小さな生まれたての赤ちゃんを見ていると、髪の毛が薄い子やフワフワの子、中には逆立っている赤ちゃんもいます。
どんな赤ちゃんでも自分の子供なら可愛いのですが、もし自分の赤ちゃんの髪の毛が立っていたら「将来ハゲるのかしら?」「私のせいかしら?」なんていろいろ考えてしまい、ちょっと心配になってしまうママもいることでしょう。
日本人ってとかく他人と同じでないと安心できない民族のようで、自分の赤ちゃんも同じように考えてしまいます。
髪の毛が立っているのは個性があって良いような気がしますが、ママにとっては心配の種になっているんでしょうね。
なんで赤ちゃんの髪の毛が立つのか、きちんと理由が分かればきっと安心できるので、説明していきます。
フワフワ幸せ気分
赤ちゃんの髪の毛がなぜフワフワしているかと言うとママのお腹の中で羊水に浸かっている時に羊水からの刺激をダイレクトに受けないために胎毛として生えているのです。
大人の髪の毛と違い、ハリがある、固い髪質と言うようなものではなく産毛になっています。
大人にも似たような産毛があり、うなじなどにフワフワと生えているものも産毛です。
柔らかくフワフワなので触っていると幸せな気分になれるものです。
もちろん赤ちゃんにも個人差があるので生まれた瞬間から、すでに髪の毛がふさふさ生えている子もいますし、逆に全く生えていない(ように見える)子もいます。
赤ちゃんの髪の毛が立つと考えられている原因としては、産毛はかなり細くて軽いので、大人のような、髪の毛に重みがなく、重力に逆らって上に立ってしまうと言われています。
他にも原因はあり、うぶ毛自体が細くて軽いのでどうしても保湿しておけないのです。
水分不足の為に髪が乾燥してしまい静電気が起きて逆立ってしまうこともあります。
でも、それではかわいそうと大人用のトリートメントなんかはつけないであげてくださいね。
赤ちゃんの肌はとても薄いので、保湿にこだわってしまうと赤ちゃんが痛い思いをしてしまいます。
スポンサーリンク
産毛は一歳前後で生え替わる
ずっと産毛のままならフワフワして可愛いのですが、だいたい1歳前後 には、気づかないうちに髪の毛が生え替わって しまいます。
決して産毛が成長して、太くコシのある大人と同じような髪質になるわけではありません。
本当に気付かないうちに抜け落ちているようで、シャンプーの時なのにおそらく抜け落ちてしまうのでしょう。
3~4歳で大人の髪質に
ようやく大人と同じ髪質に生え揃うのは3~4歳ぐらいです。
大人が悩まされているくせ毛などは髪の毛が生え替わってから本来の髪質となってきます。
なので赤ちゃんの時にクルクルフワフワで逆立っていたとしても、成長してみたら直毛だったなんてこともあります。
大人と同じ髪質になるということは徐々に太くなっていき、伸びてきて髪の毛に重みがかかりると、自然と下へ下へと落ちていきます。
例え赤ちゃんの髪の毛がライオンのように逆立っていたとしても、将来的にライオン丸なんて呼ばれないので安心してください。
髪の毛が立つことは成長と共に自然と治っていってしまいます。
記念写真を撮りたいけどその時だけは立ちを治したい!
髪の毛が立っているのも赤ちゃんの特徴なのでそのまま写真撮影をしても良い思い出となるでしょうが、どうしても気になるというのであればその時だけ治す方法をお教えします。
ベビーオイルで髪を寝かす
ひとつめはベビーオイルをつけることです。
ただし大人の髪の毛にもつけられそうな程の量を赤ちゃんの髪の毛に塗ってしまうと、ぺったんこになってしまう上にテカテカになり地肌まで見えてしまい、ハゲたおじさんのようになってしまいます。
ほんの1滴程度手のひらに取り、良く手の上で伸ばしてつけてあげてください。
間違ってもワックスなんかで立っている髪の毛を寝かせようとしないでくださいね。
ベビー用のカチューシャで抑える
もうひとつの方法としては、これは女の子の赤ちゃんにしか使えない技かもしれませんが、ベビー用のカチューシャをつけて立っている髪の毛を抑え込むことです。
ただ赤ちゃんも人間なのでカチューシャを嫌いな場合があります。
あまりにも泣き叫ぶようであれば止めてあげましょう。
男の子用にも王冠などがあるのですが、つけて記念撮影をしている赤ちゃんはあまり見たことはありませんね。
やはりどうしても気になるようであればベビーオイルで立っている髪の毛を落ち着かせるのがてあげるのが、一番かもしれません。
まとめ
赤ちゃんの立っている髪の毛は成長すると自然と治ってしまいます。
全く心配しなくても大丈夫ですよ。
でもフワフワの立っている髪の毛はもう二度と戻っては来ません。
子供が赤ちゃんの時にしか楽しめないフワフワ感なのでぜひ堪能しておきましょう。
スポンサーリンク