薄毛には様々な種類があるのはよく知られていますが、いずれにせよ髪がだんだん薄くなる恐怖は誰でも共通しているのではないでしょうか。
一旦薄毛が気になると毎日頭から薄毛の2文字が頭から離れず、知人と話している時でも相手の視線が気になって仕方が無くなります。
また薄毛は、気にすればするほどストレスが溜まりそれがまた薄毛の原因になって・・・まさに薄毛のスパイラルになってしまいます。
なのでまずは自分の薄毛がどのような種類の脱毛症なのか確認することから始めるのが薄毛を改善するのに最も近道になります。
脱毛症にはどのような種類があるのかまとめてみましたので自分の頭皮がどのような状態になっているのか確認してみてください。
尚、最終的には脱毛症の専門病院で診断してもらうことをお勧めします。
脱毛症の病院に行くことは男女とも抵抗があるかもしれませんが、ここは自分の薄毛が1日も早く改善出来るんだと思って勇気を出して足を運んでください。
脂漏性脱毛症
人の頭皮は常に皮脂が分泌され紫外線や乾燥から皮膚を守る役目をしていますが、皮脂の分泌が過剰になって毛穴を防ぐことで引き起こされる脱毛症です。
皮脂の分泌が過剰になると余分な皮脂が毛穴を塞ぎ、毛穴周辺や毛根が炎症を起こして髪が抜けてしまう状態に陥ってしまうとのこと。
皮脂が過剰に分泌される原因は未だにはっきりとしていませんが、考えられるのはホルモンバランスの異常やストレスなどの要因です。
皮膚科で処方してもらう薬で炎症を抑えることは出来るようですが、皮脂の分泌が過剰であっても炎症まで引き起こすことは稀のようで、脱毛症の中では比較的少ないと言われています。
ただ、脱毛症に悩む人の多くは皮脂の分泌が原因と思い込んでいる人が多く、メーカーでも皮脂を奇麗に落とすシャンプーが多く発売されています。
頭皮を清潔に保つことで薄毛が改善できるとばかりに、強力なシャンプーできれいさっぱり皮脂を洗い流してしまい、頭皮を乾燥させて薄毛を進行させてしまうこともあるので、シャンプー選ぶも注意が必要です。
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円形脱毛症
細菌やストレスなどによる自己免疫疾患が原因で頭のどこかに十円玉大の範囲で毛が抜けてしまう脱毛症です。
自分で気がつくことが少なく、床屋や美容院で指摘されることが多いです。
ただ円形脱毛症はほとんどが放置しておいても自然に治ります。
実際に私の周りでも何人かの人が円形脱毛症を発症していましたが全て放置しておいたら治りました。
しかし、稀に複数の円形脱毛症を発症し重症になると頭だけでなく全身に発症する場合もあるので、完治しない場合は一度専門医に診てもらっは方が良いでしょう。
びまん性脱毛症
頭部全体が均一に薄くなる脱毛症で、多くは女性の脱毛症として扱われています。
無理なダイエットや過度なヘアケア、老化、ストレスなどが原因ですが、多くは生活習慣の乱れが主な原因となっている場合が多いようです。
規則正しい生活習慣を基本にホルモン剤以外の育毛剤で割と短期間で解消することが多いと言われています。
粃糠性(ひこうせい)脱毛症
脂漏性脱毛症と同様、比較的少ないと言われている脱毛症です。
頭皮が乾燥して大量のフケが発生することで毛穴を塞ぎ、頭皮や毛根が炎症することで脱毛することで発症するのが粃糠性(ひこうせい)脱毛症です。
コレもはっきりとした原因は分かっていませんが、考えられるのが強力なシャンプーで皮脂を摂り過ぎやホルモンバランスの乱れです。
まとめ
以上大まかに脱毛症の種類をまとめてみましたが、これ以外にもいくつかの脱毛症がありますが、どれも非常に少ないと言われ、脱毛症全体の5%に過ぎないとされ、特に男性の場合は95%がAGA(男性型脱毛症)と言われています。