薄毛が気になる人なら頭皮のマッサージは一度は行っているはずです。
私も何度か試しては見たものの目に見える効果は無かったので止めてしまいましたが、仕事の合間や通勤時間に頭皮のマッサージを行うことって周りの視線が気になり出来るものではありませんよね。
車の運転中でも赤信号で止まっている時なら出来るだろうと思うかもしれませんが、これが隣の車や対向車に知り合いや近所の人がいるかもしれないと考えると、これもなかなか出来るものではありません。
唯一出来るとしたら自宅にいる時くらいでしょうか。
しかし、自宅にいる時くらいはテレビでも見てボーとしていたいもの。
そう考えると最も頭皮マッサージが出来るのが洗髪中ではないでしょうか。
実は私も洗髪のついでに必ずマッサージを行っているんですよ。
しかも洗髪マッサージで効果があったのか薄毛が改善しつつあるのです♪
育毛剤だけに頼っていては薄毛の改善は期待できませんからね。
ここでは洗髪マッサージの薄毛改善効果についてみていきます。
洗髪マッサージは頭皮が柔らかくなる
薄毛になっている人はおおよそが決まって頭皮が硬いです。
私も以前は頭皮がカチカチで、マッサージをしようにも動かしにくかったのを今でも覚えています。
頭皮が硬いということは血流が悪いということなので毛根への栄養分も滞りがちになり、毛母細胞の分裂も活性化されなくなります。
ある外科医が頭部の手術をするときに、禿げている人の頭部を切開しても髪が多い人ほど出血が多くないので手術がし易いと言ってました。
それくらい髪が薄い人は頭皮の血流が悪くなっているのです。
頭皮の血流が悪くなっている症状というのが頭皮が硬くなっているということです。
薄毛を予防・改善するには頭皮の硬さには注意をはらっていきたいものです。
洗髪マッサージは頭皮を軟らかくする最も手軽な方法といえます。
洗髪マッサージで毛孔に詰まった皮脂を押し出す
育毛剤を付けても毛根まで届かなければ意味がありません。
それが毛穴に詰まっている皮脂です。
洗髪と同時にマッサージをすることで毛孔に詰まっている皮脂を押し出して洗い流す効果があります。
これで薄毛を改善できる準備が整いました。
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洗髪マッサージもやり方を間違えると逆効果に
洗髪マッサージで最もやってはいけないことが爪を立ててのマッサージです。
薄毛になっているとただでさえ硬くなってピーンと張り詰めた頭皮に爪を立てれば簡単に傷つきます。
これでは薄毛を改善するどころかよけいに悪化させてしまうことになりかねません。
そのため洗髪マッサージは必ず指の腹で行うようにします。
またパッティングといって専用の器具で頭皮をトントンと叩く方法でのマッサージは一見血流が良くなるようなイメージがありますが、頭皮の組織を破壊させる可能性のある行為なのです。
組織が破壊されれば二度と髪が生えてこない事態になりかねませんから絶対にやってはいけません。
洗髪マッサージの正しいやり方
まず洗髪の前にブラッシングを行います。
出来れば獣毛製のブラシで前頭部から後頭部へ、側頭部から後頭部へとゆっくりと流すようにブラシを通します。
ブラッシングは埃や余分な皮脂を落とすと同時にマッサージ効果で血流を良くするので適度な圧をかける必要があります。
弱過ぎても強すぎても効果が無かったり頭皮を傷つけてしまうので、自分で気持ちが良いと感じるくらいの圧でブラッシングを行ってください。
ブラッシングが終わったら洗髪マッサージです。
お湯だけでの洗髪はすすぎの後に、シャンプーで洗髪するとときにはシャンプーをつけた後に行います。
まず側頭部に指の腹をあてて小刻みに動かしながら頭頂部に少しずつ移動させます。
次に後頭部に親指以外の指の腹をあてて中央に向けて小刻みに動かしながら徐々に頭頂部に向けて移動させます。
残る前頭部は生え際に指をあてて小刻みに動かしながら頭頂部に移動させます。
洗髪マッサージの後にツボ押し
洗髪マッサージが終わったら最後に髪の成長を助けると言われているツボを押します。
ツボは2か所
●上星
額中央の生え際から2cm位上に位置します。
●百会
両耳の穴を結んだ線の頭頂部の中央部分に若干ですが凹んだ部分があります。
これらの2か所を5~10秒くらい押すと頭皮の血流が良くなり髪の成長を促します。
洗髪マッサージと2か所のツボ押しをセットで行うことで薄毛の改善が期待できると言われています。
時間ですが長ければ長いほど高い効果が期待できますが5~10分くらいで十分かと思います。
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