赤ちゃんの髪の毛って触っていて気持ちが良いのですが、撫でていると引っかかりが…。
ゴミかと思い見ると、なぜか毛玉が!
毛玉ができるとクシは通らないしいろんなところで引っかかって痛いんですよね。
毛玉を解こうとすれば必要な毛まで抜いてしまうことも・・・
毛玉まみれの頭になる前に、毛玉を防ぐ方法はあるのでしょうか。
なぜ毛玉は出来るのか?
大人の髪の毛は、頻繁には毛玉は出来ません。
しかしなぜ赤ちゃんだけ毛玉が出来てしまうのかと言うと、それは寝ている時間の差です。
特に新生児期から寝返りやハイハイが出来るようになるまでに毛玉は出来やすいのです。
赤ちゃんは首が座っていなくても、寝ながら左右に頭を動かし、色々な情報を吸収しています。
この左右に頭を動かす事がくせ者で、頭と布団の接地面が常に擦れた状態になっています。
髪が抜ける場合もありますが、割りと髪の毛が生えている赤ちゃんだと絡みあってしまい、布団の繊維も絡まって毛玉になってしまうのです。
あまり酷くない毛玉なら手で簡単に解ける
酷くない毛玉なら案外簡単に手で解くことは可能です。
とは言えそこばかりに集中していると、すぐ頭を動かしてしまい、なかなか思うようにいきません。
赤ちゃんがミルクなど飲んでいる時がチャンスで意識が食事に向いています。
抱っこしながら優しく髪の毛を解いてあげましょう。
しかし絡まりが取れても部分的にチリチリしてしまっています。
お風呂で髪を洗ってあげて数日経てば元に戻りますが、気になるようであれば少しベビーオイルをつけて伸ばしてあげましょう。
でも赤ちゃんのミルクの間だけではベビーオイルまで済ませられない場合、ほっといても大丈夫です。
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赤ちゃん用リンスインシャンプーに変える
たいていの赤ちゃんはベビー用の石鹸で全身洗っているでしょう。
ベビー用石鹸にも全身洗えると書いてあるはずです。
ですが石けんだと髪の毛がきしむのが難点なんですよね。
こんな時は体はベビー用の石鹸、頭を洗う時は赤ちゃん用のリンスインシャンプーと使い分けをする事により、指通りもなめらかになり絡まりにくくなってきます。
もしそれ以上の対策を取りたいのであれば、よく毛玉になる部分に大人用のコンディショナーを指先にちょこっとつけて、部分的にコンディショナーをつけてあげましょう。
ただし頭皮には絶対つけないようすることと、しっかりとすすぐことを心がけてください。
洗い流さないトリートメントの方が効果がありそうですが、1日中つけっぱなしになってしまうので、まだ肌が弱い赤ちゃんにとっては頭皮トラブルの原因となってしまいます。
乾かしたら終わりではない!
赤ちゃんの髪の毛は薄い産毛なのでタオルで拭いてしまえば乾いてしまい、またフワフワに戻っているので、そのままっていう方も多いのではないでしょうか。
まず服を着せる事が大変なので、ブラッシングは忘れてしまいがちですよね。
しかし髪の毛はブラッシングをしないと絡まりやすいのです。
大人の髪の毛に成長してブラッシングをサボっていると指ではほぐせない程に絡まってしまって、結局絡まった部分をカットしてしまうことになります。
でも大人の髪の毛は多くあるので、ほんの少しカットしたぐらいでは誰にも気づかれません。
大人でもブラッシングをサボっただけで絡まってしまうので、毎日寝ている時間が長い赤ちゃんはもっと絡まりやすくなってしまいます。
絡まったら大人みたいに部分的にカットしてしまえば良いと思われそうですが、まだ産毛で細い髪の毛なので、そのままでも頭皮は見えています。
根元の方から絡んでいるからと、簡単にカットしてしまうと頭皮がむき出しになってしまいますし、見た目も円形脱毛症を患ったかのようにあまり良くありません。
やっぱりブラッシングは大事なことで、お風呂上がりだけではなく、こまめに1日数回はブラッシングをしてあげましょう。
大人が使うようなブラシではなく目の細いクシを使ってください。
どんなものを選んだら良いかわからない人は、赤ちゃん専用のクシとブラシのセットがあるので利用しましょう。
引用:https://products.pigeon.co.jp
クシは先が丸くなっていて頭皮を傷つけにくくなっています。
ブラシは柔らかいナイロンの毛を使っているので、こちらも頭皮を傷つけにくくなっています。
赤ちゃんの髪の毛を解かす時は、大人であれば多少引っ張ったところで問題はないのですが、赤ちゃんはまだ毛根自体未発達な状態です。
ちょっと引っかかりがあるからと無理やり引っ張ってしまうと、すぐに抜けてしまうので、髪の毛を手に持ち根元の方から優しく優しくブラッシングしてあげてください。
がっつりと髪の毛を解かしてしまうと、髪の毛が引っ張られ痛がってしまうので注意が必要です。
まとめ
赤ちゃんの髪の毛の毛玉は、日頃から手入れをしていればだいぶ変わってくるようです。
面倒だからとハサミでカットするのではなくできるだけご紹介させていただいた方法で解いておげるようにすれば赤ちゃんも嬉しいはずです。
赤ちゃんは手をかければかけるほど愛おしさが増してきますから今の時期だけでもたくさん手をかけてあげるのも一つの考え方かもしれませんよ。
キチンと手入れをし、毛玉になった場合でも優しくほどいてあげましょう。
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