白ごま油うがい というあまり聞き慣れない言葉を使用した記事が目にとまり、ざっと目を通してみたら、薄毛や白髪が改善できるというではありませんか!
この記事の中で一冊の本が紹介されており、その著者というのがメディアでも話題の医学博士・蓮村誠氏だそうで、2016年の9月に発売されたばかりだとか。
書名が『薄毛・白髪に効く! 「白ごま油うがい」』(蓮村誠/オレンジページ)となっており、アンチエイジング法を紹介する内容となっているようです。
なんでも方法というのが、ほぼ透明で無味無臭の「太白ごま油」を加熱処理してスプーン一杯分を口に含みうがいをするだけだそう。
こんな簡単な方法で本当に薄毛が改善するのか疑問に思いますよね。
しかし実際に10人のモニターで「白ごま油うがい」を試してみたところ、髪の密度が増して伸びる速度も速くなったとか、はっきりと発毛を確認したり髪がまとまり易くなったなど、はっきりとした効果が見られたんだそうです。
とはいえ10人のモニターの結果だけではまだまだ「白ごま油うがい」に薄毛改善効果があるのかははっきりしませんから鵜呑みにはできませんよね。
ちなみにこの本では他に、白ごま油うがいにあることを加えると髪が蘇るとか、白ごま油を使用した全身マッサージなど、アンチエイジング方法が満載だとか。
「白ごま油」をネットで調べてみると、やたら多くの「白ごま油は美容健康に良い」みたいなサイトがヒットするんですよね~
アマゾンでも白ごま油が売られているところをみるとどうやら健康に良いことは間違いないみたいですが・・・
本当のところはどうなのか・・・
そこで「白ごま油うがい」について調べてみました。
白ごま油には強い抗酸化作用がある
白ごま油はインドでは美容健康のために、うがいやオイルマッサージ用として広く使われているそうで、強い抗酸化作用により悪玉の活性酸素を抑制する働きがあるとのこと。
また白ごま油は肌への浸透力に優れ、肌の乾燥を予防してくれる効果もあるそうです。
肌も頭皮ももとは同じ皮膚ですから、頭皮の乾燥を防いで炎症を抑制してくれるというわけです。
また、マッサージにより血行を促進したりデトックス効果も高めたりするだけでなく、リラックス効果も得られるそうです。
リラックスするということは副交感神経を優位にさせ血流が良くなります。
こうした白ごま油の性質がうがいをすることで喉の乾燥を防ぎ歯周病にも効果的といわれています。
つまり、白ごま油うがいをすることで舌の下から白ごま油の有効成分がより効率的に吸収されることで体内に取り込まれるというわけです。
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白ごま油を加熱してから使用する
まず気を付けないといけないのは、普通のごま油では効果は期待できないということなので、必ず「白ごま油」を使用することです。
これは製造過程で焙煎して絞ったゴマ油に対して、白ごま油は焙煎しないで絞った油だからです。
この焙煎しないで絞った油に健康効果が高いためといわれているからです。
ただし、白ごま油はそのまま使用しても効果は限定的といわれています。
おススメは白ごま油を低温加熱して保存することで抗酸化成分が生成され、活性酸素により酸化され難くなるといいます。
ちなみに加熱方法は鍋に白ごま油を入れて弱火で90度くらいまでで加熱することがコツだそうです。
120℃以上にならないように注意が必要だとか。
十分冷めてからペットボトルなどの容器に移して冷蔵庫で3ヵ月は保存がきくそうです。
白ごま油うがいは大さじ一杯を口に含む
白ごま油うがいのやり方は普通の水を使って行う方法と同じで、白ごま油を大さじ一杯を口に含みます。
そして白ごま油を喉の奥に留めて30秒ほど声を出してうがいをします。
声を出すのは喉の奥まで白ごま油が達するためです。
最後に口の中全体に馴染むように30秒クチュクチュします。
そのまま飲み込んでも害はありませんが、飲むと気持ち悪くなってくるので吐きだした方が良さそうです。
この方法を朝と夕方に行うと効果的だそうです。
理想は毎日うがいをすることですが、週2回でも良いみたいです。
この記事を読んでいる方の目的は薄毛を改善することだと思いますが、健康にも良いとなればやって損は無いですね。
洗面所の片隅にでも専用の白ごま油を置いておき、まめにうがいをするようにしたいですね。
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