育毛剤を使用いる人や女性には無縁かもしれませんが、ヘアトニックはご存知ですよね。
若者から高齢者まで広く使われているので馴染み深い化粧品です。
私も若いころは何種類ものヘアトニックを使って自分に合ったトニックを長年にわたって使っていました。
通常のヘアトニックというのはヘアスタイルのセットや、何とも言えないスッキリ感から使用している人も少なくないでしょう。
温泉や銭湯に行くと必ずと言っていいほどおかれていますよね。
そんな身近なヘアトニックですが、その働きをあまり知らない人も多いのではないでしょうか。
実は私もヘアトニックを何となくでしか使っていなかったのでよく知らないんですよね(^^ゞ
なので使い方と言ったらシャンプー後に振りかけるだけ・・・
そこでヘアトニックの働きを調べてみたのでご紹介します。
ヘアトニックとは
そもそもヘアトニックとは何なのでしょうか?
ヘアトニックとは、頭髪用の化粧品の一種で、フケや臭いを防いで清潔に保つことを目的として使用する物です。
またカユミや蒸れなど、頭髪の不快感を消し去る効果もあるとされています。
簡単に言えば頭皮に使う化粧水のようなもので、頭皮を乾燥や炎症から守る働きがあります。
よくヘアリキッドと混同している話を聞きますが、ヘアリキッドはあくまでスタイリングに使用されるもので頭皮を保護する効果は期待できません。
私も若いころにヘアリキッドをつけたことがありますが、髪が細かったためかボリュームが無くなりペチャンとなってしまうために一度使って止めてしまいました。
その点へトニックはボリュームが出て髪のセットがし易くなるため、私にとっては欠かせないアイテムでしたね。
昔は「ふけ取り香水」と言われていたように、香水代わりに使っている人も多いみたいです。
ヘアトニックの使い方は一般的にはシャンプー後または整髪前に頭皮に振りかけて擦り込むようにマッサージします。
ヘアトニックの成分
ヘアトニックにはどのような成分が配合されているのか調べてみたら、
アルコール・水
ヒノキチオール
パンテノール
センブリエキス
グリチルリチン酸2K
グリセリン
香料・殺菌剤
サリチル酸
メントール
など
といった成分が殆どのヘアトニックに書かれていました。
センブリエキスやグリセリンは育毛剤にも使われている馴染みの成分ですよね。
しかし、最近の育毛剤には香料やアルコールは頭皮に刺激が強すぎるとされ使われなくなったようです。
ということは薄毛が気になる方には香料やアルコールが含まれていないヘアトニックを使用する方が良いということですね。
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ヘアトニックを使用するときの注意点
多くの人はヘアトニックを使用した時の爽快感を目的としているようです。
しかしここで注意しなければいけないのが、何故爽快感が得られるのか?ということです。
それはヘアトニックに使われているアルコールの作用によるものなんです。
アルコールは揮発性が高いために皮膚に付けると蒸発して、熱を奪うことでスーとした感覚があり、それが爽快感となっているのです。
特に安価なヘアトニックほど原価を下げようとアルコールを使用しています。
ここで頭に入れておかなければいけないのが、アルコールは頭皮や髪の成長に必要なたんぱく質を奪ってしまうということです。
タンパク質は髪の主成分なのでアルコールで奪われてしまうことは、ただでさえ余った栄養分しか届かない髪の毛には致命傷になりかねませんから。
なのでヘアトニックを購入するときはアルコールフリーの商品を選ぶようにしましょう。
ヘアトニックは保湿作用のあるものを
頭皮にとって最も安全なのは保湿作用のある成分を配合したヘアトニックです。
髪の毛にとって健康な頭皮は、適度に潤っていることが望ましいです。
なのでアルコールを大量に含むようなヘアトニックは頭皮を乾燥させてフケやかゆみ、炎症の原因になることがあります。
多少価格が高くても保湿成分のグリセリンやヒノキチオール、パンテノール、センブリエキスといった頭髪、頭皮を健康に保つ作用を持つ成分を配合したヘアトニックを選ぶようにしましょう。
もっとも、ここまで考えるのならいっそのことザスカルプ5.0Cのような育毛剤を使用したほうが良いかもしれませんね!(^^)!
べたつきも無く適度にボリュームも得られるのでヘアトニックとそんなに変わり映えしませんよ。
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