ここのところ健康志向が高まる日本において古くから注目されているのがクエン酸が髪に良いとの情報を耳にしました。
健康に良いというのは何となく知ってはいましたが、髪にも良いとなると薄毛に悩む人にとっては無視できないですよね。
そういえばみかんを良く食べる人は髪の毛がフサフサのような気が・・・
クエン酸は柑橘系の果物に多く含まれていることはよく知られていますが、キッチンのアルカリ性の汚れを中和して落とすのによく使われていますね。
健康食品としてだけでなくお掃除にもよく使われる貴重な成分と言えますが、髪にも良いとされているのはどのような効果からなんでしょうか?
そこでクエン酸が髪の毛にどのように好影響を与えるのか調べてみました。
クエン酸はデトックス効果がある
私達の身体には日頃の食事から少しずつですが食べ物に含まれる毒素や老廃物が蓄積されていきます。
こういった身体にとって有害な物質はすぐに体調を崩すというものではありませんが、いずれは何らかの症状を引き起こすとされています。
そんな毒素や老廃物を体外に排出してくれる働きがあるのがクエン酸です。
血液中の老廃物をろ過して尿と一緒に体外に排出してくれる機能を担う臓器が腎臓ですが、腎臓のおかげで血液をきれいでサラサラにしてくれるんですね。
その腎臓機能の助けになるのがクエン酸なのです。
こうしたクエン酸のデトックス効果が美肌やアンチエイジング効果があるとされているのです。
髪の毛も頭皮環境に大きく影響を受けることからクエン酸が髪の毛に与える影響は大きいといえます。
クエン酸が乳酸の分解を促進
生活習慣の乱れや加齢、ストレスが溜まると疲れを感じるのは、基礎代謝が低下して疲労物質が溜まるからですが、この疲労物質というのが「乳酸」です。
乳酸が溜まった状態で放置をしておくといつまでたっても疲れが取れず、太り易くなったりします。
そんな乳酸が作られるのを抑制する働きのある物質がクエン酸と言われているのです。
というのもクエン酸には細胞を活性化させる働きがあるからで基礎代謝をアップしてエネルギーが作られるからです。
つまりクエン酸には疲労回復効果や太り難い体質にする働きがあるということです。
髪の毛の成長には基礎代謝が大きく関わっていることを考えればクエン酸に髪の毛の痛みを改善させる働きがあるというのもうなずけますね。
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クエン酸の抗酸化作用
クエン酸にはデトックス効果や乳酸の分解促進の他に抗酸化作用もあります。
人は生きていくうえで必ず発生しているのが活性酸素で、有害な細菌やウィルスを殺してくれる働きがあることで知られています。
もちろん頭皮に有害な雑菌を殺してくれるのも活性酸素が関わっているのですが、活性酸素も増え過ぎると様々な臓器を錆びつかせて老化したり動脈硬化になったりすることがあります。
なので増えすぎた活性酸素を抑制する必要があるのですが、その役目を担うのがクエン酸なのです。
つまり頭皮の老化にもクエン酸が効果的と言われているのです。
クエン酸はミネラルの吸収を促進
髪の毛にはミネラルが必要であることはよく知られていますが、その中でも有名なのが「亜鉛」ですよね
亜鉛を摂ると髪の毛が早く伸びる効果があるらしいにも書いてありますが、亜鉛は髪の毛の主成分であるタンパク質の合成に欠かせないミネラルです。
しかし亜鉛はなかなか吸収され難いミネラルとされていますが、その亜鉛の吸収をクエン酸が包み込んで体内に吸収されやすくする働きがあるのです。
育毛サプリで亜鉛が広く使われていますが、クエン酸を一緒に摂るとより効果が高いかもしれませんね。
健康に良いものは髪にも良いというのが私の持論ですが、まさにクエン酸はそれに匹敵する食品です。
噂によれば医療の世界ではクエン酸の効果はよく知られているようで、安価なクエン酸を皆が摂るようになったら健康になって医者に行く必要がなくなるという懸念を持っているそうです。
これは育毛業界も同じで、クエン酸の普及が拒まれている要因かもしれませんね。
クエン酸は安価で購入できる
クエン酸は安価だけにどこでも購入できると思いますが、薬局なら間違いなく売っているでしょうし、通販大手のアマゾンでも食用のクエン酸が1kgが1000円で購入できますよ。
クエン酸は柑橘系の果物や梅干しからでも摂ることが出来ますが、柑橘系の果物の中には紫外線を吸収する「ソラレン」を含むものもあり、純粋なクエン酸を購入したほうが間違いないかもしれませんね。
頭皮が紫外線を吸収して頭皮環境に悪影響が出ることも考えられますから・・・
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