5αリダクターゼって知ったいますか?
このブログでも
5αリダクターゼを抑制する食べ物
5αリダクターゼ阻害薬の効果と副作用
で詳しく解説していますが、AGAにかかわることですから今一度注目してみますね。
男性には耳が痛いAGA(男性型脱毛症)を起こす元となる5αリダクターゼですが、この5αリダクターゼをよく理解して制御出来たらもう薄毛に悩まなくて良いのではないでしょうか。
そんな夢みたいな方法を知りたい男性必見です。
5αリダクターゼとは?
名前は耳にするけども、イマイチよくわからない5αリダクターゼについて少し触れていきましょう。
人間がもつ酵素のひとつなのですが、これがAGA(ハゲ)の原因を作り出す元なのです。
実は5αリダクターゼの分泌量は人それぞれ決まっておらず遺伝によって分泌量が多い少ないが決まると考えられています。
当然のことながら5αリダクターゼの分泌量が多い人はAGAのリスクが高まってしまいます。
現在のところでは5αリダクターゼの分泌量を減らすことはまだ出来ませんが、抑制することは可能なので、先祖代々ハゲているからと、自分の将来を悲観しなくても薄毛になる可能性を低くすることはできます。
5αリダクターゼが真の悪者ではない!
5αリダクターゼは、男性ホルモン(テストステロン)をより脱毛を強力な男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素です。
このジヒドロテストステロンに変換されてしまうと、ヘアサイクルが乱れて髪の毛の成長期に長く太く成長するはずのものが成長期が短くなってしまい、弱々しい髪の毛にしか成長出来ずに終わってしまいます。
5αリダクターゼには1型と2型があって、2型5αリダクターゼのほうが強力な脱毛作用の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)を生成してしまうのです。
5αリダクターゼだけでは脱毛はしないので、真の悪者ではないことだけは分かってあげてください。
とは言え、5αリダクターゼとテストステロンが結び付いてジヒドロテストステロンに変換されては非常に困ってしまいます。
ならば抑制して、テストステロンと結びつく機会を少なくするしかありません。
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とりあえず食べ物で抑制したい!
ちょっとAGAクリニックに行くにはまだ勇気が足りない場合、とりあえず食べ物から変えてみましょう。
髪の毛に良いと言われている亜鉛ですが、実は5αリダクターゼを抑制する作用を持っています。
そんなに良いものなら毎食食べたいものです。
しかし生ガキ、レバー、牛肉、タラバガニなどに多く含まれているので毎食食べているわけにはいきません。
しかもせっかく亜鉛を体に取り入れたのにストレスがかかると亜鉛が消費されてしまうのでストレスフリーな生活をしなくてはいけませんね。
手軽に摂取できるものとして納豆、豆腐など、イソフラボンは女性ホルモン、エストロゲンと似たような働きをしてくれます。
イソフラボン自体は5αリダクターゼを抑制してくれるわけではないのですがジヒドロテストステロンへ変換されにくくしてくれるので試してみる価値はあります。
それとミカンの皮にはd-リモネンという成分があり、5αリダクターゼを抑制する作用がありますが、実際ミカンの皮を食べるのはちょっと厳しいですよね。
それに食事で摂取できる量も限られてきてしまいますし、もし大量に食べることが出来たとしても余分なものは全て排出されてしまいます。
やっぱりクリニックに行こう!
AGAの治療薬でファイザーから発売されているフィナステリドを服用することにより強い脱毛を引き起こす2型5αリダクターゼの働きを抑制する効果があります。
フィナステリドは5αリダクターゼを抑制するというよりも脱毛成分を作る原因を強制的に止めてしまうといった方が正しいかも知れないお薬です。
引用:http://www.rad-ar.or.jp
脱毛の原因が止まってしまえば、もう発毛を邪魔する奴はいなくなるので髪の毛がまた生えてくると言った仕組みです。
しかもフィナステリドは飲み薬だけではなく外用薬としても効果を発揮してくれます。
外用薬の成分として最も有名なのが誰もが一度は耳にしたことがあるミノキシジルがありますが、フィナステリドも配合されている外用薬なら育毛剤としても5αリダクターゼの抑制としても効果が得られるので、もし飲み薬で副作用が強いようであれば、外用薬だけでも十分効果は出そうなので、無理に副作用は我慢せずお医者さんに相談してみてください。
まとめ
5αリダクターゼの分泌量は人それぞれですが抑制をしないことには、ジヒドロテストステロンに変換されてどんどんハゲてしまいます。
食べ物でも有効なものはありますが、やっぱり効果を出したいのであればAGAクリニックに相談した方が効果は上がります。
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