健康のためなら睡眠の質を上げることが重要であるといいますよね。
髪の毛も睡眠の質が大きく影響しているってこともよく知られています。
睡眠を改善するだけで薄毛が治るなら、この世からハゲの人はいなくなると思うのですが、なにか特別な睡眠方法があるのでしょうか?
でも寝るだけで薄毛が治るなら試してみる価値はありますね。
実際のところ睡眠と薄毛の関係性はあるのでしょうか?
質の悪い睡眠は体の敵!
睡眠を取らないでいると死に至ってしまうくらい体には大切な睡眠です。
精神的にもかなり負担がかかるので毎日しっかりと睡眠を取っていきたいものです。
しかし寝れないからと言って睡眠薬や、アルコールに頼って無理矢理寝てしまうと眠りの質が非常に悪く、浅い眠りのレム睡眠が続きます。
人は浅い眠りの時に見た夢を覚えているのですが、この浅いレム睡眠が続くことにより体の疲れは取れず悪夢にうなされ、朝起きたらぐったりとしている感じになってしまっています。
質の良い睡眠とは、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りにつくノンレム睡眠を繰り返すことで、ノンレム睡眠は、深い眠りに入っているので体や脳もお休み常態になります。
髮にはこのノンレム睡眠が最も重要で最初に訪れるノンレム睡眠時に髮に必要な成長ホルモンが一番多く分泌されているのです。
浅いレム睡眠ばかりだと成長ホルモンが分泌されないので、出来る限り睡眠薬やアルコールに頼った睡眠は避けるようにしましょう。
寝る子は育つということはこういうことだったのですね。
自分は睡眠時間が短くても全然平気!なんて人もいますが、継続した睡眠時間を取れずにいると、成長ホルモンが分泌されにくくなってしまうので毛根部にある毛母細胞の細胞分裂がうまくいかず新しい髪の毛が生えづらくなってきます。
とはいえ何時間寝れば良いのか分からないと思いますので、あくまで参考ですが、成長ホルモンは眠りついてから3時間くらいして分泌が始まります。
忙しいからと毎日3時間ぐらいしか寝ていない場合は、成長ホルモンの分泌は不十分な状況です。
せめて6時間は寝るように心がけてください。
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お肌や髪にゴールデンタイムが!
夜更かしをした翌朝は顔がむくんだり吹き出物が出来たりしていませんか?
髪にも夜更かしは禁物です。
髪が成長する時間帯は22時~2時 と言われています。
これはお肌も同じなので覚えておくと便利ですよ。
しかし外現代人は忙しいので22時に寝ることは、なかなか難しい事だと思います。
22時から2時の間というのは昔の考えであって現代のゴールデンタイムは眠りに入った時間によって人それぞれ変わってくるそうです。
睡眠のサイクルは90分でレム睡眠ノンレム睡眠を繰り返していきます。
レム睡眠の後には深い眠りのノンレム睡眠が訪れます。
90分×2=180分後は3時間ですが、現代のゴールデンタイムは眠りについてから3時間後から始まるわけです。
今更成長する必要はないと大人は考えますが成長ホルモンは、背を伸ばしたりするだけではなく新陳代謝を活発にし、頭皮を生まれ変わらせることができます。
新しい頭皮に生まれ変われば、髪も生き生きとしてくるはずです。
なんにせよ睡眠不足は不健康になる一方です。
体が不健康な状態で髪だけ健康の状態なんてことはありえません。
不健康な生活をしている人は髪の毛がパサついたり、薄くなったりしています。
ある意味神は健康のバロメーターかもしれませんね。
夜勤と日勤の交互の仕事をしてるんだけど…
夜勤の場合は夜寝ることができません。
したがって昼間寝ることになると思うのですが睡眠をとるためにはメラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンが必要です。
メラトニンの分泌が深い眠りにつくためにはかなり必要なホルモンなのです。
しかしメラトニンは外が明るい昼間にはほとんど分泌されることはなく、暗くなったら分泌されます。
昔の人のように太陽が昇ったら活動し暗くなったら寝るという習慣が理想なのですが、そんな理想論ばかり言ってられません。
もし夜勤などで、昼間寝なくてはいけないのであれば、カーテンを開けぱなしにして寝るのではなく遮光カーテンなどで光を遮りできる限り暗くして寝ましょう。
暗くすればするほどメラトニンは分泌されるので深い眠りにつくことができます。
深く眠ることができれば体も元気になり毛母細胞もしっかりと活動してくれます。
まとめ
睡眠の質を高めることにより、今まで元気のなかった毛母細胞が活性化し薄毛が改善するように思われます。
しかしただ寝ているだけではいけません。
質の高い睡眠をとることが髪の質も高め薄毛になりにくいのです。。
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