度髪の毛の栄養と運動について考えてみます。

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運動は血行促進に繋がる

若いころは血管壁も柔軟できれいな状態ですから何もしなくても血流は良いですが、加齢とともに血管壁にはコレステロールが溜まったり動脈硬化を起こしたりと血流は少しずつ悪くなります。

そのために髪への栄養補給も滞りがちになるため加齢で髪の毛が細くなったり抜けてしまったりするわけです。

なので出来るだけ運動をして血流を良くする必要があります。

運動はストレスの解消になる

ストレスは血管を収縮させて血流を悪化させます。

そのために髪の毛の栄養を考えればストレスを溜めないことは今は常識になりつつありますよね。

運動はストレスの解消になることはよく知られていますが、これが長続きしないことが多いといいます。

なぜなら、ほとんどの人が最初に張り切ってしまい多少無理してしまうからです。

なのでウォーキングにしてもジョギングにしても長続きするくらい軽いものでなければ意味が無いのです。

また運動というのは義務感をもってすることもストレスになるため考え方も柔軟にする必要があります。

たとえば

「今日は雨だから休もう」
「何となくだるいから休んじゃおう」

など、これくらい軽い気持ちで運動を続ければいいのです。

それに運動もやり過ぎると活性酸素を発生させてかえって体を錆びつかせ病の元凶になることもあります。

また、激しい運動は心臓に負荷がかかり血圧を上昇させ、頭皮の毛細血管を委縮させるといいます。

すると血流を良くしようと始めた運動がかえって血行を悪くする結果になってしまうのです。

長い長い先を見据えて自分にあった運動を見つけてください。

運動は基礎代謝のアップに繋がる

運動不足になると筋肉が細くなることはご存知ですよね。

筋肉が細くなるとそれだけ代謝が落ちるので基礎代謝が低下してしまいます。

基礎代謝が低下すると全身の臓器は機能が低下してしまうので、当然血の巡りも悪くなります。

こうなると髪の毛への栄養も滞りがちになってしまいます。

運動量としては毎日30分のウォーキングで十分でしょう。

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髪の毛への栄養補給は余った分だけしか届かない

血液による全身へ送られる栄養分は生命維持のために優先順位があります。

脳、心臓、肺、肝臓・・・

まずはこちらから優先的に栄養補給され、生命維持にほとんど無関係な髪の毛には全身に送られて余った分だけがしか送られてこないのです。

なので全身に送られた栄養が余らなければ髪の毛に送られる栄養分は無くなってしまうのです。

よくダイエットで痩せたのは良いけど髪の毛が減ってしまったという話をよく聞きますが、まさに余った栄養が無かったがために髪への栄養が無くなってしまい抜けてしまうのです。

運動は内臓脂肪が落とせること

動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害は多くが内臓脂肪によるものと言われています。

血管障害ですからもちろん髪の毛に運ばれる栄養分も滞りがちになりますよね。

その血管障害の元凶となっている内臓脂肪を簡単に落とせるのがウォーキングやジョギングなどの有酸素運動なのです。

以前私が健康診断で内臓脂肪が多すぎて高脂血症と言われ、将来動脈硬化になる可能性を指摘されたことがありました。

それ以降毎日30分のウォーキングを心掛けていたところ、みるみるお腹が凹んでいき、1年後の検診ではきれいに内臓脂肪が落ちており高脂血症も改善していました。

特に激しい運動をしたわけでもなく食事制限をしていないのに毎日30分のフォーキングだけで内臓脂肪は簡単に落ちてしまうのです。

またウォーキングを始めてから知らないうちに肩こりも改善され、体じゅうに血が巡り易くなっているのが実感できています。

髪の毛も元気になって本当に運動の必要性を感じました。

運動後はタンパク質を補給する

運動後は私達の体は筋肉が傷つき、それを補修するためにタンパク質が使われます。

髪の毛はタンパク質からできていますから、運動によって筋肉の方に優先的にタンパク質が使われれば髪の毛の方に回ってくるタンパク質は不足してしまいます。

なので運動後にはタンパク質をはじめとしたバランスの良い食べ物を摂るようにしましょう。

特に運動の直後というのは細胞は大量のエネルギーを消費した“飢餓状態”にあるので栄養分の吸収率が通常の時に比べて高いのです。

時間的には運動を終了した直後から45分以内であれば効率よく栄養分を吸収してくれます。

ちなみに45分を過ぎてからは吸収力が少しずつ弱まっていき、運動終了後2時間で通常の吸収力に戻ります。

1日に必要なタンパク質の目安は体重1kgに対して1gと言われていますから、体重が60kgに人なら60gとなります。

タンパク質なら動物性でも植物性でもかまいませんが、アミノ酸代謝が良くて血液中のコレステロールを適正値にする働きから考えると植物性たんぱく質である「大豆食品」が理想的です。

参考記事:赤味噌の遺伝子修復効果
     八丁味噌に薄毛改善効果があるらしい

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