ダイエットに励んだり生活習慣病の予防にと、食べ物には何かと気遣うことが多くなってきた今日この頃。
少しでもカロリーが低い食べ物を選びがちではないですか?
何を隠そう私もその一人。
スーパーに行っては必ず食べ物のパックの裏を見ては「エネルギー」のところを確認して高そうなのは買うのを控えています。
また最近では糖質をカットすればダイエットにも良いし、健康にも良いとされている傾向がありますよね。
コンビニのファミマでも糖質カットのスイーツが売られていたり、「ロカボ食品」と名付けて様々な糖質カット食品が開発されつつあります。
そんな中、カロリーゼロの食べ物がハゲる原因になると警鐘を鳴らしている人がいます。
その人とはヘアコンサルタントの五十嵐洋子氏。
五十嵐氏が言うには血糖値が高いと髪への栄養分が滞り易いといいます。
糖質カットで血糖値は低くなるはずなのに何故?
いったいどういうことなんでしょうか・・・
糖分の取り過ぎは肥満や糖尿病の原因になるが・・・
糖分の過剰摂取は肥満や糖尿病の原因になることは昔から知られていましたが、WHO(世界保健機構)でも標準体型の成人で約25g以下の糖分摂取量を推奨してきました。
その後、こうしたことを考えて食品業界は糖質カット食品を次々と開発してきましたよね。
特に清涼飲料水はカロリーゼロを前面に出した商品がたくさん開発されてきた感がありますよね。
これにつられて運動をしながらカロリーゼロのスポーツ飲料ばかりを飲んできた人も少なくないはず。
ところがこうした「カロリーゼロ」食品には落とし穴があったんです。
カロリーゼロの食べ物でも糖質は含まれる?
実はカロリーゼロと言っても全くゼロということではないんだそうです。
というのも、厚生労働省の栄養成分表示のルールには100mlあたりの糖質が0.5g未満であればカロリーゼロの表示が許されているんです。
たとえばゼロカロリー清涼飲料水の500cc中には2.5g未満の糖質を含んでいてもカロリーゼロと表示してもお咎めなしなんです。
つまりカロリーゼロにだまされて清涼飲料水ばかりを飲んでいると気がつかないうちに糖質を摂りすぎる可能性もあるわけです。
ダイエットや健康のためにわざわざ余分にお金を出してカロリーゼロ食品を選んできたのに、たくさん摂取したらかえって太ったり健康を害したとしたら騙されたようなもんですよね。
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人工甘味料に依存性?
さらにもっと怖いは話があって・・・
人工甘味料ってありますよね。
甘さは砂糖の○○倍、カロリーは●●分の一とか、肥満や糖尿病を気にしていた人にとっては思わず飛び付きたくなる謳い文句でした。
今ではどこのスーパーでも置いてあるほど定着しつつある商品になっています。
私も母親が糖尿病ということもあり、わざわざ高いお金を出して人工甘味料を購入していたんです。
価格なんて普通の砂糖の倍以上の値段がしますからね。
でも母親のためと思って我慢して購入してきたのです。
しかもいくら食べても血糖値が上がらないので全ての料理に人工甘味料を使っていたんです。
また、甘さも砂糖に引けをとらないくらい甘くて本当に便利なものだったんです。
ところがこの人工甘味料には依存性があるというから驚きです。
つまり人工甘味料を使っていると脳の快楽中枢が刺激されて摂取すればするほど、より強い甘みが欲しくなるという“甘み依存性”があるというではありませんか!
また恐ろしいことに、人工甘味料はまだ未解明な部分があるとのことで、多くの問題を抱えているとも言われており、今後様々な健康被害が出てくる可能性も否定できないんだとか。
これでは糖尿病に良いどころか悪化させてしまう可能性もあるわけで、何のために高いお金を払って人工甘味料を購入してきたのか・・・
カロリーゼロが血糖値を上げてしまう?
カロリーゼロの清涼飲料水や人工甘味料を使用してきたことが、一時的な効果でしか血糖値を抑えることが出来ないばかりか、長い目で見たら血糖値が上がってしまうことになる可能性もあるだけでなく、未知の健康被害もあるかもしれないのです。
髪の毛に届けられる栄養分は生きていくために必要な全ての組織に優先的に届けられ、生命維持に関係のない髪の毛には余った分しか届けられないと言われています。
そこへもってきて血糖値が上がることで血管が傷つき、血液がドロドロになれば髪の毛に届けられうはずの栄養分も滞りがちになります。
つまりカロリーゼロにつられて商品を選んでいるとかえってハゲてしまう可能性も否定できないということのようです。
あまり商品の謳い文句を鵜呑みにするのも考えものですね。
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