獣毛製ブラシ

薄毛の予防や改善には日頃のブラッシングが必要と言われていますが、ブラッシングのやり方やヘアブラシの品質によってはかえって逆効果になったりします。

たしかに私が初めてヘアブラシを購入した時には、当時まだ髪が多かった時に無理やりブラッシングをしてたくさんの抜け毛を目の当たりにして恐怖を感じていましたから・・・

当時はインターネットが普及しておらず、ヘアブラシの詳しいやり方なんて本くらいしか無かったので、間違った情報でブラッシングをしていたのでしょうね。

ただ、それから30年以上も経った今でもブラッシングはヘアケアにおいて重要な地位を占めているので正しいやり方をすれば薄毛の予防・改善に繋がることは間違いないでしょう。

私も毎日洗髪前には必ずブラッシングを欠かさず行っていますし、ブラッシングを行うと髪にツヤが出てくるのは自ら実感しています。

そこで、今一度正しいブラッシングの再確認と、ヘアブラシの品質ややり方について詳しく調べてみました。

ここでは一般的に使われているナイロン製と獣毛製のブラシについてみていきます。

参考記事:薄毛対策にブラッシングは効果的?
     薄毛をごまかすときの髪型をする時の注意点

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ナイロン製ブラシは静電気で髪を痛める

私が20代後半からでしょうか、ナイロン製のブラシを愛用していましたが、それまで何とも無かったのが次第に髪がブラシにまとわりつくようになり、おかげでヘアースタイルはまとまり難くなりました。

今思えば、そこから髪が細くなり水分が少なくなったので静電気を帯びやすくなったためと思っています。

静電気を帯びることで切れ毛や抜け毛の原因になることもあるそうで、その当時の私は間違ったブラシで薄毛を進行させていたんですね。

実験でも髪が乾燥した状態でナイロン製のブラシを使用すると回数に比例して抜け毛が増えるという研究結果も報告されています。

静電気といってもナイロン製のブラシによる静電気の電圧は条件によっては数千ボルトから2万ボルト以上にも達するとされ、これが毛乳頭を浮き上がらせてしまい毛が抜けやすくなってしまうとのこと。

ナイロン製のブラシは安価でどこでも手に入れることが出来る手軽さがありますが、髪の状態によっては抜け毛を促進させてしまうことがあるので注意が必要です。

ちなみに、その時よりも明らかに髪が細く、少なくなった今では猪の毛のヘアブラシを使用していますが、静電気を帯びることなく快適に使用できています。

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獣毛製ブラシは髪に良いが高価で手入れが面倒

豚や猪の毛で作られているヘアブラシは弾力性があり頭皮に適度な圧がかかるのでマッサージ効果が高いと言われています。

また獣毛で出来ているため静電気が帯びにくく抜け毛を誘発することもなく髪にツヤを与え、汚れも落ちやすくなります。

ただ、ゴミや埃が溜まり易く、また抜け毛が絡むので手入れが面倒なうえに価格が高いのが難点です。

豚や猪の毛のどちらを選ぶかは頭皮の状態で選択すると良いでしょう。

猪の毛は硬いのでマッサージ効果が高いですが、頭皮が敏感な方は柔らかくて刺激の少ない豚の毛で出来たヘアブラシがおススメです。

ちなみに私が今使っているのが30年前に購入した猪の毛で出来たヘアブラシですが、当時はまだ髪が多かったのでブラッシングで髪をとかすのが大変でしたが、かなり少なくなった現在は髪をとかすのにスーといった感じで気持ちよくブラシの毛が髪を通ります。

まあ、ブラシの毛がスーと通るのは複雑な心境ではありますが・・・

髪の多かった若いころに戻りたいです(^^ゞ

もっともそのためにザスカルプ5.0Cを使用しているのですが!(^^)!

薄毛を予防・改善するブラッシング方法

いきなり髪をブラッシングするのではなく、まずは髪のもつれを取り除くことから始めます。

しっかりとほぐれたら額の生え際やこめかみから後頭部に向けて流れに逆らう様にブラッシングしていきます。

ブラシの毛先を頭皮にあまり押しつけないように、自分で気持ちが良い程度の圧でゆっくりとブラッシングしてください。

回数は数回~10回程度で十分です。

必要以上に何回もブラッシングすると髪のキューティクルを剥がしてしまうことになるので注意してください。

以上ヘアブラシについて簡単にまとめてみましたが、薄毛が気になる人は獣毛製のヘアブラシで優しくゆっくりとブラッシングすることで改善できるかもしれませんよ。

参考記事:髪を傷ませないドライヤーのかけ方
     頭皮のバリア機能を向上させるプラズマクラスターとは何か

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