天然パーマを治すには

天然パーマを治す

世の中にはいろんな人がいて、直毛の人を羨ましがったり、天然パーマを羨ましがったりしている人がいますよね。

かくいう私も天然パーマを気にしていて直毛の人が羨ましいです。

もちろん今となってはハゲていなければどちらでも良いのですが・・・

直毛でも天然パーマでも美容院に行けば処置してもらえますが、お金がかかるし、定期的に処置してもらわないと元に戻ってしまいます。

それに薄毛を気にしている人には髪の毛をいじるのは気が引けますよね。

特に天然パーマの人は髪の毛が細い傾向にあるので薄毛を気にしている人も多いはず。

何とか天然パーマを直毛にする方法は無いものか・・・

ということで天然パーマを治す方法を調べてみました。

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何故天然パーマになるのか

そもそも何故天然パーマになってしまうのかというと、結果としては毛の断面が楕円になってしまうのが天然パーマの特徴です。

また、毛根の歪みによっても天然パーマになってしまい、その歪み度合いによっても天然パーマの強さも変わってきます。

そしてもう一つ、髪の毛の構造にあるのですが、髪の毛は3層になっていて、中心には「メジュラ」、2層目には「コルテックス」。3層目には「キューティクル」となっています。

天然パーマににあるのは「コルテックス」にあります。

コルテックスには水分を吸収し易い「Aコルテックス」と、逆に水分を吸収し難い「Bコルテックス」により構成されています。

このA,B2種類のコルテックス水分バランスが1:1の場合は直毛になりどちらかが増えてバランスが崩れると天然パーマになってしまいます。

髪の毛が濡れるとクルっと湾曲するのはこうした理由があるからです。

そのようになる原因としては次のようなものがあります。

遺伝

遺伝には劣性遺伝と優性遺伝がありますが、天然パーマは優性遺伝になるため親が天然パーマの場合は高い確率で遺伝します。

ちなみに両親の片方が天然パーマなら遺伝する確率は7割、両方が天然パーマの場合は9割の確率で遺伝します。

天然パーマが遺伝となると治すのは困難で、人為的に治すしかありません。

一般の方が行っているストレートパーマがそれです。

しかしストレートパーマでも通常のパーマと同じく髪を痛めることになるのであまりお勧めできません。

後天性の天然パーマ

私事で恐縮ですが、小学生までは奇麗な直毛で親からも「良い髪だなあ」と褒められていました。

ところが中学生になったころから前髪にうねりが見られ、それが気になりうねった毛先をハサミでカットしていました。

そんなことを続けていても髪のうねりはどんどん広がって20歳になったころには髪の毛全部がうねった状態になってしまいました。

これで天然パーマの完成です(*^。^*)

しかもハゲ(^^ゞ

もちろん天然パーマを治せないかといろいろと試してはみたんですが、思うようにはいきませんでした。

若いころは天然パーマになるのは栄養が足りないからと髪の毛に良いとされる「海藻類」をたくさん食べたり、しっとりサラサラになると謳っているシャンプー剤に換えてみたりなど、どれも全く効果はなく治すには至りませんでした。

自分の勝手な思い込みで天然パーマを治そうなんて無理な話なんですよね。

ちなみに、私の両親はどちらも直毛なので私の場合は遺伝では無いようです。

ということは生活環境に原因があると思われます。

その原因を調べてみたところ次のような物がありました。

毛穴の詰まり

シャンプーに含まれている添加物や、皮脂、埃などで毛穴が詰まってしまい毛根が歪んでしまい天然パーマになることがあります。

それなら頭皮を清潔に保てば良いのではと皮脂を根こそぎ洗い流してしまうと、頭皮がよけいに皮脂を分泌させてしまいよけいに毛穴が詰まってしまうことになります。

無添加で適度な洗浄力のシャンプーを使用してぬるま湯で洗髪することで程度な皮脂を残しつつ頭皮を清潔に保つことができます。

無理なダイエット

これは天然パーマといえるのかどうか判りませんが、無理なダイエットで毛根が栄養不足になると髪も痩せて弱々しくなり見た目がパーマをかけて見えるようになります。

しかし、人工的に掛けたパーマとは違いいかにもボサボサって感じに見えることが多いです。

髪は人体で最も栄養が届き難い場所です。

日頃からバランスの良い栄養補給に努めるように心がけましょう。

思春期による髪質の変化

髪の毛は成長とともに少しずつ太くなってきます。

小さい時に直毛だったのはただ単に髪の毛が細く目立たなかっただけで、成長とともに天然パーマが目立つようになっただけと思われます。

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天然パーマを食事で治せる?

無理なダイエットののところでも書きましたが、髪の毛は最も栄養が届き難い場所で、使用不足は真っ先に髪の毛に現れます。

奇麗な直毛の人は十分な栄養が毛根に届けられていて天然パーマになることは少ないはずです。

後天性の天然パーマは食生活に気をつけることである程度は改善されると言われています。

亜鉛や鉄分、ビタミンCをはじめとした髪の毛に良いとされる栄養素を積極的に摂るようにしましょう。

天然パーマをシャンプーで治せる?

シャンプーで天然パーマが治せるのか疑問でしたが、調べてみると意外とシャンプーを換えただけで天然パーマが治ったという人が多く驚きました。

皆さん薬局で売られているような安価なシャンプーから、ネット通販で売られているようなちょっとお高目のアミノ酸系シャンプーに換えたら天然パーマが治ったという声が多いからです。

当ブログでご紹介している

CU(チャップアップ)シャンプー

を使用してみましたが、確かに天然パーマが少なくなったような気がします。

私の場合は髪の毛が少なくなってしまったのでこの程度ですが、髪の毛が多い人ならもっと顕著な効果がみられるかもしれません。

もっとも毛穴を清潔にしておくことは天然パーマを治すだけでなく薄毛の予防にも繋がりますから重要なことなんですが・・・

天然パーマを運動で治せる?

これは私の個人的意見ですが、運動をすることで血流が良くなり、毛根への栄養補給も良くなるので髪質は良くなると確信しています。

人の体は生命維持により栄養分が届けられる優先順位があります。

髪の毛は生命維持に無関係なので栄養不足は真っ先に髪の毛に現れます。

日頃から十分な栄養を取ることと軽い運動をするように心がけることで天然パーマが改善されるかもしれません。

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