フケ

フケ

どんなにカッコいい男性でも、どんなに奇麗な女性でも肩に溜まったふけを見たら幻滅してしまいますよね。

ふけは頭皮の新陳代謝で自然に発生する物なので、多少のふけなら気にする必要は無いのですが、きれい好きな人は気になるようで何とかしてふけが出ないように対策を立てているようです。

こういった人の多くはシャンプーで頭皮をゴシゴシと擦ってふけを取ってしまおうと念入りに洗うのですが、ほとんどの人はふけが出なくなることは無く、ふけとりシャンプーを使ってみる人も多いといいます。

ふけは頭皮の古い角質層が剥がれおちたもので、ふけとりシャンプーは主成分である硫黄分が古い角質層を溶かすように出来ています。

ということはふけとりシャンプーは頭皮に負担がかかり過ぎて、使いすぎると頭皮にダメージを与えることになってしまいます。

またふけとりシャンプーはせいぜい1カ月に1度くらいの使用頻度が限界で、あまり使いすぎると新しい頭皮まで剥がすこともあるそうで、よけいにふけが増えてしまうこともあるとか。

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シャンプーの使用をやめたらふけが出なくなった

私の体験ですが、よく家族から肩にふけが溜まっていることを指摘され、ふけとりシャンプーをはじめいろんなシャンプーを試してみましたが全く改善することが無く、仕方が無いので他人と会うときはブラッシングで事前にふけを落としてから外出していました。

しかし、それでも多少はふけが出てきてしまい、おそらく周りに人には不快な気持にさせていたことでしょう。

そんなことを続けながら、あるとき「湯シャン」という洗髪方法を知ることになり実践してみることにしたのです。

湯シャンとはその名の通りシャンプーを使わずお湯だけで洗髪する方法です。

やり方は髪をお湯で流しながら指の腹で側頭部、後頭部から頭頂部にかけてマッサージして、タオルで頭皮を軽くこする程度に洗う方法です。

この方法は薄毛を改善する方法として普及している洗髪方法で、一定の効果が報告されていますが、残念ながら私には薄毛改善効果はありませんでした。

しかし気が付いたらふけが全く出なくなっていたのです。

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ふけは頭皮の乾燥が原因だった

昔は頭をかけば大量のふけがパラパラと目の前に落ちたものです。

ところが今はいくら頭をかきむしっても全くふけが落ちることはありませんし、かゆみもありません。

ということは、私の場合ふけが増えたのは頭皮の乾燥が原因であり、元はといえばシャンプーを使っていたことと思われます。

ふけを無くそうとマメにシャンプーをしていたのがかえってふけを誘発していたとは何とも皮肉なものです。

皮脂が原因で薄毛になるというのは嘘?

シャンプーしないと皮脂が残って毛孔が詰まり薄毛になるというのが常識になっているようですが、これに異を唱える人もいるんですよ。

その人いわく、皮脂が多いと薄毛になるのではなく、薄毛になる人は皮脂が多く分泌されるというのです。

これはどういうことかというと、薄毛の95%を占めると言われているAGA(男性型脱毛症)の原因が男性ホルモンであることはよく知られていますが、

男性ホルモンが多い人は皮脂の分泌が元々活発なために薄毛と皮脂の多さがセットになっているからです。

結局何が言いたいのかというと、皮脂は薄毛の原因になっているわけではないので無理に取る必要は無く、シャンプーなどで皮脂を取り過ぎると頭皮が乾燥してよけいにふけが出るということです。

参考記事:AGAで脱毛する仕組み

どうしてもシャンプーしたいなら刺激の少ない物を

ふけは長期的な頭皮ケアが必要になりますからなるべく頭皮に刺激を与えないようにすることが望ましいです。

そのためにはシャンプー剤を使わないという選択肢もアリですが、どうしてもシャンプーを使わないと気持ち悪いという方もいるでしょう。

そんな方は市販の安いシャンプーは避けてそこそこ高価なシャンプーを使いましょう。

というのは、市販のジャンプーは使い心地に重点をおくあまりに頭皮を守るという概念が低い傾向があるからです。

頭皮に良いシャンプーは泡立ちが悪いというのが頭皮を扱う専門家の間では常識になっています。

ユーザーはどうしても泡立ちが良いと汚れも落ちやすいと考えがちですが、泡立ちが良いほど頭皮に与える刺激も強いと考えてください。

シャンプー剤の量を調整したり、シャンプーを使用する頻度を変えたりと自分なりに試してみて最も良い条件を見つけることがベストと思われます。

参考記事:AGAで脱毛する仕組み