夜はパサパサじゃなかったのに朝起きたら髪がなぜかパサパサになっている時があります。
朝は1分でも寝ていたいのに髪がパサパサのおかげで、いつもより早起きをしてパサパサの髪を治さなくてはいけません。
なんで朝になると髪がパサパサになってしまうのでしょうか。
朝に髪がパサパサになる原因がわかれば対処法も見つかるかもしれません！
髪がパサパサになる原因としては…
髪が傷んでくると本来魚の鱗のように閉じているはずのキューティクルが、開いて剥がれ落ちてしまい、髪一本一本に水分を閉じ込めておくことができなくなってしまいます。
当然考えてみれば本来閉じている健康な髪のキューティクルはしっかりと水分を蓄えていてくれます。
水分があるということはパサつきが少ないのです。
では開いて傷んでしまった髪のキューティクルは水分が蒸発し放題です。
これが朝、髪がパサパサになる原因のひとつです。
髪が傷む原因はいろいろありますが、代表的なものはカラーリングやパーマを頻繁にかけたりすると髪はかなり傷んでしまいます。
カラーリングもパーマもかけていないのに朝、髪がパサパサになってしまっている場合、考えられる原因としては髪をしっかりドライヤーで乾かしていない事が原因の場合もあります。
髪は濡れているとキューティクルが開いた状態になっているので、髪が濡れている時間が長ければ長いほど、摩擦によってキューティクルがダメージを受けていきます。
一刻も早く寝たいからと、適当にドライヤーで髪を乾かし、生乾きの状態で寝てしまうと今度は枕と髪が擦れあってしまい、かなりのダメージを受けてしまいます。
一時期ドライヤーが手元になかった頃、タオルドライだけをし、髪を乾かすことなく枕にタオルを引いて寝ていたら朝は起きたら髪がパサパサになって、通常の2倍ぐらいまとまりが悪くなり、とても髪を下ろして出かけることもできない状態になっていました。
言うまでもなく対処法としては、髪を洗ったら補修効果のあるトリートメントを使い、完全に髪を乾かしてから寝るようにしてください。
これを怠るとパサパサになるだけではなく、枝毛や切れ毛の原因にもなってしまいます。
髪の毛をドライヤーで乾かせと言ったけども…
ドライヤーを長時間当て続けるとやはり乾燥してしまいます。
ドライヤーを当てる時間は極力短くして、乾燥を防ぐようにしましょう。
しかししっかりと髪を乾かすようにと書きましたが、長時間ドライヤーを当てなくて済む方法はあります。
それはしっかりタオルドライをすることです。
水が滴ったままでドライヤーをかければ当然ドライヤーを当ててる時間が長くなります。
ゴシゴシとタオルで髪をこすると髪の傷みは激しくなってしまうので、お風呂から上がったら軽く髪の水分を切り、頭皮から毛先に向けて厚手のタオルで水分を吸い取っていきましょう。
頭皮にはタオルを押し当て揉み込みながら水分を吸い取り、髪はタオルで挟み込むようにして水が滴り落ちない程度までタオルドライをしてください。
そこまでタオルドライができたのであれば、ドライヤーを当てる時間がかなり短くなります。
ドライヤーの当て方としては頭皮から順番に毛先に向かって当てて行きます。
とはいえドライヤーをかなり頭に近づけすぎると温風当たりすぎて乾燥を招いてしまいます。
20cmは離して、一箇所に温風が集中しないように場所をずらしながら乾かしてください。
このやり方でしっかりと髪の毛を乾かしましょう。
エアコンをつけっぱなしはNG！
夏場にエアコン無しで寝るのは熱中症になってしまうので、エアコンを使うなとは言いません。
しかしエアコンの風は喉を痛める人も多いぐらい乾燥してしまいます。
せめて夏場は髪にエアコンの風の直撃を避け、できたら加湿器も併用した方が良いでしょう。
加湿器がなければ枕元に洗濯物を干してある程度の湿度は保ってください。
冬場はもっと乾燥します。
寒いからとエアコンをつけっぱなしで寝る人は少ないでしょうが、室温自体が低くても空気がとても乾燥し、朝起きたら喉が痛くなっている場合もあるのでマスクをつけて寝る人も多いことでしょう。
喉を守っても髪は乾燥しっぱなしです。
やはり冬場の加湿器をフル回転させ、枕元に湿度計などを置き湿度は50%を切らない程度まで部屋の湿度を上げてあげましょう。
湿度を上げることにより髪が乾燥してパサパサは防ぐことができます。
湿度が低すぎると顔は乾燥してカサカサになり喉はガラガラ痛くなり、そして髪はパサパサになってしまいます。
まとめ
朝になると髪がパサパサになってしまうのは乾燥が主な原因でした。
しっかりと髪を乾かし、部屋の湿度をある程度まで保つことにより朝のパサパサは改善されてきます。
