最近気がついたら、つむじをポリポリとかいているなんてことはありませんか?
最初はあまり気にしなかったつむじのかゆみでも、つむじがかゆくてかゆくてたまらなくなってくると、気がついた頃にはつむじがハゲになってしまっていることがあります。
そんなかゆみは男性ばかりかと思えば最近では女性でも多くなってきているようです。
つむじがかゆくなるとハゲになる原因と対策は何かあるのでしょうか。
参考記事:禿げる人のつむじが薄い理由
かゆみとハゲは直接の原因ではない!
つむじがかゆい症状とハゲになるのは直接的な関係はないのです。
直接の原因とはなりませんが皮膚炎が原因でつむじがかゆくなることもあります。
直接的な原因はないからといって、そのうち治るでしょと放置をしておくと、ハゲに繋がってしまう可能性もあるので注意が必要です。
そんな皮膚炎にはどんなものがあるかご紹介していきたいと思います。
割りと多いのが脂漏性皮膚炎!
引用:http://atopy-fine.jp/sirou/
脂漏性皮膚炎だった場合、初期症状は頭皮の皮脂が多くなり、パラパラとした小さなフケではなく大きなフケが出やすくなります。
頭皮の皮脂が多くなるということは臭いも少し出てくるのですが、毛穴に詰まってしまった皮脂が酸化した臭いなので、油っぽいような、おじさんのような臭いがしてきます。
自分で臭いが気になるようになってきたら周囲の人にも臭いは気づかれているのでなんとかしたい臭いです。
初期症状はこの程度の軽いものですが、症状が進んでくると頭皮に湿疹ができ、かゆくてたまらなくなります。
かゆいからとかき壊したりすると、なおさら症状が悪化してしまい抜け毛の原因へと繋がってきます。
脂漏性皮膚炎は常在菌が原因
しかしなぜ脂漏性皮膚炎が起きるのかと言うとマラセチア菌と呼ばれる、皮膚に常にいる菌の増えすぎてしまうためです。
マラセチア菌はカビの一種なのですが通常は悪さはしません。
体にカビがいるのは気持ちが悪いですが、人間全員カビを持っているので安心してください。
いつもはおとなしくしているマラセチア菌が悪さをするのは乱れた食生活や、頭皮の洗いすぎなので皮脂が過剰に分泌されることによりマラセチア菌が爆発的に繁殖するのです。
脂漏性皮膚炎が悪化しすぎると毛周期にも影響が出始めてきます。
通常髪には成長するための成長期があり、成長期が終わると退行期に入り、最後に髪が抜ける休止期のサイクルで回っているのですが、脂漏性皮膚炎が悪化することにより成長期から休止期へ勝手に変更されてしまいハゲてしまうのです。
脂漏性皮膚炎かも?と思ったら放置はせずに早めに皮膚科を受診することをオススメします。
皮膚科に行かなくても治らないわけではないのですが、慢性化しやすいのでお医者さんから抗真菌薬入りの専用のシャンプーなど購入したりして早め早めに手を打たないとつむじハゲ以上に全体的にハゲてきてしまいます。
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頭皮はとってもデリケート!
肌が強いからといて頭皮も強いとは限りません。
頭皮は顔同様に皮膚が薄いのでとってもデリケートなのです。
頭皮を傷める行為はつむじハゲの原因となりかねないので極力避けてください。
パーマ、カラーリングを頻繁にすることにより頭皮はもちろん、つむじもダメージを受けてしまい、かゆくなってきたりします。
またスタイリング剤は髪につけるものですが、どうしても頭皮にもついてしまうのが難点です。
自分ではしっかり洗っているつもりでも、予想以上に洗えていない場合も多くあります。
頭皮まできれいに洗えていなかった場合、毛穴に詰まった汚れが蓄積していき、頭皮環境は劣悪な状況となり当然つむじもかゆくなっていきます。
では毛穴の詰まりを取るためには頭皮を良く洗う事が一番なのですが、汚れているからといって2度も3度も洗浄力の強いシャンプーで洗ったりしていると、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、今度は乾燥を招いてしまいます。
乾燥すると、頭皮を守るために皮脂を今まで以上に分泌してくるので、これもまたベタつきやかゆみの原因となってしまいます。
洗わないと汚れが残ってしまい、洗いすぎてしまうと皮脂を落としすぎてしまいます。
少し難しい事なのですが、ダメージを極力避け、頭皮を清潔にすることを心掛けていき、洗いすぎには注意していれば、つむじのかゆさはなくなって来るはずです。
まとめ
つむじがかゆいことと、ハゲることの直接的関係はありませんでした。
しかし直接関係はなくても他の原因が引き金となり、つむじもかゆくなってハゲてしまう可能性もあります。
何事も早め早めの対策をとることが大切です
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