先に断言しておきます!
対策はありません。
なぜなら赤ちゃんの髪の毛はまだ産毛なので、もう少し成長してくると生え変わっていきます。
薄毛の男性の対策であれば考えた方が良いですが、赤ちゃんの薄毛に関しては気持ちを大きく持っていてください。
つまらないことでママが悩んでいると、その不安が赤ちゃんにも伝わってしまいますよ。
なぜ心配しなくて良いのかを説明していきますね。
やっぱり薄いと気になるけど…
同じ月齢の赤ちゃんでも、フサフサの子もいればツルツルの子もいます。
特に髪の毛が薄い女の赤ちゃんを外に連れて散歩をしていると、見知らぬおばちゃんたちに「可愛い男の子ちゃんねー」と言われて、結構傷つくものです。
なんでうちの子だけ髪の毛が極端に薄いのか…悩んでしまいますよね。
「もしかしたら、このまま髪の毛が生えてこないのかもしれない…」
とネガティブになってしまいがちです。
しかし心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんの髪の毛は産毛なので、どんなに極端に薄くても幼稚園に入園する頃にはしっかりとした髪の毛に生え変わっています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、おサルさんのように全身細かい産毛で被われています。
これはママのお腹の中で羊水からのショックを和らげる為に生えているもので、髪の毛もその一部と考えてください。
逆に生まれたばかりの赤ちゃんを見ると「本当に人間なのだろうか…」とも思えてしまいますよ。
1才、2才と成長はしていくのに髪の毛だけが一向に薄かったり、産毛のままだったりしても全然気にしないでください。
それも個人差と捉えて他の子供と比較はしては赤ちゃんもかわいそうですよ。
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本当に心配しなくて平気?
赤ちゃんの髪の毛が薄いなどは、一時的なものですし、親が焦ってしまい髪の毛ばかりにこだわるのは赤ちゃんの成長過程にも良くないことです。
もっと赤ちゃんの成長していく過程を楽しんで見てあげてください。
しかも赤ちゃんの薄毛はマイナス要素ばかりではありません。
子供を育てたことがある人ならば分かると思うのですが赤ちゃんはとっても汗っかきなのです。
これにもちゃんとした理由があり、大人と同じ汗腺の数があるので、当然小さな体では汗だくになってしまいます。
それとまだ体温調節機能が発達していない為に大人のようにうまく体温調整ができないのです。
ということは赤ちゃんの髪の毛が薄ければ薄いほど、熱を逃がしやすく、汗疹などの心配が少なくなります。
でも冬場は寒いので帽子はかぶせてあげてくださいね。
薄毛は遺伝って話があるけど…
よく『ハゲは遺伝する』と言われ、悩んでいる男性がいますよね。
それは男性ホルモンの一種テストステロンが、遺伝によって決まっている5αリダクターゼと呼ばれる変換酵素によってジヒドロテストステロンという、超強力な脱毛を引き起こす物質に変化してしまい、短く細い髪の毛が多くなって、抜け毛も増えるのですが、それを考えるのはもっと先の話です。
赤ちゃんの薄毛は5αリダクターゼとは全く関係なく、このまま極端な薄毛が大人になっても続くことはありません。
AGA治療などは赤ちゃんが成人してから考えても良い話です。
早い赤ちゃんでは3ヶ月目くらいから生え変わってきます。
おサルさんのような体毛も抜け、ちゃんと赤ちゃんらしくなってきます。
本当にこの生え変わりには個人差があるため、生え変わる時期には抜け毛がかなり増えてきます。
しかし、抜け毛が増えてきていると言うことは新しい髪が生えて来ているので安心してください。
剃ると良いって聞いたけど!
どうやら昔は薄毛の赤ちゃんにはカミソリで剃ると薄毛対策になると言うような一説もあったようですが、赤ちゃんの肌はとても薄いので万が一、傷をつけてしまったら、免疫力の弱い赤ちゃんはすぐにバイ菌にやられてしまいます。
たとえおばあちゃんに知恵袋的な事を吹き込まれても、絶対に剃ったりしないでください。
先人の知恵とは言いますが、誤った知恵もたくさんあります。
ここはおばあちゃんの言うことは聞かなかったことにしておきましょう。
まとめ
他の赤ちゃんを見ていると、なんで自分の子供だけこんなに髪の毛が薄いのか心配になってしまいますが、あくまで一時的なものと考えて、あまり比べないように大きく構えていてください。
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