フケ

フケの状態と薄毛予防・対策

家族や友人に肩に溜まったフケを指摘され、そこで初めて自分がフケ症だったことに気が付いた人はいませんか?

何を隠そう私がそうでした(^^ゞ

毎日シャンプーしているのにどうしてフケが出るのか不思議だったんですが、薄毛になってから始めて肩に溜まったフケがその兆候だったと思うと今更ながら後悔しています。

性格的に気にしないタイプだったので、フケを放置しておいたのがいけなかったようです。

その時何らか対処していれば、後に薄毛で苦労することは無かったのかも・・・。

今は湯シャンをしてフケは止まりましたが、薄毛の改善まではいっていません。

参考記事:湯シャンをしたらかゆみやフケが無くなった
     塩シャンプーは薄毛改善効果ない!?

もう少し早く行っていればもしかして・・・

ただ、最近の研究によれば、フケの状態によって対処法も変えないといけないそうで・・・

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フケは古い角質が剥がれおちたもの

人間の皮膚は常に生まれ変わって古い皮膚(角質)が剥がれおちて下から新しい皮膚が現れるといったサイクルを繰り返しています。

これを「ターンオーバー」と呼んでいますが、通常は頭皮であれば4週間くらいを1サイクルとして皮膚が生まれ変わっています。

このとき剥がれた角質は目に見えないくらい小さな物なので目立つことはありません。

しかし何らかの理由でターンオーバーのサイクルが乱れると、本来剥がれることのない角質も一生にゴッソリと剥がれてしまうことがあります。

こうして剥がれた確執は目に見えるほど大きなものなので、これがフケと呼ばれるものなのです。

つまりフケが出るということは頭皮に何らかのトラブルを抱えていることなのです。

参考記事:薄毛対策にブラッシングは効果的?

フケには2種類ある

一口にフケといっても2種類あるといいます。

それは

「乾性フケ」
「脂性フケ」

です。

自分のフケがどちらのタイプなのかを確認して対応方法が決まることになります。

ところが自分のフケを見分けるのはけっこう難しいです。

というのも、その日の湿度や温度、体調による皮脂の分泌量でフケの状態が変ってくるからです。

なので冬の乾燥した季節には乾性フケ、梅雨時の湿度が高い時期には脂性フケが多くなる傾向があります。

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乾性フケと脂性フケの見分け方

【乾性フケ】

指で頭皮を擦るとパラパラと落ちてくるのが特徴で、こういったフケが出る人は頭皮が乾燥してカサカサしている状態です。

また額の生え際にうろこ状の湿疹があることが多く、乾燥肌のために眉間のあたりからもボロボロと角質が剥がれおちることが多いです。

参考記事:頭皮の痒みはインナードライになっているかも・その改善法とは

【脂性フケ】

乾性フケのようにパラパラ落ちてくることが無いので、一見フケではないように見えますが、洗髪している時に固まった状態で剥がれおちることが多いです。

こういった人の頭皮は赤みがかっていて皮脂でべた付いていて、強いかゆみを伴っていることが多いようです。

いずれにしてもフケが気になったら自分で判断するよりも皮膚科の診断を仰いだ方が無難です。

フケのタイプ別原因と対処方法

自分のフケがどちらのフケなのか確認できたら次にその対処法です。

【乾性フケ】

エアコンの使い過ぎや加齢、皮脂の落とし過ぎなどによるり頭皮が乾燥してターンオーバーのサイクルが乱れてフケが出るようになります。

この場合の対処法は、部屋の湿度を一定値に保てるように加湿器を設置したり、洗浄力の弱いシャンプーか湯シャンをするなど、頭皮が乾燥するのを防ぐように心がけます。

【脂性フケ】

皮脂が過剰で頭皮に雑菌が繁殖したりして炎症を起こし、炎症を抑えようとターンオーバーサイクルが乱れることでフケが出ます。

参考記事:頭皮が炎症を起こして脱毛症になるのは何故?

この場合の対処法は、食事や睡眠などの生活習慣を見直して皮脂の分泌を抑えることが最優先です。

また洗浄力の強いシャンプーを使ったり回数が多いと必要な皮脂まで落とすことになり、それを補うために頭皮自体がよけいに皮脂を分泌することもあるので、シャンプーの回数を減らしたり洗浄力の弱いシャンプーを使うなどして一定量の皮脂を保てるように調整します。

参考記事:フケが出る原因はシャンプー?

以上フケについてまとめてみましたが、放置しておくと薄毛になることもあるので、まずはフケの出ないようなケアを心がけることが薄毛の予防対策となるのです。

頭皮環境が整って初めて育毛剤の効果が発揮できるというものです。

参考記事:頭皮のバリア機能を向上させるプラズマクラスターとは何か

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