ダニの死骸

ヘアブラシ

美しい髪をいつまでも保つには毎日のブラッシングは欠かせませんよね。

しかし毎日のブラッシングに加えてきちんとシャンプーしているにも関わらず、髪がべた付いていたり嫌な臭いを指摘されたりすることはありませんか?

ひょっとしてそれ、ブラシに住みついたダニやバクテリアが原因かもしれませんよ。

せっかく毎日シャンプーで洗髪しても、ブラッシングでダニやバクテリアを髪に移してしまえば、髪のべたつきやニオイが発生する原因になったりすることがあるそうです。

実は私もブラシの手入れをサボっていて、根元にはたくさんの髪の毛が絡まり、白っぽい埃のような固まりがびっしりと詰まっているんですよ(^^ゞ

幸い髪のべたつきや嫌なニオイを指摘されたことは無いのでまだマシかもしれませんが、ここ30年間で薄くなった頭頂部はブラシの掃除をサボっていたせいかもしれません(*_*)

そこで今回はヘアブラシの汚れが髪に与える影響や掃除の仕方について調べてみたのでご紹介しますね。

スポンサーリンク

ヘアブラシに溜まった汚れがダニやバクテリアのエサになる

ヘアブラシを毎日使っているとしだいに根元に髪の毛が絡みついたり埃が目立ってきますよね。

これは頭皮に分泌されている皮脂や整髪料などがブラシに付着して、そこにホコリやゴミがくっついた状態になるため、非常に不衛生になります。

また溜まった皮脂やホコリがダニやバクテリアのエサになり繁殖を許してしまうのです。

長期間汚れを放置したヘアブラシはダニやバクテリアの塊になっているのかもしれませんよ。

また、ホコリが溜まったヘアブラシは静電気を帯びやすくなり髪を痛める原因にあることもあるので注意が必要です。

ダニやバクテリアは頭皮のトラブルの元

以前テレビ番組で何度か「顔のダニ」について特集が組まれていましたが、顔の上をダニがうごめいている姿を観た方もぞっとしたことでしょう。

ダニの専門家に言わせると、一つの毛穴に平均して2匹のダニが住みついているそうで、もちろん頭皮にもダニは住みついているといいます。

人の頭皮の毛穴は10万個といわれていますからダニは20万匹住みついていると考えられます。

そのダニがエサとしているのが皮脂と言われていますから、ヘアブラシを使用することでさらにダニが増えてしまうことになるのです。

ダニと聞くと「奇麗にして一匹残らず退治しなきゃ」と感じてしまいますが、実は皮膚のダニも皮脂を適量に保つために必要な存在なのです。

なので無理やりダニを退治する必要は無く、適度にダニと“共生”していく必要があるのです。

ダニが増えるということはエサになる皮脂も必要になりますから、ダニが増え過ぎるということは頭皮に必要な皮脂まで食べつくしてしまいバリア機能が無くなってしまうことになるのです。

バリア機能の無くなった頭皮は乾燥し過ぎたり紫外線から守られ無くなるので炎症を起こしやすくなり抜け毛の原因になったります。

参考記事:シャンプーし過ぎが薄毛を招く

スポンサーリンク

プラスチック製ヘアブラシの掃除の仕方

プラスチック製のヘアブラシは安価でコンビニやスーパーなど、どこでも手に入る商品ですが、静電気を帯びやすく髪にとってはあまり良いとは言えません。

ただ、絡まった髪の毛やホコリを取り除くことが割と簡単に出来るので、髪が丈夫な人にとっては手放せないようです。

しかし、簡単にお手入れが出来ることがアダになってついつい手入れを怠る人も少なくないようです。

プラスチック製のヘアブラシは見た目はスカスカなので、絡んだ髪の毛は手でも簡単に取り除くことが出来ます。

それでも専用のヘアブラシクリーナーで最低週に一度は髪の毛やホコリなどを取り除く必要があります。

また月に一度の割合でヘアブラシを丸洗いする必要があります。

風呂桶や洗面器にぬるま湯を満たして少量のシャンプーを加えて泡立ててからヘアブラシを手で洗います。

洗い終わったらタオルで拭いてから自然乾燥でOKです。

動物毛ヘアブラシの掃除の仕方

髪に良いとされる動物毛のヘアブラシで最も多く使われているのが猪の毛です。

プラスチック製のヘアブラシに比べて高価ですが、猪の毛は適度に弾力があり静電気も帯びにくいので髪を痛めることは少ないとされています。

それでもホコリが溜まってしまってはせっかく猪の毛も“宝の持ち腐れ”になってしまうので日頃の手入れが必要です。

しかし掃除となると簡単ではなく最初はけっこう面倒くさいです。

まずプラスチック製のヘアブラシのようにお湯で丸洗いすると毛が抜けたり土台の木が割れてしまうことがあるのでなるべく避けなければなりません。

もっとも効果的なのはネットでも購入できる「ブラシクリーナー」でその都度汚れを落とすことです。

面倒と感じるかもしれませんが習慣化すれば気になりません。

ただし、長期間掃除をせずに放置して汚れがひどい場合はプラスチック製のヘアブラシと同様にぬるま湯にシャンプーを加えて洗うしかありません。

洗った後は上下に振ってしっかりと水分を取り、毛を下にして陰干しすればOKです。

清潔なヘアブラシで髪を手入れすればザスカルプ5.0Cの効果もより高くなるというものです(*^_^*)

スポンサーリンク