なんだか髪の生え際がかゆい…。
ポリポリかいているとフケみたいなものが出てきてしまいます。
おでこだけではなく、耳の辺りもかゆくて気になる…。
そんな生え際のかゆみに悩まされていませんか?
ちゃんと髪の毛を洗っているのになんで、こんなにかゆいのでしょう?
洗っていないならかゆいのも納得できますが、このかゆみ原因は一体なんなのか?
どうすればかゆみは治まってくるのか…。
乾燥しているのに脂ギッシュ!?
特に冬の乾燥するシーズンは、肌もかゆくてカサカサになり粉をふいたようになってしまいます。
生え際がかゆいときは疑ってかかりたいのが脂漏性皮膚炎 というものです。
脂漏性ってなんだか脂っぽい名前ですが、実はこれカビの一種なんです。
カビと聞くと彩り取りのカビを思い浮かべ「私の頭にカビなんて生えてない!」なんて思うでしょうが、カビなんです。
乾燥する時期でも、頭皮に脂が過剰分泌されると、その脂が大好きなマラセチア菌という、いかにもな名前のカビが異常繁殖してしまい初期症状では皮脂が多く分泌され頭皮に大きなフケが出てきます。
この時点で気づけば良いのですが、そのうち良くなるでしょ、と放置しているとかゆみなど症状が出てきます。
悪化するにつれ、頭皮湿疹、かゆみは引くどころか、ひどくなり、炎症が起きて抜け毛の原因にもなります。
毎日洗ってるんだからカビるはずない!!
そう思っている方も多いことでしょう。
確かに毎日きちんと洗っていればカビるはずはなさそうですが、流すときやりがちなてっぺんからシャワーをかけて、きちんと泡を“流した気分”になっていることです。
てっぺんからシャワーをかけているということは、生え際は泡が落ちきっていない事が多いです。
それと洗顔をした時に、生え際に泡が残っていませんか?
拭けば見た目は綺麗に取れますが、それがカビの原因にもなります。
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カビなら乾燥が一番!?
やっぱり、カビはジメジメした所を好むのではないかと頭を洗って、いつも以上にドライヤーで乾燥させてしまうと逆効果なんです!
乾燥している肌って刺激に弱いので、余計かゆくなってしまう場合があります。
アトピーの場合も生え際ががかゆかったりするので、絶対脂漏性皮膚炎だと決めつけるのも良くありません。
素人判断で適当にかゆみに効果のあるシャンプーなんか使わないようにしましょう。
このかゆみなんとかしたい!
かゆいしフケみたいなのがいっぱい出るしで見た目も良くないので、この生え際のかゆみをなんとかしたいところですが、いったいどう対策を取ったら良いものなのでしょうか。
やはり最初は素人判断ではなく皮膚科に行くようにしましょう。
脂漏性皮膚炎かと思っていたら違うこともあるはずです。
1度診断をちゃんと受けて適切な薬をもらうようにしましょう。
かゆみ止めの塗り薬や、抗アレルギー剤など処方してくれる場合もあります。
忙しすぎてお医者さんに行ってられない場合はどうする?
本当はお医者さんに行って適切に処置してもらうのがベストなのですが、アトピー持ちでなければ、とりあえず脂漏性皮膚炎と考えて、お医者さんに行くまでに自分で対処できる方法としては、頭を洗った時にしっかり流すことです。
よくシャワーがもったいないからと湯船にためたお湯で頭を流す人もいますが、やはり両手が使えず流し残しが多いことがあります。
シャワーであれば両手が使えまんべんなく頭の隅から隅まで洗い流すことができるので、出来る限りシャワーを使って頭のてっぺんだけ流して終わりではなく、髪の毛をかきあげて生え際までしっかりと流しましょう。
それと洗顔時も生え際に残った洗顔料をタオルでこすり落とすのではなく、生え際までしっかりと水で洗い流すようにしましょう。
やりすぎなぐらい洗い流すのがベストです。
水がもったいないからと、水をためて、すすぐのではなく、常にきれいな水で顔を洗い流すようにしてください。
これで様子を見て改善しないようであれば、なんとか時間を作って、お医者さんに診察してもらうようにしてください。
まとめ
髪の毛の生え際がかゆい原因は、カビによる脂漏性皮膚炎かもしれません。
もしかしたら自分でも気づいていない軽いアトピー持ちかもしれません。
なんでもかんでも手当たり次第、頭皮のかゆみに効くと言われる物を試すのではなく、まずは洗髪や、洗顔時の流し方を見直し、早めに皮膚科を受診するようにして、悪化を防ぎましょう!
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